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【後編】最後にシャッターを切るのはカメラマン。自分に与えられた役割とカメラを通して見える世界とは

こんにちは!360pict(サブロクピクト)採用担当です。今回は、カメラマン品田のインタビューを前編・後編に分けてお届けします。

前編はこちら

後編では、
・大切にしていること
・カメラマンとして必要なこと
・360pictでの成長
・今後の目標

などについて聞いてみました。ぜひ、最後までご覧ください。

【プロフィール】
カメラマン 品田
寡黙で落ち着いている一面と、静かに情熱を燃やす負けず嫌いな性格を持ち合わせる。趣味は映画やアニメ、写真を撮ること。サッカーはみるのもやるのも好き。現在はカメラマンとしてVR事業に貢献し、Wantedly用の写真撮影も担当。

大切にしていることを教えてください。

責任感ですね。

営業チームが案件獲得からディレクション、撮影の方向性やどこを撮るか、何を見せたいのかを詳細に指示してくれます。しかし、最後にシャッターを切るのは私たちカメラマンであり、その責任は非常に重く捉えています。

「もっとこうしていればよかった」「違う視点を選んでもよかったかもしれない」と一回の撮影から得られる気づきは膨大な数存在すると考えています。だからこそ私は「もっと良い方法があったはず」と自己反省し、どんなに忙しくとも改善点を見つけ出す時間を必ず確保するようにしています。

もちろん撮影時は常に全力を尽くしていますが、責任感をしっかり持ち、より良い写真を目指して、改善への努力、振り返りの時間は惜しまないことを大切にしています。

カメラマンとして必要なことはなんですか?

プロのカメラマンとして、常に高い向上心を持つことが重要だと思います。撮影が上手い方はたくさんいて、インターネットやSNSの普及に伴いそういった方々を見つけやすい世の中になっています。意識して成長していかないと、食べていけなくなるという危機感を持ってます。

前編でもお話ししましたが私自身、とても負けず嫌いな性格で、素晴らしい写真を見つけると悔しさを原動力にその理由を分析します。その悔しさを乗り越えるためには、分析したことを自分自身のスキルに置き換えていく必要があると考えているからです。

カメラマンは撮影の対象物の幅が広い一方で、かなり専門性の高い職業です。現時点での自分の能力を過信しすぎず、驕らず、今より一歩でもスキルアップできる道を選び行動し続けることが、カメラマンにとって必要なことだと感じています。

これまでを振り返って、360pictでどんな成長を得られたと感じますか?

業務面において、人物と建物のレタッチでは求められることが異なり、入社当初は編集作業にハードルを感じていました。また、建物の場合サイズも環境も日のあたり方も一つとして同じではなく、大小様々な障害物が立ちはだかります。

しかし飽き性な一面もある自分にとって、自分のスキルや経験の引き出しをフル活用してそれらの障害物を乗り越えること自体に楽しさを見い出し、似た障害物が現れてもこれまでに培った技術や知識を駆使すれば乗り越えられる力が確信に変わっていきました。

精神面において、入社前の私は与えられた仕事をどう効率化し、自分がいかに楽をするかばかり考えていました。「会社のため、メンバーのため」という発想があまりない状態ですね。その状態で入社してみると、自立し、互いを思い合い、責任感を持った言動をするメンバーに圧倒され、私はすぐにでも解雇されるかもしれないという危機感を持っていました。

しかしその時に「それではだめだ、自分も成長したい」と気づけたことは私にとってとても重要な瞬間だったと感じています。小人数の組織だからこそ、自分の役割をしっかりと認識し、会社やメンバーに対して積極的に貢献する姿勢が求められ、歓迎されることにも気づけましたし、物事を俯瞰で見られるようにもなりました。

そのように意識していくと、自分の努力が公正に評価され、会社全体で認めてもらえ、褒められることで大きなモチベーションに繋がっていきました。飽き性の私でも、メンバーの為に頑張り続けられる自分がいることに人としても成長できたと実感しています。

どんな方が360pictにマッチしていますか?また、どんな方と一緒に働きたいですか。

360pictにマッチするのは、自分の行動や結果に対して適切な自責の念を持ち、自分自身で考えることができる人です。何か課題がある時に、まずは自分自身に問いかけ、自分の不足した部分がないかを考えられるメンバーが多く、そのマインドをすでに持っている方、もしくは持ちたいと強く思っている方がマッチしていると思います。

私は自責、自力で考える人の多くは素直で、自分と異なる意見を受け入れる柔軟性を持っていると考えています。このような人とは、お互いを尊重し合うことができ、コミュニケーションが取りやすいですよね。さらに、前述の通り向上心がある人も360pictにはマッチしていると思いますし、このような価値観を持ち、互いに高め合える人たちと一緒に働きたいと考えています。

今後の目標やチャレンジしていきたことを教えてください。

サービスの幅を広げるために、人物撮影や映像制作にも積極的に挑戦していき、あらゆるものを撮影できるカメラマンになりたいです。また、カメラマンとしての視点や知識、意見を社内で積極的に共有し、チーム同士の連携を深めていきたいと思っています。

実際にWantedlyに掲載する為にメンバーの撮影を通じて、毎回嬉しい反応をもらえています。その反応を見るたびに「協力してくれてこちらこそありがとう」と心から感謝していますし、360pictで働く人の魅力を写真に残せるという夢がかなってとても嬉しいです。ぜひ他メンバーの記事も見てみてくださいね。

さらに、不動産以外の領域、特にスタジアムや劇場などチケットが発生するような大きな場所のVR撮影にもチャレンジしていきたいです。対象の場所に行ったことがない方、初めてチケットを取る方は、その席で良いのか、金額に見合っているのかなど不安を抱きながら購入することや、中には実際に足を運ぶと想像と異なっていたり、期待外れの席になってしまうなど辛い思い出になることもあると感じています。

VRを活用することで、チケットを購入する際に正確な情報にアクセスする手助けができれば満足度に繋がり、それは主催者や出演者にとっても有益なことだと考えています。結果的に幅広い業界に貢献でき、もっと多くの方が気軽に足を運びやすくなることで、写真に収めたくなるような「最高の瞬間」を私たちから提供できるかもしれない。

そんな風に考えると、私たちカメラマンには自分でもまだ気づいていないような可能性やポテンシャルがあるのかもしれません。もっともっと会社の存在価値を高め、世の中にも会社にもメンバーにも貢献できるようスキルアップと積極的なチャレンジをしていきたいですし、そんなカメラチームを築き上げていきたいです。

いかがでしたでしょうか。カメラマンという職種では珍しい、不動産×VRを取り扱う360pictのカメラマンの熱意やプロ根性が伝わっていれば嬉しいです。

それでは次回もお楽しみに。

【実績事例】
実写VR事例『京阪神虎ノ門ビル』
採用VR事例『トリドールホールディングス』
WEBサイト制作事例『浜松町PREX』

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