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「皆が1番ベストだと思えるようなサウンドを」サウンドデザイナー宮﨑雨水男のインタビュー

こんにちは!

株式会社ダダビ採用担当の高橋です!

新型コロナウイルスの影響は根強く続いておりますが、ダダビではウイルス対策をしつつ、少しずつ活動の幅を広げております。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

仕事が落ち着いていることもあり、日頃話を聞けないスタッフにzoomでのインタビューを行いました!

インタビューでは、ダダビに所属する様々な職種のクリエイターに会社のことやミッションとして掲げているリゾートについて詳しく聞いていきます。

第三回となる今回はサウンドデザイナー宮﨑雨水男のインタビューをお送りいたします。



宮﨑 雨水男
1989年3月16日生まれ。31歳。
東京都新宿区出身。
大学卒業後フリーランスのサウンドデザイナーとして活動。2017年ダダビに参加。
好きな映画は『アメリカン・スナイパー』。


ーサウンドデザイナーという職業に対しての想いを教えてください。

クライアントや監督、プロデューサー、最終的に届く場所を思い浮かべながら、自分も含め皆が1番ベストだと思えるようなサウンドをデザインしていきたいと思っています。

ベースに映像があり、様々な思いや意見を汲み取りながら今までの自分の経験や新しくインプットしたものをそこにはめ込んでいけるのはとても楽しいです。


ー通常の作曲活動と映像における楽曲制作に違いはありますか?

そうですね。もともと映像につける音楽ではないものも作っていたので、一概にどっちが良いというわけではないですが、自分1人で作って1人で完結するようなものと映像のあるものを比べると、やっぱり映像ありきの音楽は新鮮味を感じられるというか。

自分がこれまでやってきた楽曲のみを制作する作曲活動とは違うという部分が楽しいなって思いますね。両方極めていきたいと思っています。どちらも楽しんでやっていきたいです。


ーダダビに入社する以前は何の仕事をしていましたか?

学生時代から音楽活動をしてた流れでいくつかお仕事のお声掛けをいただき、フリーランスのサウンドデザイナーとして効果音や音楽制作をしていました。

デジタルサイネージの効果音や自販機のUIにつけるサウンド、映像作家さんへの音楽提供、アプリのサウンドプロデュースなどをしてきましたね。


ー学生時代の音楽活動はどのようなことをしていたのですか?

基本は打ち込みだったり、1人で機材を使用して音楽を作っていました。電子音楽的なものだったたり、ダンスミュージック的なものを作っていましたね。

高校時代は基本的に1人で活動していましたが、大学時代はドラマーの友達とユニットを組んだ活動もしていました。


ー音楽制作自体はいつから始めたんでしょうか?

高校生の時にサンプラーを買って、その時から始めました。ギターを買うような感覚だと思います。

大学でユニットを解散した後は1人で活動していました。

すでにネット上で音楽をリリースできる環境があったので、知らない人に聞いてもらったり、海外レーベルでリリースしてもらったりとかしていましたね。

宮﨑雨水男が手がけた楽曲
宮﨑雨水男サウンドクラウド


ーライブ活動も行なっていらっしゃいますが、ライブ活動はいつ頃からやっていたんですか?

大学生からですね。

ユニットでも活動していましたが、知り合いとかが誘ってくれたりっていうのがあって同時期に1人でもライブ活動を始めていました。DJ活動に近かったですね。


ライブ中の宮﨑雨水男


ーダダビへ入社しようと思ったのはどうしてですか?

もともとCMのサウンドに関わりたいと思っていたところに映像を作っている会社が募集しているということで応募しました。

あと会社のどことなく柔らかそうな雰囲気が自分に合いそうだなと感じたので。


ーどの部分で柔らかい雰囲気を感じましたか?

最初ネットで募集を見て、そのページの画像とかもすごく柔らかそうな雰囲気を感じました。実際に行って面接した時も、硬くて「絶対こんな人がほしい」っていう感じの面接ではなく、「どんなことがしたいのか」とか「うちはこういうのやってるけどどうかな」っていう感じで。

サウンドは自分が多分初採用だったので、どんな感じでやっていこうかっていうのを一緒に考えていく感じで、まぁ本当に柔らかく進んでいきましたね(笑)。


ー入社してよかったことを教えてください。

社内からの仕事、社外から直接来る仕事、どちらもできる環境にしてもらっているのはすごくいい経験をしているなと思いますね。

あとは個性的な人が多いので、スタッフ同士で話す機会があると刺激をもらえてモチベーションが上がります。音楽好きな人が多いのも嬉しいですね!

入社する以前に好きで見ていた映像がダダビが関わっていたもので、入社後リールで見て、「あ、これ、すごく好きなやつだったな」っていうのがあったので驚きましたね。音楽制作に関わっている方のドキュメンタリーだったんですが、その音楽自体がすごくコア感じのもので(笑)。それでその映像の監督だったダダビのスタッフと音楽の話が盛り上がったりとかっていうことがありました。

監督とか編集とかにもスタッフの個性が出ているなと思います。自分は映像についてそれほど詳しくはないですが、「あーこの人っぽいカットだな」とか、その人の色が出ると言うか。

それから、サウンドデザイン職は現在3人なのですが、情報共有しながらそれぞれ得意なところを活かしつつサウンド周り全般をカバーしているので働きやすいというのもいいなと思っていますね。


右から2番目が宮﨑雨水男


ーダダビってどんな会社ですか?

色んな人がいてそれぞれが自分の働き方で良いものを作っている会社だと思います。

ものづくりが好きな人達の集団です。


ー今後、ダダビでやってみたいことなどあれば教えてください。

会社で映画を作ったら面白そうだなと思います。もちろんそのサウンド周りをやってみたいです。

映画がすごく好きな人たちに比べると自分は別に特別映画が好きな側ではないと思いますが、映画のサウンドトラックとかに興味があります。映像を見終わった後でもその音楽を聞くだけで画がリフレインしたりするので面白いなと思っています。

CMとはまた別のジャンルですが、やってみたいですね。

それから、ダダビは自主制作などの個人活動も盛んなので、所属している人たちの自主制作や個人の制作物にも関わっていきたいです。

さっき言ったような映画などもそうですが、あとは全然大掛かりなものじゃなくても、なんとなく作ってみた映像とかに音楽を合わせて欲しいっていうことなどがあればぜひやってみたいなと思いますね。


ーダダビのミッションは、「ものづくりの輪でリゾートをつくろう」ですが、あなたにとっての「リゾート」とはどんな場所ですか?

居心地の良い普段と違った場所です。あとワクワクしてリフレッシュできるところ。


ダダビでリゾートを感じたことはありますか?

入社したての時、社内の雰囲気や社内の人柄でリゾートを感じました。今までそういった雰囲気は珍しかったので印象に残っています。

スタジオの雰囲気などからもリゾートを感じますね。

初めてスタジオで面接した時もぬいぐるみが目に入ったりして、全然編集スタジオっていうイメージの場所ではなくて(笑)。「ここでやるんだ」みたいな(笑)。入ってきた社長とかも半ズボンだったのが印象的でした(笑)。

入社してからも、割とみんなフランクで個性的な人が多い感じもリゾートを感じましたね。ゆるっとしていて、どこかの島のリゾートにいてもおかしくないような人が多いなと思います(笑)。


ーどういう人がダダビに合いそうだと思いますか?

自分の仕事が好きな人。好きなことを突き詰めていきたい人。様々な意見を柔軟に取り入れられる人。チャレンジすることが得意な人。だと思います。


ー今後どのようなサウンドデザイナーになりたいと考えていますか?

色んな人に頼ってもらえる様になりたいですね。サウンドに関して要望がたくさんあるとき、逆に無くて1からどうするか考えてるとき、そういうときでもこの人に任せれば良いものができるだろうという信頼を得ていきたいです。


ーそのために具体的に意識していることなどはありますか?

まずは最初の説明だったり、その後のリファレンスだったりをじっくり聞いて、映像をしっかり見て、そこで方向性を見定めて、その時に疑問があったらすぐ聞くようにしていますね。

自分から提案できるときは提案するようにして、より良いものを目指しています。

作っているときは割とプロデューサーや監督、クライアントだったり、見てくれる・聞いてくれる人たちのことをそれぞれ考えていますね。

ただそれに加えて「これは映像を作る人たちは理解してくれるだろうけど、一般の実際に届けないといけない人たちには理解されないんじゃないか」とかさらにその先の人たちについても考えているので、ものによって柔軟に対応していきます。

音楽プロデューサーと映像監督の間でも考えに多少違いがあったりするのでそれぞれがベストに思ってもらえるようなものは何なのかを考えるようにしていますね。

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