前職は地方公務員として、地元の町役場で勤務していました。

周りからはなんで公務員辞めたの？と言われることも多いです（笑）

公務員からの転職、なぜベンチャー企業である株式会社コムライズを選んだのか。
その経緯をお話しいたします。

周囲を気にする子供時代

小学校3年生の時に、「兄がやっているから、やってみなさい」と親の言葉で始めた野球。

物事を継続できる人の多くは目標があったり、その物事が好きだったりするかと思いますが、
目標といえば「甲子園に出たいなー」程度、野球が好きかと聞かれても即答はできないレベル。

そんな中途半端な気持ちで続けてきたため、何度も辞めたいと思いました。
理不尽に怒られることも多々あり、「自分なんで野球やってるんやろ」となることも...
しかし、引退するまでの13年間『辞める』という選択をしませんでした。

①期待してる人を裏切ってしまう
祖父が野球好きで、僕の活躍を喜んでいた。
②周りの目が怖い
やめることで他の部員に迷惑がかかる。辞めた後、家族や周りの人になんて思われるのか。

大きく２つの理由があったと思います。

野球以外でも、「周りがやっているからする」「周りによく思われたい」など
周りの目や評価を気にして過ごした学生時代でした。

周りとの違いに苦悶する大学時代

中学生の時にお世話になった先生。
野球部の顧問として、自分の人間性を良い意味で変えてくれた先生に憧れ、
教員の道を志しました。

体を動かすことが好きだった僕は、教育大学の保健体育コースに進学。
夢の実現に一歩ずつ近づいていました。

大学生活は、人間関係に恵まれ、めちゃくちゃ楽しい日々を過ごしました。
しかし！楽しい時間を過ごす反面、少しずつ劣等感を抱くように...

仲の良い友人の多くは「インターハイ出場」「全国○位」自分にない『実績』があり、
実績がない友人も「運動能力の高さ」「リーダーシップ」など自分にない『能力』を持っていました。

「自分が強み」を考えるほど「大した人間じゃない」と思うことも増え、
自分に対して自信を持つことができなくなっていました。

保健体育教員の採用は狭き門で、講師として働きながら毎年チャレンジする人も少なくないです。
自信を持つことができなかった自分は、実績・能力のない自分には難しいと決めつけ、
保健体育教員の道を諦めてしまいました。（他にも理由はありますが）

また教育実習を通して、小学校教員は自分に向いていないと感じていたため、
教員になるという夢がなくなった瞬間でした。

モヤモヤした公務員時代

教員の夢を諦めて以降、自分自身のやりたいことが見つかりませんでした。

たまたま地元の町役場で募集があることを知り、一般企業の就職活動すらしていなかった僕は、
「とりあえず受けてみよう」という気持ちで受験し、運よく内定をもらい働くことに。

・もともとやりたい仕事ではなかった。
・自分のやっている業務が、町民の役に立っているという実感が湧きづらかった。

1年働いて、やりがいを見出せなかった僕は、転職を考えるようになりました。

しかしやりたいことが見つからなかった僕は、頭の中では転職を考えていても
行動に移すわけでもなく、ただ日々が過ぎ去っていきました。

「転機」は突然に！

そんなある日、ベンチャー企業で働く友人と話をする機会がありました。
仕事の話をする友人に対して、自分にない「活力」や「魅力」を感じました。

「行動を起こさないと何も変わらない」

その日が転機になりました。

すぐに転職活動を開始し、1ヶ月後には退職願を提出。

今まで考えるだけで行動に移すことができなかった僕も、
「転職を考えたこと」「自分と向き合ったこと」をきっかけに、変わることができました。

コムライズに入社して

コムライズに入社後、阪神エリアの立ち上げや後輩の指導など、
前職ではできない経験ができています。　

また、積極的に発言ができる社風より、自分の意見を発言する機会が多くなりました。
意見を積極的に発言するタイプではなかったので、昔の自分からは想像できないです（笑）

・1から作るものも多く、正解を探しながら試行錯誤をする
・コミュニケーション（考え方の違いでぶつかることもしばしば）

上記のように大変なことや、悩むこともあります。
しかしそれ以上に成長につながる経験ができていると感じます。

入社してから2年半、転職コンサルタントとして勤務しましたが、
10月からは新規事業「ふくみっと」に携わることになりました。
今後の自己成長を考えると、ワクワクが止まらないです！

やった結果、失敗することもあると思いますが、行動にうつさない限りは
変化を起こすことはできません。

「Just do it」　
この言葉を信条に、今後も行動を止めず、挑戦し続けます！

最後までご覧いただきありがとうございました！