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整骨院、歯科訪問診療を経て介護現場へ。医療業界経験者が思うCLOVERの魅力とは?

クローバーの社員インタビュー第5弾は、デイサービスクローバー代々木上原の管理者・丸山さん。前職までは、整骨院や歯科訪問治療に関わっていた医療業界出身者です。現在は管理者をしながら、それまでの経験を活かして口腔リハビリテーションの社内研修なども担当してくれています。

歯科訪問治療で様々な介護施設を回る中で、この業界に興味を持ったという丸山さん。今回は、医療業界での経験がどのように介護現場で活かせているのか、医療業界経験者が感じるCLOVERの魅力について聞いてみました!

整骨院、歯科訪問診療を経て介護現場へ。これまでの経験がすべて活かせている

-クローバーに来るまでは、どのような仕事に関わってきましたか?

大学卒業後は、一度プログラマとして通販会社に就職しました。昔からパソコンをいじることが好きで、大学では社会学部でしたが経済学部のプログラミングゼミに入り、ずっとプログラミングやサーバーで遊んでいました。

でも、結局半年も経たずにそこは退職してしまいました。配属された部署はほぼ外部からのアウトソーシングで、外部の方に教育を受ける環境で、その環境になかなか馴染めなかったというのが一番の理由ですね。

-まったく違う業界からスタートして、介護業界に至るまでにはどのような経緯があったのでしょうか?

1社目を退職したあと、大学の先輩の電気工務店を手伝ったり、自転車タクシードライバーをしたり大きなショッピングモールでアルバイトをしながら、鍼灸師の専門学校に入学しました。在学途中から整骨院で働き始め、そこでは7年間勤勤務しました。高校時代から自転車競技をしていて、大学生の時にお世話になった整骨院の方が鍼灸師だった影響で、そういう仕事に付きたいなと漠然と思っていた時期もあったんです。

その後、鍼灸訪問診療の立ち上げを模索しているところに、今度は歯科訪問診療の手伝いをしてくれないかとお声掛けいただきました。歯科医師や歯科衛生士の補助、ご自宅での口腔リハビリテーションについて助言等をする仕事をしていたのですが、それを通して様々な在宅介護の現場や介護施設を目にすることが出来ました。それが介護業界に興味を持ったきっかけで、これまでの経験や医療知識も活かせるのではないかと思ったんです。

-実際、介護現場に来てみていかがですか?

これまでの経験が全て活かせているなと感じます。歯科訪問治療時代に得た口腔ケアの知識は大きいです。口腔ケアをしっかり行うことで、ゲストの熱発の発生率を大幅に引き下げることが出来ます。それはゲストにとっても、事業所にとっても重要なことです。

デイサービスは様々な方々がご利用されます。そのご家族の生活もあります。相手の立場に立ってお話するという点では、仕事の経験に限らず、これまでいろんな人に出会って経験してきたこと全てに意味があると思っています。

入社の決め手は、ゲストやキャストの「ピカイチな表情」。入社8年目に思うCLOVERの魅力は?

-介護の興味を持ったところから、実際に転職に踏み切ったキッカケはあったんですか?

歯科訪問診療は稼働率を考えるので、効率よく訪問していきます。稼働率100%の時の1日に訪問する人数は訪問診療を請求出来る最短の時間で、1日の診療時間を割った数となります。結果、直接歯科に関係しない自分が患者さんに接する時間はより短くなり、段々と自分にはしっくり来ない感じがしていました。

やはり自分は患者さんともっと距離が近い方が良いなと考えた時に、小規模のデイサービスに興味を持ちました。

-その中でも、CLOVERを選んだ理由は?

休日に妻の実家で求人サイトを見ていて、そこから歩いて数分のところに見つけたのがクローバー代々木上原でした。最初は正直、自宅や妻の実家からの通いやすさで興味を持ったんですが・・。面接で実際に訪れてみると、クローバーのゲストやキャストはこれまで訪問した介護施設の中ではピカイチの良い表情で過ごしていらっしゃいました。

前職を通して色んな介護施設を回ってきましたが、中には外部から人が来ることに抵抗があり、明らかによそよそしい職員さん達のいる施設もありました。そうした施設の利用者さんは、職員との信頼関係も稀薄そうで会話も少なく、意思表示も薄く、フロアには活気が感じられません。これは認知症が重度とか、ADLが低いとか、そういう傾向で決まるものでもなく、日頃からの職員間、利用者間のコミュニケーション次第だと思っています。

クローバーにはその重い雰囲気はなく、自分としてはここで決めたいなとファーストインプレッションから考えていました。

-実際に入社してみて、いかがですか?CLOVERの魅力に感じるところを教えてください!

上司が感情で判断しないところですね。CLOVERに入社して8年目になりますが、それがブレないところです。ミスや問題が発生しても、それによって生じたマイナスを最小限に留める為に、すぐに一緒に行動に移してくれます。それもすごくロジカルに。

コンサル出身の経営陣なので、相談したいことがあれば実績のある答えがすぐに返ってきます。自分は特に一事業所の管理者なので、そういった環境の中で、自分が好きなように事業所を作れるところが面白さややりがいだと感じています。他の介護施設や会社だと、なかなかここまで自由に任せてもらえるところは少ないんじゃないかな、と。そういう意味では、「自分でとりあえずやってみよう」と思える人には合っている会社だと思います。

「老若男女」「認知症有る無し」は関係なく利用者と関わる

-いまの仕事で大事にしていることはありますか?

介護観と言っていいのか分かりませんが、「老若男女」「認知症有る無し」をあまり意識していません。元々医療職なので、患者さんを選んだりしないですし、今たまたま高齢者の方に携わってるだけだと考えています。利用者の方に何かしらの原因で出来なくなったことがあったとしても、周りがそれを補える環境を整備すれば、その方はハンデを意識することなく生活することが出来ます。都度その方にあった対応をして、ただそれを実現していくだけかなと考えています。

-いまの仕事に影響を与えているエピソードはありますか?

整骨院で勤務していたときの経験ですね。長年担当していたご高齢の男性の患者さんがいらっしゃいました。整骨院近くの団地に住んでおられて、元気な人の足なら数分で来院出来るのですが、その方は少し歩いては休み、少し歩いては休みしながら、30分ほどかけて来院してくださっていました。それを毎日です。

その方に私が退職することをお伝えした時のことです。一瞬とても寂しそうな顔をされて、でもすぐにいつも通りの穏やかな表情に戻られて、「先生やったら、どこに行っても頑張れる!頑張れよ!頑張れよ!」と励ましてくださいました。

退職後数ヶ月してから、整骨院の先輩から電話がかかってきました。電話の内容は、その患者さんが亡くなったとの連絡でした。私が退職した後は来院することを止めて訪問診療に切り替え、その結果自宅から出ることが少なくなり、日に日に弱ってしまったそうです。それを聞いたときは、震えが止まりませんでした。本当は藁をもすがる思いで毎日通ってくださっていたのに、平静を装ってあの応援の言葉をかけてくれたんだな、と。その患者さんが応援して送り出してくれた今につながる選択が、間違いであってはならないと思っています。そうした何人もの人の心に支えられて生かされている限り、前に進んでいくことが正解なのかなと考えています。

-今後の目標を教えてください!

いつかは、自宅で鍼灸院を開設して訪問診療で緩和ケアに携わりたいと考えています。医療介護と通じて経験したことで、ご本人だけで無く、そのご家族が穏やかに過ごせるお手伝いが出来れば万々歳です。

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