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【社員インタビュー vol.3】JTSUGYOは自分の力を伸ばせる場所。リモートワークや副業、そして独立に挑戦する29歳

第3回は、唯一の社員カメラマンである田中美紀(よしのり)さん。どんなお仕事をしているのでしょうか?

◆社員 田中美紀さん/カメラマン担当・29歳(取材時)

奈良県生駒市出身。大学を卒業し、県内の編集プロダクション勤務を経て『株式会社JITSUGYO』へ入社。リモートワークや副業に積極的に挑戦し、“これからの新しい働き方”を模索している。

◆担当ライター 小久保よしの/フリーランス編集者・ライター

埼玉県所沢市出身。移住先を探すため6年かけて全国各地をまわり、2017年に「奈良だ!」と東京から移住。本名である名前の由来は奈良・吉野の地名で、勝手に縁を感じている。

何でも一人で担当する編集プロダクションから転職

小久保:今日はよろしくお願いします。前職のお話から教えていただけますか?

田中:大学を卒業して県内の編集プロダクションに入り、全国の学生向けの雑誌編集をしていたんです。出版業界では一般的にカメラマン、デザイナー、ライターなどがいて分業されていることが多いんですね。

でも僕がいたところは「このページ、君担当ね」って言われたら、企画や取材先を考え、電話でアポを取り、インタビューも撮影もして、さらにデザインを組んで…と、最初から最後まで一人で担当するような会社でした。

小久保:すごいですね! そこで一通り経験して、全部できるようになったんですね。

田中:はい。いろんなことを担当させてもらって、僕が一番好きだなと思ったのが、撮影の仕事だったんです。会社の機材が使い放題やったんで、楽しくて。

小久保:辞めようと思った理由は何だったんですか。

田中:雑誌の編集の仕事って突き詰めていくといくらでも時間がかかるので、夜10時頃まで仕事をすることが多くて。さらに、学生さんの行事って土日が多いので、土日は取材に出ていて、休む暇がなかったんです。はじめから2、3年のつもりで入らせてもらっていたので、もう頃合いかなっていう気持ちもありました。

小久保:次の仕事は、どういう条件で探したんですか?

田中:僕は奈良で育って、奈良が大好きなので、奈良で働きたいなと考えました。いろんなところを転々とするような異動や転勤はない仕事がいい、とも思いましたね。

はじめはウエディングやホテル関係で探して、面接も受けましたが、うまくいかなかったんです。そんなとき、就職情報サイト「マイナビ」で『JITSUGYO』の営業担当の求人を見つけました。




社長の配慮で、入社3ヶ月で制作部に異動

小久保:数ある求人のなかから『JITSUGYO』を選んだ理由は何ですか?営業は未経験だったわけですよね。

田中:印刷業界の営業だったので、前職の経験や知識が活かせるかなと。あと、実は当時は自分に自信がありませんでした。というのは、面接にいくつか落ちてしまったからです。

『JITSUGYO』の面接を受けたら、選んでくださったので、営業としてまず始めようと思って。入社したのは2017年10月です。

小久保:なるほど。入社してみて、社風はどう感じましたか。

田中:みんな優しいし、風通しがいい会社だと感じました。20代は僕のほかに二人いますが、若い人が少ないので、そのぶん可愛がってもらえるというか(笑)、すごく頼れる方が多いんです。それは僕にとってありがたい関係性です。

小久保:それはいいですね! 営業の仕事はどうでしたか?

田中:今『JITSUGYO』はアニメーションや動画の事業もしていますが、やっぱり一番肝になってくるのは、60年続いている紙のほうの事業です。長いことつながりがあるお客さんとの仕事があってこその新規事業だと感じました。

そのどちらもありがたい仕事なのですが、実は、入社して数ヶ月で悩み始めてしまって…。仕事自体は厳しくはないんですけど、自分の好きなカメラがあるなかで、違う仕事をすることに悩んで、もがいていたんです。そこで社長に、「辞めたいんです」と話しました。

小久保:社長さんは、何ておっしゃったんですか。

田中:そのまま辞めさせるんじゃなく、「考えるわ」って、本当に僕のことを考えてくださったんです。「制作部のほうに空きが出たので、そっちはどうか」と提案してくれました。デザインは経験があったので、入社3ヶ月で制作部に異動させてもらったんです。

小久保:そうだったんですか。そういう経緯で異動とは、なかなかないですよね。

田中:そうですね…。社長は社員から相談を受けると、いつも「この社員が一番この人らしく活きる場所はどこだろう」と考えてすごく探してくださるんです。その度量に感謝しかありません。



大好きな撮影の仕事とリモートワークが可能に

小久保:制作部に異動して、すぐに撮影担当になったんですか?

田中:しばらくはポスターなど、紙もののデザインをメインで担当していました。制作部の他のスタッフと横並びで。でもそのうち内製化が進んで「撮影、やってみようか」とだんだんまかせていただけるようになったんです。

それまではすべて外注に出していた撮影を、僕が担当することになりました。社内で商品などの撮影をしたり、取材に同行して取材対象者の撮影をしたり、大好きな仕事をさせてもらえて、とてもありがたかったです。

小久保:御社はリモートで働くことも可能だそうですね。

田中:2019年春頃、会社で動画事業を始めることになり、僕は動画の撮影は全くしたことがなかったんですけど、担当させてもらうことになりました。

さらに2020年9月からアニメーション事業が始まって、僕はアニメーションの制作担当もさせてもらい、それまで携わっていたデザインの仕事からは離れることに。アニメーション事業と、写真撮影、動画撮影っていう3つを専門にするようになってから、必ずしも会社でなくても作業ができるようになって。

新型コロナウイルスの流行以降に弊社でリモートが解禁されて、僕から「リモートという形で働きたい」と話したんです。それを快諾していただき、必要に応じて出勤する形で、2020年10月からリモートワークが始まりました。



副業にもチャレンジし、独立を視野に入れる

小久保:あと、驚いたのですが、御社は本業に支障がない範囲であれば副業も可能だそうですね?

田中:はい。取材以外はリモートワークをするスタイルになったので、個人の仕事を受注したいと社長に相談したところ、「これまで通り仕事をしてくれるんだったら、平日に個人の仕事を入れてもいい」と許可してくれて、どんどんやってくれっていう感じで。

そこで個人として、ウエディングや家族写真などの撮影の仕事を始めました。自分のやりたいことも会社の仕事も存分にさせてもらっている環境が、すごくありがたいです。副業に手を挙げたのは僕だけだったそうです。

一番ありがたかったのは、自分でもカメラ機材を持っていますけど、社長が「どんどんスキルが上がっていくんやったら、会社所有の機材を個人の仕事でも自由に使っていい」と。

小久保:すごい! そこまで言ってくれたんですね。機材は高いですもんね、揃えるの。

田中:はい。はじめは個人の仕事は細々とやってたんですけど、受注が増えていきました。正直に言うと両立は簡単ではなく、時間のやりくりが大変なところもあって、だんだん自分の独立を視野に入れて、土日に動くようになりました。

それで「正社員という立場じゃなくフリーランスという立場で携わらせてもらいたい」と伝えたら、「そうしようか」って。全然こじれるようなこともなく、2021年7月に退職することになったんです。

社長は「事業としてのゴールがあるんやったら、その過程はどんな形でも、それぞれが一番幸せに感じるやり方でやったらいいんじゃないか」と考えているそうです。社長がよく言うのは「会社をいいように利用してくれ」と。

小久保:田中さん、いい意味で一番利用したんじゃないですか。

田中:そうですね。社内では異端児みたいな感じかもしれません。そういう風に伸び伸びできる場をつくっていただくと、会社の仕事に対してより「頑張ろう」と思いますし、期待に応えたいと思うようになりましたね。


やりたいことができる環境をつくってもらえて、感謝

小久保:7月末で辞めて、8月から完全に独立っていうことですか

田中:『JITSUGYO』とは業務委託契約を結びます。働く場所や立場は変わりますけど、自分のやりたい仕事が続けられることがうれしいです。『JITSUGYO』の仕事と個人の仕事を両方やらせていただいて、一つひとつの仕事に前のめりに、より一層いいものをつくっていきたいと思っています。

僕は、これからは働き方に多様性が出て、事業ごとに熱意のある人とチームを組んで、それぞれのスキルを活かして仕事をする形が主流になっていくやろな、って思っていて。それであれば、フリーランスという形で会社に貢献することもアリかなと感じています。

小久保:田中さんにとって、『JTSUGYO』さんはどういう存在ですか。

田中:『JTSUGYO』は、いろんなことをめちゃくちゃ伸ばせる場所。自分のやりたいことを好きにできる環境をつくってもらえる機会があります。それは、これから入社される人にとって意義があるんじゃないかなと思いますね。

若い人のなかには、自分のやりたいことを伸ばしたいと考えている人や、自分らしく楽しく働ける場所を探している人が多いと思うんですね。たとえ自分のやりたいことが印刷業界にハマらなくても、弊社に入って社長と話してみたら、近しいことができるかもしれません。

小久保:未来を感じるお話を、ありがとうございました。



(取材後記)

自分のやりたいことに真摯に向き合いながら、それを正直に社長に伝え、よりよい環境を得ることができた田中さん。会社への感謝を何度も述べ、「今後もこの会社に関わっていきたい」と語るまなざしが心に残りました。

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