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SPeakのプロダクトの現状と今後について -2022-

こんにちは、CTO / エンジニア の平田です!

株式会社SPeakは、『世界中のヒトと会社をボーダレスに。"Global People make Global Companies"』をビジョンにまず目の前の目標として、日本をもっとグローバルにするために、グローバルな学生向け就活オンラインメディア&コミュニティ「JPort Journal」と 企業人事とグローバルな学生を直接つなぐオンライン就活マッチング「JPort Match」、2つのサービスの企画・開発・運営を行っております。

ここでは、ピッチデックよりもさらに1歩踏み込んだ、プロダクトに関する現状と開発の進め方、考え方などプロダクトに関わるポジションの人がSPeakに興味を持つ際に気になるであろう部分について紹介したいと思います。

エンジニア向けの内容となっていますが、PdMやデザイナーなどプロダクトに直接関わるような人にもできるだけわかりやすく書いています。

ビジネスの詳細につきましては以下のピッチデックをご参照ください。

(以下のピッチデックが見づらい場合は、こちらから直接確認できます。)

プロダクトについて

現在、SPeakでは、「JPort Journal」と「JPort Match」という2つのプロダクトがメインとなっています。

JPort Journalについて

2019年9月にリリースされたグローバルな学生向け就活オンラインメディア&コミュニティ「JPort Journal」。昨年、9月にリニューアルを行い、大幅にパワーアップしました。


現在、実装されているメインの機能

・就活の質問を投稿することができる掲示板のような機能

・就活に関連する記事を閲覧することができる機能

・メンターが提供している就活に関連する動画を閲覧することができる機能

・定期的に行われるJPortでの就活イベントへの申し込み機能


スタートアップということもあり、実装したい機能はまだまだある状態です。

ビジネスとしてもユーザーのためにどうすればいいかという検証フェーズでもあるので、頻繁に機能の変更などがあります。ユーザーにとってもっと使いやすくするために時にはリリース後、2~3ヵ月で仕様から練り直すこともあります。


JPort Matchについて

2019年12月にリリースされた企業人事とグローバルな学生を直接つなぐオンライン就活マッチング「JPort Match」。今年、春から大規模なバージョンアップのための開発を始める予定です。


現在、実装されているメインの機能

・企業のプロフィール閲覧

・お互いがマッチングできるつながり機能

・企業と学生がやり取りできるメッセージ機能

・チーム管理機能

・学生検索機能

・おすすめ学生をピックアップするターゲット機能

などがあります。


こちらに関してもユーザーに「とりあえずJPort Matchを契約しておけば採用は困らない」と思ってもらえるようななくてはならないプロダクトを目指していきたいと思っています。


<エンジニア向けコメント>

JPort Journal、JPort Matchともにリソースが不足していることもあり、常に改善したい機能や新たに開発したい機能がびっしりAsana(タスク管理ツール)に登録されており、その中で優先順位をつけて開発している状況です。

もちろん、ユーザーからフィードバックをもらい社内で最優先だと考えれば、作業中のタスクを止めてそれにとりかかることもあります。潤沢なリソースがあれば、割り込み作業を別の人にお願いするようなことも可能だと思いますが、それができない現状にもどかしさを感じる時もあります。

開発の進め方

現在は、スタートアップでメンバーも少ないので、JPort Journal、JPort Matchでチームが分かれているわけではなく、1つのチームで開発を進めています。

開発の進め方そのものは、一般的なアジャイル開発なので省略しますが、開発する上で気をつけていることは、すべてのポジションの人が意見を言えるようなフラットな環境にして常にいい意見がプロダクトに反映されるように気をつけています。

プロダクトに直接かかわらないポジションの人にも当事者意識をもってもらうように定期的にヒアリングを行ったりしています。

SPeakがプロダクトを開発する上で大切にしていること

ユーザーにとって使いやすいUI / UX

現在、専任のUIデザイナーはいませんが、依頼する際はユーザーに近いバックグラウンドを持っていた人やそういったデザイン経験のある人、デザイントレンドに常に目を配っているデザイナーにお願いしています。

〈参考〉JPort Matchの企業側画面


当社には、様々な国の人が関わってくれていて常にフィードバックをもらうことができる体制のため、プロダクトがガラパコス化しにくくなるのは強みだと考えています。


相手の気持ちを考える

ユーザーにとって使いやすいプロダクトを考えて実装するということはもちろんですが、それ以外に社内メンバー同士でも相手の気持ちを考える状況は発生します。

例えば、エンジニア・非エンジニアのやりとりの場合だと、機能を実装することができるかを聞かれた際に、スケジュールなども含めて考慮した結果、とても困難な要求になってしまうことがあります。そのような場合でもエンジニアは簡単に「できない」と言って終わらせてしまわずにどうしたらその要求を叶えられるかを検討し、妥協点を押しつけたりせずに一緒に探し、もっと効率のいいものがあればそれを提案するように意識し、できるだけわかりやすい言葉で相手に伝えるようにしています。もちろん、それでも様々な制約でどうしてもできない場面があるときは、相手が納得できるように丁寧に説明します。

依頼する側も常にリスペクトの気持ちを持って接してくれていて、プログラミング以外のところでテストであったり、マスターデータの用意であったり積極的に助けてくれます。


柔軟性をもつ

これは積極的に最新採用技術に触れようとする柔軟性はもちろんですが、たとえ、自社のビジネスになんの関係もないアプリであってもUIや機能を参考にし、既成概念にとらわれずにプロダクトに採用しています。例としては、恋愛マッチングアプリの要素を参考にして、機能を実装したことがあります。

求人サイトだからこうしないといけないとか、新卒だからとか企業だからとかで仕様を決めてしまわずにときには全くユーザーではない人の意見を参考にしながらも何をすればユーザーにとっていいプロダクトになるのかということをどのポジションであっても常に考えています。

技術的な話(エンジニア向け)

<現在採用している技術>

今は、メインでフロントエンドにNuxt(Vue.js) + Vuetify、バックエンドでLaravel、インフラはAWSとオーソドックスな構成です。現在、スタートアップということもあり、リソースも限られているため、あまり使われていないものを採用して、エンジニアの採用コストや実装コストが上がってしまうことを避けるためこのような構成となりました。

そのほかにSendgrid、Hubspotなどと連携しており、Bitbucket PipelinesとCode Deployを使用した自動デプロイにも対応しています。デザインはFigmaで作成しています。

上記が現在、採用しているものになりますが、ビジネスやエンジニアの状況に応じて柔軟に対応していきたいと思っています。

それから、募集に応募する時点で知っているツールが上記に1つもないという方がいてもまったく問題ありません。

今、SPeakにかかわってもらっているエンジニアの一人に、もともと業務系エンジニアだったため、Webの知識があまりない状態からスタートしたエンジニアがいます。最初こそ、苦労している部分もありましたが、比較的早い段階で対応できるようになっていたと思います。

<現状について>

プロダクト説明の部分でも少し触れていますが、もっとよくするために実装したい新しい機能や改善したい機能がリソースの問題でできていないのが現状です。

それから、ユーザーが見えるところを最優先で作っているため、リファクタリングする余裕がなく効率の悪いコードがそのままになってしまっているような部分もあります。

<今後について>

必要な機能を実装していくということはもちろんですが、学生からアプリの方が便利という声をもらうこともありアプリ開発や、マッチング率を高めるためのAIを使ったレコメンド、企業や学生の就活以外の困っていることを解消するための新サービスなども開発していきたいと思っています。

それから、大急ぎで開発したせいであまりいい実装ではないようなところもあるのでそういったところを直す(技術負債を返す)ようなことも適切なタイミングでやっていきたいと思っています。

最後に

まだまだ、発展途上ということもあり、大企業で働いているエンジニアであれば、鼻で笑ってしまうような場面もたくさんあります。プロダクトはもちろんですが、ビジネスの側面においても常に変化し続けており、ときにはよりよいプロダクトにするために、設計や実装を途中でやめてしまうこともあります。

しかし、そういった変化もしょうがないといい意味で割り切りこだわりがない人が今のSPeakには向いています!

少しでも気になったらぜひ、下記に掲載している応募を確認していただけると幸いです。

ご応募お待ちしております!

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