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先輩就農者の声 トルコギキョウ栽培農家さん

先輩就農者の声

トルコギキョウ栽培農家の廣野勝久さん、邦子さん、晶彦さんご家族にお話をうかがいました。

勝久さんは、葉たばこ栽培等に取り組まれた後、トルコギキョウ栽培をスタートし、30年のキャリアがあります。晶彦さんは、花卉市場で働いたご経験があり、花産業の商品の流通経路の川上から川下までの流れをスムーズにするための知識が豊富な方です。勝久さん、晶彦さん、邦子さん、ご両親の5名で約3300平方メートルの栽培に取り組まれています。

ートルコギキョウ栽培のやりがい・面白さを教えて下さい。

(晶彦さん)農作物全般に言えることですが、自分の頑張りが収入に直結することです。

会社員は自分の頑張りが評価されているかわからないこともありますが、農家は自分の頑張りがそのまま花の価格にでます。また、自分で改善点はどんどん試していけることで、その結果が見えやすいのも面白さです。

ー大変なことは何ですか。

(晶彦さん)植物に合わせた生活となるので、最盛期がとにかく忙しいことです。しかし、その忙しさも、自分で作付計画を立てて決めることができます。自分のスケジュールや、体力と相談しながら作付するので人によって忙しさにはばらつきがあります!

ートルコギキョウ栽培は、どんな方に向いていると思いますか。

(勝久さん)成果が見えやすいので、しっかり自分の力で稼ぎたいという人におすすめです。花づくりは連作や気候によってうまくいかないこともあります。じっくり物事に取り組み、失敗してもくよくよしない前向きなひとですね。私も30年やっていていまだに失敗はあります。失敗して当然。それでも、やり続けることが大事です。

ー向いていない方は?

(邦子さん)地味な作業が苦手な人。

(勝久さん)地道な作業も多いので我慢強さも必要になってくると思います。どんなお仕事もそうだと思いますが学んだことを吸収して自分なりに考え実践していけるといいですね!

ー大変なときはどうやって乗り越えられているのですか?

(晶彦さん)あぶくまカットフラワーグループの仲間がいるので、みんなで集まったときに大変なことを共有できる環境が支えになっています。うまくいっていないのはうちだけではないんだなとか(笑)仕事的には孤独かもしれないけれど、相談できる仲間がいるのは大きいです。

ー新規就農される方へ向けてのアドバイス・メッセージ

(晶彦さん)自分たちが持っているノウハウはしっかりお伝えしますし、販売ルートもあるので安心して就農にきてほしいです。技術を習得すれば、自分のペースで働けますし、あぶくまカットフラワーグループとして出荷数量を決めているわけでもありません。一方で、「週末農園」的な感覚ですとこの仕事は向かないと思います。自分で稼ぐことを目指しながら、あぶくまカットフラワーグループのブランドの品質への責任感はしっかりもってほしいと思います。


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