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なぜMILのエンジニア採用はコーディング試験を行うのか

今回は2018年4月に入社した原(はら)さんに、MILのエンジニア採用で実施しているコーディング試験への想いを詳しくお聞きしました。原さんはエンジニアとしてMILの自社サービスであるインタラクティブ動画編集プラットフォームの開発を担当されています。

経歴: 1992年生まれ、青森県出身。会津大学のコンピュータ理工学部を卒業後、同大学院へ進学し修了。新卒でSESベンチャー企業に入社し、当時派遣先であったMILのプロダクトに惹かれ転職を決意。MILの2人目のエンジニアとして、新規機能の開発、既存機能の修正、運用保守だけでなく、営業チームを絡めた取り組みやエンジニア採用まで幅広く担当。

現在のエンジニアの採用フローについて教えてください

基本的には、カジュアル面談→コーディング試験→最終面接という流れです。最終面接では代表の光岡とエンジニアが参加して行うので、候補者の方と対面でお話しするのはそのタイミングになります。

ただ、私の場合はコーディング試験の担当をさせていただいているので、間接的ではありますが候補者の方と関わる機会は多いと思います。

以前のエンジニア採用との違いは何ですか?

実は以前はリファラル採用がメインで、全く公募をしていませんでした。そのため、まだ確立された採用手法はなく、これから創り上げていく段階です。現在は会社が急速な成長期にあり、新たに加わった人事メンバーを中心に採用の地盤を強化しています。

応用の答えは基礎にある

コーディング試験を取り入れた背景を教えてください

今回エンジニア採用を行うにあたって、初めから「コーディング試験は必須だな」と感じていました。というのも、MILのエンジニアの人数は現状5名以下ととても少なく、なかなか教育にかけるリソースが足りないのが本音です。

そういった中で今MILが求めているエンジニア像は、簡潔に言うと「基礎を武器にして応用に活かすことができる」、自走力が高い即戦力の人材です。付け加えると、Web業界に興味があり、自分で調べて解決に向かう力を持つ人をコーディング試験と面接で見極めています。

実際に、MILのサービスは動画を扱うこともあり、色々なブラウザに対応していかなくてはならない場面が多く発生します。例えば、特定のOSやブラウザ、あるいはバージョンに依存する不具合が出るのですが、調べても解決策が載っていないことがあります。しかしそういった状況でも、自ら情報収集をし、試行錯誤し、自力でひたすらデバッグして調べて前に進まなければならないのです。

実際の開発現場においても自走力を重視しているのですね

はい。象徴的なのは「1機能を一人のエンジニアが担当」する開発体制でしょうか。例えばフロントエンドが自分の担当でバックエンドは他の人の担当という体制もあるのですが、MILでは仕様検討から実装、テストまで一人で行います。時には1〜2ヶ月をかけて開発を行うこともあります。

例えば、私が過去に担当した「動画レポート」という機能の開発においては、一人でバックエンド、フロントエンドだけではなく、当然ながらデータベースのテーブル設計や仕様検討から考える必要がありました。そのため都度営業チームとも連携し「こういう機能が欲しい」などのリクエストを聞き、「こういう風に実現しましょう」と提案するなど具体的に擦り合わせながら開発を進めました。もちろん途中で何度も壁にぶち当たるのですが、自分が主導であることを忘れずにトライ&エラーを繰り返し、時には開発メンバーの意見をもらい確実に完成形に近づけていきます。

少しMILの面白さを交えて話すと、動画レポート機能の一部の「視聴分布レポート」は、フレーム単位でインタラクティブ動画からの離脱原因を「ポジティブ」と「ネガティブ」という2種類の分類で特定し、分析することを可能にしました。

そうすることにより、「動画から商品ページへ遷移した離脱=ポジティブ」が多いフレームの原因は何か、あるいは「動画への興味が薄れてプレイヤーが閉じられた離脱=ネガティブ」多いフレームの原因は何かを分析し、そのデータを基に、より効果の高いインタラクティブ動画の運用を目指していくことができます。

この機能はMILの中でも、特許を取得するような大きな機能になりました。

自分が担当した機能でこういった経験ができるのは、MILならではの面白さなんですよね。

こういった開発体制が成り立っているのは、基礎である原理原則から思考できる力がメンバーそれぞれにあるからだと強く感じています。

この業界柄変化が激しいので、新しいことへの興味は重要なのですが、特にWebに興味を持っている人は「新しくないこと」にも興味を向ける必要があると思うんです。原理原則を理解せずに新しいものを使い応用することは難しいので。そのため2時間のコーディング試験では、「JavaScriptでWebに関する知識を持っているかどうか」といった点も確認しています。

コーディング試験の合格率が1%以下なワケ

コーディング試験を実施してからどのような変化がありましたか?

合格する人が少ないので、実際に合格者が出た時に「都市伝説かと思ってた」と代表から言われたのは印象的でしたね(笑)。

ただ 自身は、それが当たり前だと思っているのが正直な感想です。

そもそも、世の中の流れとしてエンジニアの需要が全体的に増えてはいるのですが、エンジニアという定義自体がとても幅広いものになっているのが現状です。

Web業界だけでも、バックエンド、データベースエンジニア、クラウドエンジニア、など様々な分野がある中で、今MILが求めているエンジニアを探すとなると、フィットする人材はかなり絞られると思います。

今回、それを理解しながらもエンジニアを募集している背景には、これからのMILの技術基盤を共に担える仲間を本気で探しているからです。そしてそれが、エンジニアとして今後のキャリアを本気で考えている候補者と真剣に向き合うことであり、ミスマッチを最大限に減らすことに繋がると考えています。

試験について候補者の方からご意見をもらうことはありますか?

実は、ありがたいことに受けていただいた方々から感想をいただけることが多いです。内容は様々なのですが、

  • 試験を通して今の自分に足りない部分を見つけることができた
  • 最後の一秒まで没頭して考えることができて楽しかった
  • MILのエンジニアメンバーへの興味が深まった
  • MILの開発体制への理解が深まった
  • MILのサービスへの興味が深まった

というように、ただ受けて終わりではなくMILへの興味を深めていただけるのは大きいですね。

私自身も監修する上で、ありあわせの内容ではなく、いかにMILのエンジニアがスキルファーストであるかを詰めて問題設計を行いましたので、少しでも候補者の方に伝わると嬉しいです。

今後のMILのエンジニア採用の展望を教えてください

これは個人的な意見になりますが、今後エンジニアが今よりももっと増えていけば、即戦力だけでなくMILに興味を持ってくれる大学生などの育成枠を採用していきたいと考えています。

今はそのための準備期間。会社のフェーズとしてもまだまだこれからですし、今後新たに加わるメンバーと共に技術力の基盤を創り上げていきたいです。

最後に候補者の方に一言お願いします!

MILではインタラクティブ動画業界で常に先頭を走り続けています。アイディア次第で新しい開発にも挑戦できますし、一人一人が大きく成長でき、達成感を得られるような開発スタイルになっているので、ぜひ我こそはという方は応募いただけるととても嬉しいです。

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