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ICTを活用した療育を実体験!【2022卒WEBインターンシップ|1日目】

ヴィストでは2022年卒の方を対象に、インターンシップや事業所・ワーク見学会を行っています。

実際の支援現場を見学していただき、スタッフとも顔を合わせて質疑応答を重ねることで、ヴィストをあらゆる方向から知っていただきたいと思い、企画しています。

今回は、緊急事態宣言の発令の影響もあり、オンライン開催へ切り替えとなった「WEBインターンシップ」の様子をお届けします。

本記事では1日目の様子をご紹介します!

※なお、新卒採用のエントリーはヴィストのWEBサイトより受付中です。新卒採用にご関心のある方は、ヴィストWEBサイトの2022卒特設ページをご覧ください。

1日目:ヴィストってどんな会社?ICTを活用した支援ってどうやる?

今回のWEBインターンシップは2日にわたって開催します。
初日のプログラムは、こちら。

13:00 オリエンテーション
13:20 業界・企業研究
14:00 支援体験「ICT活用支援」
14:45 ふり返り
15:15 自分研究
15:30 終了

主にヴィストという会社を知っていただくこと、そしてコロナ禍で誕生したICTを活用した児童発達支援を体験していただきます。

ファシリテーターは採用担当の山崎です。

13:00 オリエンテーション&企業研究

まずは2日間を共にする参加者の皆さんに、自己紹介していただきます。


今回は5名の学生さんが参加されました。

福祉を専門に学んでいる方もいらっしゃれば、外国語や社会学を専攻している方もいらっしゃいます。

実際、ヴィストの先輩職員も様々な専攻、職歴を経て入社していますので、福祉専攻ではない方でも安心してくださいね!

オリエンテーションでは投票機能を活用してクイズを出しながら、ヴィストの児童発達支援や放課後等デイサービスの特徴をお伝えしていきます。


※字が小さくなっていますが、
Q1:放課後等デイサービスの対象年齢は?
Q2:放課後等デイサービスを利用するために必ず必要なことは?
Q3:放課後等デイサービスが実施するサービスのうち、ヴィストカレッジが実施しているサービスは?
といったクイズが出題されました。

また、ヴィストを知る上で欠かせない業界の中での特徴についても、お伝えしました。

ヴィストカレッジが提供する放課後等デイサービスは、主に小学校低学年から中高生までを対象としています。

中高生までを対象にしているのは、進学や就職を見据えて中長期的に利用できるようにといった考えがあります。

中学生・高校生にまで療育を提供している放課後等デイサービスは事業エリアには少なく、
ヴィストカレッジの特長と言えますね。

ヴィストカレッジでは、成功体験を積んで、自己肯定感を高めていくことのが支援のベースにあります。

学校生活の中では「時間までにできない」「上手にできない」といったことも、個別でサポートすることで、成功体験に繋がっていきます。

自己肯定感を高めることで、自分自身のことや、ひいてはキャリアについても自分で決めていく力(意思決定力)を養います。

14:00 入社2年目川原によるICT支援

続いては、入社2年目のスタッフ・川原によるICTを活用した支援です。

ICTを活用した療育はコロナ禍をきっかけに加速し、ヴィストの新たな支援方法の1つとなっています。

今回は45分間の時間枠の中で、「もしもルーレットトーク」「怒りスイッチを探せ」の2本を体験しました。

後者の「怒りスイッチを探せ」は、今回5人にアンケートを取った上で選んだものですが、実際の支援でも、お子さんに今日のワークを決めてもらう、といったことがあります。

「今日何をやるか」を自分で決める。こうした経験も、意思決定力のアップにつながっています。


終わったものには、画面上でスタンプを押していきます。
今どこまで進んでいるのかを可視化し、達成感を見せていく仕掛けになっています。

「もしもルーレットトーク」を体験!

「もしもルーレットトーク」は、ルーレットが指し示すものに沿って話題が決まります。
ルーレットが回り、結果を見せていく過程は、公平感を示すことにつながっています。


「生まれ変わるなら何になりたい?」
「無人島にもっていくなら何をもっていく?」
といった話題を通して、皆さんの愉快な回答が伺えました!

今回は「もしも〇〇だったら」というトークテーマを選定しました。
実際に経験した嬉しかったことや楽しかったことをテーマに選定するときもありますが、利用者さんによっては「ない」という一言で終わってしまうことも。

今回は『空想の世界で自由に考えてもらう』というねらいを含めてのトークテーマ選定でした。

ただし、自閉症の方はもしもの話に困難さを感じる方もいらっしゃいます。
そういう場合は事実ベースのものに変更します。
このように、支援者側の引き出しを増やし、利用者さんに合わせてワークの活動内容を変更しています。

「怒りスイッチを探せ」を体験!


次は「怒りスイッチを探せ」という、アンガーマネジメントに関するワークです。

様々なシチュエーションを描いたカードを見ながら、自分だったら「1から10のうちどれくらいの怒りか」の数値と、理由も合わせて話していきます。


みなさんの怒り度はどれくらいでしょうか?
一緒に想像しながら読み進めていただければと思います。

Q「友達と2人でゲームをしていたら、負けた友達が「もうやめる!」と言い出した」

この問いに対しては、Hさんは「6ですね。なんで?って思う。まだ続けたいのに…」と回答。
対して、Sさんは「3かな。自分も友達の立場だったらやめたくなるし、友達が別の遊びを始めたらそちらに興味が行きそう」と答えました。

続いてはこんなお題です。

Q「給食当番の子が落としてしまったパンを拾って何もなかったかのように、私の皿に置いた」

学校でもよくありそうなシチュエーションですね。
これに対して、Tさんは「9です。謝ってくれたらしょうがないなと思うけど、平然とやられたら怒ります」とのこと。
Nさんは「2です。平然と戻されたら、おもしろくなってしまう」と答えました。

最後にもう一つ。

Q「友達みんなと教室でふざけていたら、自分一人だけが先生に叱られた」

過去を振り返ってみても身に覚えがある人もいるかもしれませんね。
Sさんは「7くらいです。みんなもよくないことしてたのに自分だけ怒られる。先生も見ていなかったので、いやだなと思います」
Hさんは「3です。自分はこのタイプだった。しょうがないと思う」と回答しました。

実際にこうしてやってみると、一人一人の怒りへの温度感や考え方の違いを知ることができます。
ヴィストカレッジでもこうしたワークを通して、「自分の考えと相手の考えは違うということ」や「自分自身の理解」へつなげていきます。

こうしたソーシャルスキルトレーニングを早い時期から行うことで、メタ認知や他者理解を進めていけるようになります。

14:45 振り返り&翌日へのオリエンテーション

ICTを活用した支援を体験して、参加者の皆さんからはウェブワークでの工夫や、支援体制について、
個別ワークと集団ワークはどのように組み立てているのか、といった質問が出ました。

皆さんから、ヴィストカレッジのことを知りたいという積極的な姿勢を感じました!

さて、こうしたワークを通して支援を届けている児童指導員ですが、ヴィストでは支援をする中で大切にしていることの一つに、「支援する自分自身の理解」を含めています。

これは、ヴィストのハタラキストフィロソフィにも盛り込まれています。

自分自身と向き合うとはどういうことをすればできるのか。
自分自身を理解した上で仕事をしていくとはどういうことなのか。

このテーマに向き合うのが、2日目のインターンシップのメインである「自分研究」です。

気になる自分研究の内容は、こちらの記事でどうぞ!
自分の強みや大事にしたい価値観は何?自分と対話しよう【2022卒WEBインターンシップ|2日目】

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