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【スタッフインタビュー#03】ブロックチェーンがもたらす金融の変革を最前線で発信

プロフィール

加藤 元康(かとう もとやす):

新卒でWEBマーケティング企業に就職し、8年以上にわたりSEM運用担当として200社以上のWEB戦略実行を支援。ハーチでは、HEDGE GUIDE仮想通貨部門の責任者兼デジタルマーケティング全般を統括している。

WEBマーケターとして働くも、新卒時の第一志望は金融業界

もともと金融業界を志望していて内定も頂いていたのですが、役員の天野に誘われたことがきっかけでWEBマーケティングの仕事を始めました。新卒からBtoBのSEMマーケターとして働き続けるなかで、いつかは経験を活かしてオウンドメディア専属のコンテンツマーケティングに携わりたいと思っていました。

仮想通貨については、Mt.GOX事件の会見を見ていたことや同僚がビットコイン投資を開始したという話を聞いていたことで、存在自体は知っていました。その時に具体的にアクションをすることはありませんでしたが、ハーチにジョインしたばかりの時にとにかく何かに挑戦したいという気持ちで「とりあえずやってみる」の精神で10万円ほどビットコインを買ったのが仮想通貨との本格的な関わりの始まりです。

専門家が少なく誤った情報が多いなか、良質な情報を整理して発信する

「ブロックチェーンや仮想通貨が世界を変える」という言葉は色々な情報媒体で見ますが、この業界はまだ誕生したての業界ということもあり、専門家と呼べる人間は非常に少ない状況です。そのため、誤った情報でもSNSで拡散されてしまうことも珍しくありません。そんな中、一次情報をもとに正しい情報を整理して発信することが必要だと考え、仮想通貨メディアを立ち上げました。

ユーザーだけでなくライターさんのためにも、できることのすべてが仕事

今はHEDGE GUIDEの仮想通貨領域すべての企画・編集・執筆までを担当しています。そこではもちろんマーケター目線での分析も行いますし、さまざまなメディアがしのぎを削るなかで思いつくすべてのアイディアに取り組んでいます。

その中でも特に辛くもあり、楽しいのが編集の仕事です。世界を変えると言われ日々開発が進む技術革新をキャッチアップし、その技術が変革しようとする伝統的な金融について学び、さらにそれを英語で学ぶ必要があるので、毎日が挑戦と勉強、反省の繰り返しです。

私達のメディアにライターさんの記事を編集・掲載するということは、月間十数万サイトに訪れるユーザーの皆さんにライターさんの作品を見ていただくという意味です。もし、記事に誤字・脱字、事実と異なる内容があろうものなら、ライターさんの評判を下げることになります。ですので、記事の編集を終えて記事を公開する際には「ライターさんを守るために自分ができることをすべてやり遂げたか?」と必ず自問自答するようにしています。

技術が世界を変えていく、そのプロセス・試行錯誤を間近で見られる

仮想通貨のおもしろいところは、世界が変わっていく瞬間に立ち会えること、そのために世界中の人々が繰り返すトライ・アンド・エラーにリアルタイムで参加できること、そして自分を取り巻くさまざまなサービスがどれほどの労力を払って確立されたものなのかをあらためて知ることができることにあると考えています。

仮想通貨には残念ながらネガティブな話題も多いことは事実ですし、正直に言って仮想通貨がどのようなものになっていくかは分かりません。それは私に限らず誰にも分かりませんし、もしかしたら仮想通貨自体がなくなってしまう可能性もゼロなわけではありません。ですが、名だたる大企業が参入を続け、間違いを起こしながらも従来の仕組みを一新するために取り組みを続けています。そして個人であっても、ビジネスとして、投資家として、消費者として、この「革命」に参加できるというのが、仮想通貨が多くの人を熱狂させた理由にあったのではないかと思います。

こうしたわくわく感の一方で、自分を取り巻く金融サービスがどれだけ考え込まれて作られたのか、不便ではあるものの利用者を守るためにどういう仕組みになっているのか、伝統的な金融サービスも完全なものではなく多くのトライ・アンド・エラーによって構築されたものなんだと知ることができるのも仮想通貨の魅力だと感じています。

インターネットがインフラとなりスマホがコモディティ化したように、ブロックチェーンも普及していく

仮想通貨が目指す決済通貨という目標の実現は意見が分かれるものだと思います。個人的にはそうした未来は考えにくいと思っていて、伝統的な金融サービスに融合するかたちでさまざまなユースケースが生まれていくのだと考えています。仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンが応用されていく中、そのユースケースのひとつに仮想通貨があるというかたちになっていくのではないでしょうか。

もちろん、すべてのサービスがブロックチェーンで解決する必要があるとは思いませんし、淘汰も進んでいくと思いますが、「インターネットの再来」「第四次産業革命」に挙げられるブロックチェーンは私達が気づかないうちに、私達の生活の中に取り込まれていくことになるのだろうと思っています。

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