1
/
5

「5Gとコネクティッドカーの未来と、Mobilityインフラとしてのタクシーの可能性の拡がり」

良く自撮りをしている女の子を見かけます。 別に背景関係なく、どこでも自撮り。 観光地でとかならわかるのですが、街中なんてことのない場所でも結構いますよね。

先日見かけた娘は、電車で変顔しながら自撮り。

見ている方が不思議な気持ちになってきます。

おはようございます。

昨日、ダットサン研究会の新年賀詞交歓会に参加してきました。 ダットサン研究会とは、日産の販売会社と日産車両を使用しているタクシー会社との交流会のことです。

賀詞交歓会の前に、日産自動車日本フリート事業本部 副本部長 春山美樹様から講演をいただきました。 講演の内容は、「5Gとコネクティッドカーの未来と、Mobilityインフラとしてのタクシーの可能性の拡がり」  

5Gとはご存知の方も多いと思いますが、第5世代という意味。

1Gが音声、2Gがメール、3Gがインターネット、4Gが動画配信ということだそうです。 5Gになると4Gの10倍の通信速度になるというお話。

5Gの開発に伴って、自動運転も本格化してくるということ。 日本では、2025年あたりから5Gが本格的に活用され、買い物・地方の生活・働き方・防災も変わってくると。

じゃあ5Gで車はどのように進化していくかというお話になるわけです。 自動運転も2030年頃には実現されてくるという感じの話でした。

先日も少し書かせて頂きましたが、MaaSにこの自動運転も大きく関わってきます。 MaaSと自動運転が組み合わせれることで、移動できない人を減らす・移動したい人を増やすということ。 タクシー事業者がうけるメリットについても語っています。

業務の効率化:ドライバー不足を解消・車両状況の遠隔・一括監視 利便性の向上:採算がとれない地域でも運行が可能・車内が動く「自室、オフィス」に 新たなビジネス:走りながらビッグデーター タクシー業界にとっては、危機ではなく、むしろビッグチャンスだと話をまとめられました。

果たしてそうでしょうか。 このような状態になった場合、タクシー業界は必要なのでしょうか。

彼女は、運行管理のノウハウはタクシー事業者にしかないと話されていましたが、既にコレは運行管理の域を脱しています。 まず間違えなく、トヨタなどの大手自動車メーカーの参入とともに、ソフトバンクなどIT産業が利権を争うことは間違えありません。

自動で動く車両である以上、AIが管理する形になり、駐車場についても大手スーパーやタイムズなどのコインパーキングの利用。 整備なども、自動車ディーラーが請け負うことで、問題はすべて解消してしまうわけです。

彼らは、夢のような未来を語ってきますが、大きな問題も残っています。

プログラムである以上バグの危険性・センサー類の故障・太陽の黒点の異常発生などいよる電磁波やGPSの狂い。

なにより問題なのはハッキングだと思っています。 いま現在ネット犯罪は野放しな状態になっています。 車両をハッキングすることで、大事故を誘発することは簡単にできてしまう世の中になっていくということです。

とはいえ、タクシーが生き残る道もいくらでもあります。 一部の富裕層や障害者など、人の手を必要とするもの。 他にも人がいるからできること、いろいろ考えられると思っています。 自動運転が明るい未来のように語っていますが、人の手のない温かみのない世界が本当に良い世の中なんですかね。

互助交通有限会社では一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング