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「お客様の決算に合わせマルチタスクを回しつづける」。経理チームのリーダーが語る、仕事に必要な”意欲”

グランサーズ株式会社は、この国の未来を創るベンチャー企業の成長を、企業には欠かせない「バックオフィス」と「ファイナンス」の両面から支える会社です。

なかでも当社の主力サービスである"SUPPORT+iA(サポーティア)"は、「お客様に一番近い距離で一緒に伴走するパートナー」として庶務、財務、経理、人事・労務、総務など、バックオフィス業務を支援しています。

今回はクラウド管理部の経理チームでリーダーを務める河島さんにインタビューを実施。経理チームの仕事に求められるマインドや、リーダーとしての想いなどを語ってもらいました!

【プロフィール】

河島 (かわしま):事業会社での経理職を経て、2021年4月グランサーズに入社。現在は経理チームのリーダーとしてメンバーのマネジメントを行いながら、プレイングマネジャーとしてお客様の事業の成功のために日々奮闘中。

事業会社では経験できなかった「会計を動かす」感覚

――河島さんがグランサーズに入社した理由を教えてください。

前職は100社ほどのフランチャイズを抱える会社で、各社の財務から管理会計を含む、経理全般の業務に10年以上携わっていました。

前職の会社でグランサーズのサービスを導入していたため、グランサーズのことは以前から知っていて、代表の筧とも面識があったんです。また、前職の退職時、たまたま筧と直接話をする機会があって。その際「よければ2~3週間うちでアルバイトをしてみない?」と声をかけてもらい、そこから今に至るという感じです。


――事業会社の経理業務と、現在のようなお客様の経理をサポートする業務とではどのような違いがありますか?

仕事のスタンスが大きく異なりますね。

前職では財務系業務を中心に行っていて、あがってきた数字を見て経営陣と損益の話などをする役割でした。ですが、今は自分で領収書の仕分け作業から始める必要があります。「会計を動かしていく」感覚というのでしょうか。実際に手を動かす経験は初めてだったので、私にとってはとても新鮮でした。

また、前職時にグランサーズの方が来て作業をしている現場を見ていたので、仕事内容自体はイメージしていたとおりでした。ただ、実際はお客様の指示を仰ぎながら業務を進める必要があること。さらに、切り出された一部の業務を請け負うため、お客様の会計・財務状況に関する全体像の把握が難しいことが、ギャップとして感じた部分です。


――たしかに当社が行うのはお客様の経営活動における一部の業務ですが、全体を把握しながら仕事を進める必要がありますよね。

はい。お客様の業界の特性などを加味して、会計を見ればある程度全体像を掴めるものの、それでも細かい部分まで理解するのは難しいですね。また、担当するお客様の状況を個別に頭に入れておく必要がありますので、自分自身のなかで情報が混乱しないよう留意しています。


お客様の期待を上回ることが信頼の秘訣

――経理チームの業務の進め方を教えてください。

メンバー1人あたり10~20社程度のお客様を担当しています。社数を抱えながらも、それぞれのお客様と深く関わりながら仕事を進めることができるのも経理チームの特徴です。

お客様ごとに月次の報告スケジュールが異なりますので、それに合わせて月単位で動いていくイメージですね。主に月の前半で請求書などの処理を行い、そのうえで月次報告書を作成。毎月3週目くらいまでが業務のピークです。

ちなみに決算月もお客様によって変わってくるので、一年中が繁忙期といっても過言ではないかもしれません(笑)。


――なるほど、常にやるべき業務が発生している状態なんですね。そのようななかで、河島さんはどのようなときにやりがいを感じますか?

お客様から信頼をされていると感じた瞬間でしょうか。

お付き合いする年数が増えるにつれ、お客様のほうから、さまざまな会計・経理に関するご相談をしてくださる機会が増えてきます。そのような“任せてもらえている”という感覚が、仕事のモチベーションにもつながりますね。


――「信頼」というキーワードがありましたが、河島さんがお客様からの信頼を獲得するために気をつけていることは?

「お客様が本当に求めていること」を考えたうえで対応することです。

たとえば、何か質問をいただいた際に、単に訊かれた事柄への返答を行うだけでは本質的な課題解決にはつながらないと考えています。「次の段階では何をしたらよいのか」も付け加えながら、プラスアルファの価値を提供できるよう意識していますね。


好奇心と探究心が成長への近道

――経理チームのメンバー構成は?

現在、私を含めて8名のメンバーがおりますが、経歴はみなバラバラです。私以外の経理経験者は現在1名。圧倒的に未経験者のほうが多いですね。この4月には、チームで初となる新卒入社の社員も加わりました。


――新入社員も含め未経験の方も多いとのことですが、そのようなメンバーのみなさんに対して、河島さんとしてどのようなサポートをしていますか?

定期的な1on1を通して、メンバーのモチベーションを維持することを心がけています。特に当社の仕事はマルチタスクが求められますので、各メンバーの状況に耳を傾けながら、業務量や案件の調整などを行っています。

また経理チームでは、私もメンバーもお客様先に出向く機会が多かったり、お客様先に常駐するメンバーもいたりするため、全員が集まる場面がほぼないんです。ですので、顔を合わせられるときにはできるだけたくさんコミュニケーションをとるよう意識しています。


――河島さんがチームメンバーに期待することは?

好奇心を持ちながら仕事に取り組んでほしいですね。

たとえば記帳作業1つを例に挙げても、淡々と打ち込むだけの“作業者”になってしまうと、それ以上成長しないんです。「なぜこの記帳を行うのか」ということを疑問に感じる姿勢。そして、その疑問を解消するために、自分で調べる姿勢が大切だと思っています。そのような心がまえで臨むことで、新たな知識やスキルを習得することができますし、仕事のクオリティも自然と高まるんですよね。


体育会系でタフなメンバーが多い組織

――経理チームの雰囲気について教えてください。

経理という仕事からは想像できないかもしれませんが、意外と体育会系な雰囲気があるんですよ(笑)。全メンバーがたまたま運動部出身だったことも影響しているかもしれません。月に1回飲み会を行っていますし、活発な雰囲気のチームですね。


――経理チームの仕事にはどのようなマインドやスキルが求められますか?

まずは「注意力」「正確さ」です。お客様の会社の業績に関わる重要な仕事ですので、ミスが発生しないよう注意を払う姿勢が求められます。

あとは、「意欲」ですね(笑)。同時進行で複数のお客様への対応を行う必要があるため、マルチタスクを回せるタフさが肝心だと思います。


――河島さんの今後の目標を教えてください。

「人の育成」により力を入れていきたいです。メンバー各々の独り立ちはもちろんのこと、さらに後進のメンバーに教えられるスキルを身につけてもらえるよう、しっかりと支援をしていきたいですね。

自分自身の経験上、事業会社におけるマネジメントと、グランサーズで求められるマネジメントの種類は少し異なると思っています。当社では特に、何社もの経理を覚えて実践するという「マルチタスク」を行わせるための育て方が必要なんです。私もそのようなマネジメントを意識しながら、引き続きメンバーたちがモチベーションを落とさず楽しく働いてもらえる職場づくりに邁進したいと考えています!

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