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「気持ちよくモチベーティブに働ける開発組織に」-207のCTOが語る、これまでのキャリアと開発組織


取締役CTO 福富崇博 プロフィール

1984年生まれ。筑波大学大学院在学中よりAI技術を用いたパズルゲームの自動生成や統計的機械翻訳の研究に勤しむ。
2009年より株式会社ミクシィにSoftware Engineerとして入社。広告配信部門とR&D部門にそれぞれ約2年ずつ在籍。
2012年以降はシンガポールに移住し、Nubee Singapore、DeNA Asia Pacific Holdingsと2社に渡ってソーシャルゲームの分析を経験。
その後、約1年間アジア〜オセアニア地域を転々とし、2016年8月に帰国後は、過去所属していたNubee Singaporeの親会社であるベガコーポレーションにて、新規事業のProduct Managerを担当。
続いてDMM GAMESにて基盤開発部にてゲーム開発基盤の企画・開発、Tokyo Otaku Mode では主力ECサイトのバックエンド開発などを担当したのち、207社にSoftware Engineerとしてジョイン。

ゼロイチのフェーズと事業領域の面白さに惹かれて

ーエンジニアとしての最初のキャリアを聞かせてください

エンジニアリングに触れていたのは大学時代からで、当時は統計的機械翻訳というGoogle翻訳的なアルゴリズムの研究をやっていました。
僕の学生時代にはチャットサービスが流行っていて、プログラムが動いているだけだけど人間が喋っているように見えるっていうアプリケーションに興味を惹かれたことが最初のきっかけで。
そこからもっと精度良く人間が喋っているようなことをコンピューターにさせられないかと思い、この分野にのめりこみました。

その経験から大規模なデータを持っている会社に興味を持ち、SNSのデータを取り扱っていたmixi社に新卒で入社。
そこで大きなデータを扱いたいというところでアドテクを1年半くらいやって、その後R&Dに移動してそこではいわゆるレコメンドエンジン作ったりとか、機械学習の分野を経験。
アドテクというビジネス側の領域とビジネス側から離れるR&Dを両方経験して、両方触れるようなところに行きたいという想いが出てきました。
ソーシャルゲームをやっている会社はビジネス側と共同しながらR&Dもできるという話を聞いたのと、一回海外で働きたいという思いもあり、たまたまシンガポールでソーシャルゲーム作るという自分が望んでいた環境でのご縁があり転職をしましたね。

ー転職した後はどういう仕事をやられていたんですか?

やっていたのは社内のBIツールの構築だったりとかプロデューサーと議論しながらKPIをどうやって設定しましょうかっていう話をしたりとか、やっていました。
当時はシンガポールだけで30~40人ほどのメンバーがいました。その中で僕が入る前から分析チームを作る動きがあり、元々いたメンバー2人に対して僕がプラスで追加された感じでした。
それに加え各拠点に対してコンサルをしていたので、関わる方や業務範囲は広かったです。

ーそこから207に転職された経緯を教えてください

シンガポールで働いた後もプロダクトをゼロから作る新規事業責任者の担当や地元密着の会社で働くなど、数多くの経験をしました。
そんな経験をした後、ゼロイチのフェーズを経験したいという想いが沸き上がりました。
そのタイミングで代表である高柳に声掛けされまして。
高柳とはちょくちょく仕事を手伝う間柄でした。207の事業をスピード感持って進めて行きたいから東京に来ないかという誘いをもらい、面白そうだなと思って入ったっていうのがきっかけでしたね。

それと事業領域の面白さもありました。
207の事業領域はトレンドに乗っているものだと思っています。
僕のイメージでいうと2010年くらいから2020年にかけてweb2.0が言い始められて、インターネット領域のブラッシュアップが進みきり、そろそろリアルの方にそこで得た知見を生かしていきましょうかというのが次の10年だと思っていたので、物流業界をDXするっていうテーマは今の時代の流れに乗っているなと。

プロダクトとメンバーの理解を深め、事業が行くべき方向に最短距離で導くことがCTOの役割

ー207に入社して初めに感じたことはありますか?

メンバーがみんなオープンマインドでウェルカムな方が多いと感じました。
思ったより早く馴染めたというのが印象です。
当時関わってくれたメンバーには本当に感謝しています。

変わった経験で楽しかったなと思うことは、会社が住む部屋を用意してくれて、もう一人のエンジニアと共同生活を始めたことですかね。
オフィスに住んでいたのでホワイトボードを改良したり照明から音楽が鳴るようにしたりとか色々オフィスを改造したのが思い出です(笑)

反対に、もっと早く配送業務を体験しておけばよかったという後悔もあります。
最近配送業務を経験して、プロダクトを使っているユーザー、必要とされているUXに関する解像度が上がったので、入社したタイミングで早くやっておけば良かったと思いました。

ー207のValuesについて感じることを教えてください。

全部好きですが、特に面白いなと思うのは「Be open」です。
社内外のミーティングを全て録画してSlackに流すって中々ない文化だと思っているんで(笑)
これは面白いなと思います。
メンバーのValuesの体現度も素晴らしいなと思っていて、「Speed with quality」というValuesがありますが、何時にSlackでメンションしてもすぐ返事が返ってくるっていう即レス文化はすごいと思います(笑)
よく「Speed with quality」の例として社内では即レスっていうのは言うんですけど、そこは体現されてるなと思います。

ーCTOとしての現在のミッションを教えてください

会社がやろうとしている事業の方向性だったり、あるべきプロダクトの姿とか、あとはメンバーの得意領域とか苦手領域とかあらゆるものの解像度を上げていくことで、事業が行くべき方向に最短距離で導くことが僕の仕事なのかなと思っています。

なので今はあらゆる事象の解像度を上げることフォーカスしています。
プロダクトでいうとAnalyticsのデータ、イベントを仕込み、どこでモニタリングするかという話をしたりとか、新しく入ったメンバーと1on1を行い、得意領域はどこだからこういう領域をお願いすると早く済みそうだなという肌感を持つなど、やっています。

「気持ちよくモチベーティブに働ける状態を維持する」そんな開発組織を目指していきたい

ー 現在の開発体制について教えてください

TODOCUサポーターを開発しているフルコミットメンバーは、フロントエンド2名、業務委託の方が1名いる状態ですね。合計3人で回しているのが現状です。

もう一つ、to B向けに提供しているSaaSのTODOCUクラウドは、バックエンド2名、フロントエンド1名っていう構成です。ただ、バックエンドは副業で手伝ってくださっている方がいて、スポットで40時間くらい稼働してくださっているという状況です。

ー開発組織を作っていくなかでこだわられているポイントはありますか?

TODOCUサポーターの方は、稼働時間が長くフルコミットに近いメンバーが揃っているので、1週間に1回のスプリント定例というミーティングを組んでいます。そこで、基本的なアジェンダの確認と、1週間でやったことの振り返り、次の1週間で何をして欲しいかっていうところのSyncをやっています。一方で、TODOCUクラウドの方は、稼働時間が少なめの方が多いのでスプリントのサイクルを長めに取って、2週間に1回、同じような事をやっています。

また振るタスクのルートも意識しています。
TODOCUクラウドの方は非同期にコミュニケーションする事が多いので、細かめに「こういうAPIが欲しいです」っていうタスクを振る事もあるんですけど、一方でTODOCUサポーターの方はいつでもコミュニケーション取れるっていう関係性が出来ているので「大雑把にこういう方針で行きたいです」「Howはお任せします」っていう感じでコミュニケーションを取る事が多いです。

ー 開発組織はどういうメンバーが多いですか?

年齢層でいうと若いメンバーが多いですね。たぶん僕以外は全員20代だと思うので。あとは、やっぱり仕事好きな人ばっかりですね(笑)
何も言わなくても、こんな事したい!あんな事したい!って意見も出てきますし。変な遠慮をせずにコミュニケーションしてくれる方が多いので、そこはすごく助かっているなと思っていますね。
変に内側に溜めて、後で爆発っていうことも起きづらいっていうのも今のメンバーの良いところかなと思います。ちょっと違和感あったらすぐに言ってくれるかなと思うので。

ー 開発組織で、今までやって上手くいったこと・上手くいかなかったことはありますか?

1回試したのでいうと、ガチガチにスクラム開発をしようと思い、毎回ストーリーポイントをちゃんと見積もって、振り返り、バーンダウンチャートで可視化しようとしていたんですけど、結果、あんまりフィットしなかったっていう失敗談はありますね。
なぜ上手くいかなかったのかっていうと、前提として人数が少なかったこと、みんな得意領域が結構はっきりと分かれていることで、全員で同じタスクの見積もりをしても結局バラけてしまい、コミュニケーションしづらくなってしまいました。
現在は、もう少しざっくりとしたスプリント開発に運用を移行したので、上手く行き始めている気がします。
「全員が気持ちよくモチベーティブに働ける状態を維持する」という部分にフォーカスした方が、パフォーマンスが出ると感じます。

全員が気持ちよく働けるために意識してやっていることはありますか?

メンバーに任せるスタンスを持ちつつ、なぜWhatが生まれたのかを解像度高く説明してあげるということは、気を付けようと思っています。
いま、プロダクトマネージャーとしては、プロダクトの位置、それをあるべき姿に持っていくために今とのギャップを把握し、近づけるためにはココの数値を埋める必要があるからこの様な機能を作ろうと思っています…みたいな話をしています。

蓄積した配送効率化データを使って非連続なValueを提供したい

ー 今後こういう組織にしたいという想いを教えてください

僕としては、仕事は楽しいものだと思っているので「207で仕事をするのが楽しくて仕方がない」っていう環境にしていきたい!っていうのは一番心がけています。そのために必要なものは全部やろうかなと思っています。

組織人員の話ででいうと、あと1年間で30人くらいは増えていくと思っています。直近で募集中のポジションでいうと、まず経験のあるシニアのバックエンドエンジニアの方が採用したいです。
なぜかというと、特にto B向けのサービスを作っていく上で、全クライアントに必要な機能もあれば、一部クライアントにのみ必要なものもあって、それぞれが色んな背景や文脈とセットで上がってきます。
それらを既存のアーキテクチャと整合性を保ちつつ取り入れていくことは、実はかなり複雑な作業なんです。それらを整理しつつ開発を進められる能力のある方に入社していただきたいと思っています。

ー 今後実現したいことについて教えてください。

もちろん掲げているビジョンである「いつでもどこでもモノがトドク」っていう状態を作りたいというのが前提としてあるのですが、207の事業拡大と並行して、あとで振り返ったら【207出身】っていうのが、ブランドになってる。そういう状態を作れたら面白いかなと思っています。
そのためには207で仕事するとめっちゃ成長するよね!っていう環境を作ること大事だったり、色々やらなければいけないことがあります。

ー 事業面で実現したいことはありますか?

おそらく1~2年後になってくると蓄積した配送効率化データをどうやって価値に転換するかっていうのがキーになってくると思います。元々、機械学習やデータ分析が好きっていう事もあるので、その辺りのデータの活用を通して非連続なValueを提供することが出来たら面白いと考えています。
また「TODOCUサポーター」「TODOCUクラウド」「スキマ便」の3つのプロダクトを見るのは難しいですが、だからこそ、面白さもあると思います。3つ事業をやっているからこそ、シナジーをいかに作るかで全然違った価値が生み出せるとは思っています。
複雑なものが増えていけばいくほど、それをシンプルに解決するっていう面白さが出てくるので、そこは個人的に楽しいなって思っています。

ー最後、どういう人と働きたいか教えてください

一番は「この人と仕事していたら楽しいと思える人」っていうのを大事にしたいと思っています。
だから、飲み会とかでも「この人と仕事の話で盛り上がるのが一番楽しいね」っていう状態を続けていくことが全体のパフォーマンスにも繋がっていくと思っているので、そういった人と働けると嬉しいなと思っています。
ネガティブなことを言わないっていうのは大事な要素です。
「どうやったらこれ上手くいくんだろうね」って事を常に考えたり言い合ったり出来る人っていうのは、重要だなと思っています。あとは俺がやってやるぜっていう気合いのある人ですね。

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