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コンサルタントに必要なスキルとは|現役コンサルタントに聞いてみた!


こんにちは!ENERGIZE(エナジャイズ)で内定者インターンをしている栗本啓史(くりもと けいじ)です。今回は、コンサルタントに必要なスキルとは何か?に関する記事です。

突然ですが、コンサルタントに必要なスキルって何だと思いますか?

ネットで調べてみると、「ロジカルシンキング」「論理的思考能力」などが最も多く検出されます。面接でも、「論理的思考能力を測られているから結論ファーストで話しましょう」、「普段から論理的に考える癖をつけましょう」、こんなことを聞くことが多いのではないでしょうか。




僕も就活生の時はこれらを参考にして、ひたすら結論ファーストで話す練習をしていました。(鏡に向かって話してました笑)

しかし、本当にこれだけが必要な能力なのでしょうか?
実際にコンサルタントとして活躍している人にはどんな能力があり、それらはどうやったら身につくのでしょうか?

今日はそんな皆さんの悩みを解決するべく、ENERGIZE(エナジャイズ)メンバーの皆さんに、「コンサルタントに必要な能力」を聞いてきました!自分自身もとても勉強になる回答満載だったので、ぜひ最後までお読みください!


アンケート結果(新卒2年目社員~シニアコンサルタント~経営者までの13人


1位 コミットメント力(約束した成果を出す力。結果に責任を持つ力。)

<アンケート回答>

  • コンサルタントがいることでしか起きないことを起こすことにコミットする能力。
  • 成果にコミットする力。最後の一秒まで、目標達成に向けて問題解決のアクションを起こし続ける力。
  • クライアントのために思考と時間を使う力。
  • クライアントインパクトへのコミット力

<どのように身に着けたか>

  • (身に付いてるかははてなだが)毎セッション、毎提案で、外すリミットは何か?を考え、そのためのロジックを構築し、どうデリバリーするか?の設計、レビューをもらい、実行し、振り返り・改善を繰り返すことで身につく。
  • コミットメント、という言葉の定義を知って身についた。(←確かにちゃんとした定義知らないですね...)


2位 前提を見直す力

<アンケート回答>

  • 顧客の組織の前提条件を見直す力。
  • クライアントが持っている「私たちの組織はこうでならないといけない」という前提を見直す力。これにより今まで想像もしていなかった社会への使命を言語化できたり、本当に社員がイキイキ働く会社を実現できたりする。
  • クライアントの経営幹部となって仮説を考える力(相手の立場に立って考える力)。 ロジカルシンキングは仮説を立てる際の過程に過ぎない。 クライアントの社長や幹部はどこを目指しているのか?現場ではなにが起きているのか?ギャップは何か?優先して取り組むべきことは何か?などを徹底的に考え続けることが一番重要(勉強になります!)

<どのように身に着けたか>

  • 書籍や過去プロジェクト内容からのインプット。クライアントに対してのヒアリング。
  • 先輩からのレビュー(壁打ち)から。 ミーティング設計や提案書などを作成する際に、上記のことを詳しく突っ込まれて準備が足りないことをいつも感じていた。準備を重ねるごとに考える視点が増えたイメージ。


3位 コミュニケーション能力

<アンケート回答>

  • コミュニケーション能力。わかりにくい事を分かりやすく伝える力。
  • コミュニケーション能力。(分かりやすく伝える・定義や認識を明確にする力)

<どのように身に着けたか>

  • (お恥ずかしながらまだ身についたとは言えないですが、)①相手が聞いて分からない用語がないか?②つまり何が言いたいのか?③抽象と具体の両方で説明してみる(特にEGメンバーは抽象を言った後に「つまり○○、どう言うことかと言うと○○」と言う言葉を良く使ってると思う)の3つでレベルアップしたなと思います。
  • 身についたのかなぁ。。。自信ないです(謙虚すぎます...僕はこの方のコミュニケーションに魅了されてENERGIZEに入社を決めました)


<その他のアンケート回答>

  • 相手の期待を超える力。
    先輩に「お客様に成果を届けるために、脳みそがちぎれるほど考えたの?」聞かれてYESと言えなかった時に、お客様の期待を超えるくらい魂を込めようと決心した。
  • 人に好かれる能力
    どのようにしたら人に好かれるかを考え続ける。
  • リミットを外す力(ENERGIZE用語:思考や能力の制限を外すこと)(エナジャイズっぽい!)
    リミットがはずれた目標設定や問題解決をすることができる、ということがENERGIZEのコンサルタントを雇う価値だと思います。
    リミットを外す質問と情報を仕入れること、相手のリミットを外すと決めることで身につく。
  • 想像力とリスクテイク力
    お客様の反応を予測しながら事前に予防策を講じる力。お客様が見えていないことを可視化することがコンサルタントの価値である。自分で行ったアクションを顧客に直接聞いてフィードバックを受ける→改善し続けることで身についた。



ここまでお読みいただきありがとうございました!

まずはロジカルシンキング、という回答が出てこなかったことが驚きですね。論理的思考能力はあくまで持っていると便利な能力で、最も大切なスキルではないのかもしれません。

また、スキルというよりも決意、覚悟、のような回答が多かったことも意外でした。お客様の成果にコミットする、前提を疑いながら「リミットを外す」、等のように「~する」と決めてその意思を貫き通す、そんな姿勢が必要だということですね。

もちろん論理的に考えることも必要だと思います。ただそれが全てではなく、他にもっと大切なスキル(スキルというより姿勢)があり、スキルはそれを達成するためのあくまで一手段でしかない、ということなのかもしれません。

就職活動で「ロジカルシンキングを身に着けたいです!」を連発していた自分にこの記事を見せてあげたいですね...(笑)

これから就職活動をする方、もしくはすでに働かれている方にとってこの記事が少しでもお役に立てたら幸いです。共感していただいた方は、記事のシェアをしていただけると嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました!



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