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<CEOインタビュー>世界への挑戦。そして人にフォーカスした本質経営を目指すCEOが2023年を振り返る

CEOの蝦名(えびな)です。
2023年はこれまでの人生で、最も激動の1年だった。

これまで過ごしてきた時間は、人生28年目の今、堂々と夢の真ん中を走り始める準備運動だったんだと感じた1年だった。
2022年は人生の分岐点になり、2023年は世界という道を選び、チームを生み闘い始め、結果を残し始めた。
2023年は特に多くの方に人生を支えられ、見守られ、素敵な一年だった。幸せだ。
おそらくここまで、ビジネスでも個人でも世の中や周囲や世界に評価され、アップデートをしながら成長できたことはなかったし、世界で闘いながら、他国と仕事をし、会社に求められるグローバルクオリテイのおかげで会社も自分も仲間も成長スピードが段違いだった。
人生で夢に真正面から走り始めると、ここまで楽しいのかと気づけた。

そろそろ多くを語ることがなくなり、行動で示すことが自分自身の指針になってきたが、備忘録として想いを綴ろう。

目次

  • Globalに飛び込んでみたら世界観が変わった
  • チームは個の勢いだけではなく、本質的な向き合いを
  • 夢と現実の間を埋めるものは仲間

Globalに飛び込んでみたら世界観が変わった

2022年11月より独立し、国内最大級の大手企業やスタートアップ複数社を相手に経営/事業支援のコンサルティングをはじめ、2023年5月に法人化を予定していた。そんな中2023年1月、好機は不意に訪れた。

"韓国のイケてるマーケティングエージェンシーが日本法人の設立をかれこれ6年前から計画し、ぴったりなCEOが見つかっておらず、まずはCEOは不在のまま法人化を計画しているが、まずは法人の立ち上げからスケール化まで引っ張っていってくれないか"
そう、CEOとしての誘いではなく、どちらかというと地盤固めや将来的にCOOのポジションを踏まえたお声がけをいただいた。

この時点で私の持っていた経験は以下だ。

  • ソフトバンクへ新卒入社後のソフトバンクロボティクスへの出向において、ロボットという新しい産業を、経営企画として孫正義さん直下の勢いと熱量の元、経営と事業両方の目線で死に物狂いで進めた経験
  • その後ソフトバンクに戻った後、日本を代表する成功企業の経営企画として大規模予算/大規模売上を実感もなくものすごい小さな歯車で進めたなりの大企業の実態と成功した姿の内側の仕組みを知った経験
  • ほぼなにもないスタートアップで、組織と事業を安定/急成長させるために、経営から事業、採用からマーケティングやカスタマーサポートまで、ほぼすべてを管掌しながらも推進し、着実に不況の時代を乗り切り伸ばした、屈強かつ大胆ながらも繊細に進めるNo.2の経験
  • 自社の法人化に向け資金を貯めるため、上記の経験を活かした大手企業向けの経営/事業支援およびスタートアップ複数社のコンサルティング(めっちゃ胡散臭い)

格好良く書いているが、それぞれとんでもなく多くの方々と仲間に支えられながら経験し叶えられたことであり、実際当時は、余裕もなくただ泥臭く必死にもがき続けていた。
最終的には1日24時間で自分の身一つで叶えられる限界を感じ、夢を叶えるためには仲間の存在が不可欠だと気づいた。この安直な、時間を売って稼ぐモデルでは、どんな夢や大志を掲げても世の中も仲間も手繰り寄せることができないと頭を抱えていた。

世界への挑戦切符を手にしたのはその時だった。

そこからの日々は目まぐるしく過ぎた。
この20年間で国や経済だけではなく、コンテンツとして世界のトップに君臨した韓国式がどんなものか考える間もなく体現を続けている。
そのスピード感とトップを常に狙う熱量や思い切りの良さは日本人の反対側にあると言える。
ただこれを体現できれば、会社や個人としての成長はもちろん、目標へ圧倒的に早く到達できることは明白だった。
迷うこともなく、この日本に新しい風を起こし、日本でまずはハリケーンとなって、世界へ日本の渦巻として出ていくスタートラインに立った。

韓国法人のオフィス

チームは個の勢いだけではなく、本質的な向き合いを

チームだからといって同じモチベーションや能力があるわけもないが、ただ十人十色の素敵なものをもつ人が集まるのがチームの魅力の一つだ。
だだ、序盤は口より行動で語るべきと、僕が持つ行動力/行動量とスピードをチームの武器にし、あらゆる決定事項もまずは全て行動力/行動量とスピードで解決できると信じ走り続けた。
後ろをあまり振り返らず、チームの引き上げを自身のパフォーマンスで乗り切る日々だった。
ありがたいことに、昨年は総計400人もの素敵な採用候補者の方が弊社に興味を持っていただき、採用を開始した5月中旬から、6月から毎月のように新しい内定者が生まれ、組織は順調にボリュームを増し、インターン生も含め夏が終わる頃には10名の組織が誕生した。
ここで、パワーで解決し続けたことによる亀裂が目を逸せないくらい大きくなっていた。。。

トップ(僕)が未熟な状態で、経験よりも素質で採用を中心に進めればなんとかなるという慢心から生まれた亀裂であったことは言うまでもない。
その結果、何人かの仲間に心細さと不安を与え続け、ここを去る決断をさせてしまったことは、2023年で最も重い過ちだった。
成功法に正解はないだろうが、トップがとてつもないパワーとパフォーマンスで、急成長/急拡大できる組織は多いだろう。
ただ、僕には合っていなかった。パワーではなくパフォーマンス面だ。未熟ながら、各方面を自らが管掌し、パフォーマンスを生むところからクオリティを維持したりと、全てのアクセルを踏み切ろうとすると、直進では上手くいくが、事業や世の中は左右や天から地から、予想打にしない方向からの風が吹き、ハンドルなしのアクセルベタ踏みでは結局は目標地点への到達は遅れ、同乗者である仲間も疲れ切り、目標地点へ到達する前に止まらざるを得なくなる。
ただしそれは同乗者という仲間の特性によって、進み方は様々できるという見方もできる。
どんなプロフェッショナル性を持ち、何を課題とし、どのような姿を望むのか。それを解き明かすためにはWhy?をそれぞれの思考に僕が持ち、本質的に向き合わなければいけない。

ここだ。僕の未熟さは。チームである限り、チームとしてのパフォーマンスが会社としての力であり、それぞれが伸び伸び、なりたい/ありたい姿で輝ける環境を大事にしなければいけない。

こんな僕についてきてくれることだけで、とんでもない感謝があり、未来を託してくれている。その仲間たちに本質的に向き合わず、成長を妨げる状況を生んでいた。
もしかしたらビジネスにいらない要素と考える人がいるかもしれないが、相手には見えると思う。本質的に向き合ってくれているのかどうかが。
そして感じると思う、その人が自分の選択を応援し、信じ合える人なのか。

僕はチームで夢を叶える。あらゆる人が集まり叶えるということだ。人である限りその信頼と本質は必須だ。

夢と現実の間を埋めるものは仲間

なぜだろう。以前も書いたが厨二病は不治の病みたいだ。
何かある度にすぐ夢描いてしまう。これからの未来に不安を感じれず期待のみで突き進んでしまう。それは僕以外に対しても同様に感じてしまうのも止められない。
僕以上に才能がある方は年齢問わず世の中にたくさんいて、その方々と出会う度に、輝かしい未来を想像してしまう。
仲間として過ごし始めて、新たな才能や成長を目の当たりにする度、それはより期待を持ってしまうし、会社として外部からの様々な刺激や情報やチャンスに出会う度に、より大きな目標を叶えられる未来が見えて心が踊って仕方がない。

ただ現実はそんな簡単にはいかない。

これまで同じような事態に幾度となく人生で向き合ってきたが、まだ慣れない。そんなすぐに上手くいくことはめったにない。そこまで辿り着くには、いくつもの壁がある。
それを超え叶えることができた時は、そこには仲間や周囲の協力があった。これは夢の大きさや量に関係なく、変わらずそばにあり続けるだろう。言うまでもない。
この先、どんな辛いことがあっても、僕は変わらず夢を見続け、追い続ける。厨二病は不治の病だから
ならば、あとは仲間がいればなんでも叶えられる。

この記事を見てくれたあなたが、気づけば夢を持つことをやめてしまったり、諦めていたり、仲間がいなかったり、叶える場所がなければ、会いにきて欲しい。

僕らはこれからも夢を追い続ける。

誰もがありたい姿で輝ける世界を創るために、
僕らは仲間と共に世界へ走り続ける。

※2024年の目標は次の記事へ→

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