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高齢化と介護とITと

どうも。ESPの東田です。経営をしたり新事業作ったり講師をしたりしている狂人です。

どうしても解決できない

ご存じの通り、世界に類のない高齢化と人口減少具合の日本です。年齢を重ねるということは、老化して抗体が弱まって病気リスクが高くなってきます。直接介護をしていませんが、身内でその状態になっています。

私の母は何の予兆もなく、「腕が痺れる」という言葉を発した数分後に意識を失って倒れ、生死は50%50%から生を掴み取ったわけですが、その原因が脳出血。その後遺症で半身が動かず、寝たきりの生活を余儀なくされ、マヒした半身が回復する見込みはないという診断。たまたま父が定年ちょっと前に引退をしていたので、介護と生活費は父だけで何とかなるという状況でした。ただ、家事をほぼしたことのない昔ながらの「ザ・おとん」の父は、いちから料理も家事も学んでいました。

スマートスピーカー

ESPに入社して、スマートスピーカーを調査し始めたことがあります。それは、ITを使って何かできないかどうかということから、父が出かけていても、家にいて別の部屋にいるときも、「」によってどういう状況か、何をしてほしいかを通知することができやしないか、と。echoを購入したりと、プログラミングも学習しながら試行錯誤していたわけですが、初歩的な盲点があることに気づきました。

「半身がマヒしているので、舌の半分もマヒし言語を発することができない」

という問題。「あー」や「うー」のような言葉しか発せられないわけです。英語にしても日本語にしても、言葉そのものではなく波形を認識して特微量をAIが分析するので、もしかしたら認識できるかもしれませんが、状態的に一般的な言葉と同じ波形を出している確率は低かろうと。

オリジナルAIが必要

これを解決するには市販のスマートスピーカーでは無理。しっかり音響分析をしなければならないわけですが、例えば母から「リンゴ」という言葉を、発せられる言葉で喋ってもらいサンプリングを取る。そこから周波数や強弱、時間の特微量のパターンを抽出していくことになるでしょう。もちろん辞書を作ったあとに、多くの単語などの情報量を必要とするならば言語モデルとの組み合わせも行わなければならない。私では無理でした。対コンシューマでこれを流通させようとしても、舌の状態いかんでパターンが異なって個別カスタムが必要になると予測できるので、価格は下がらないだろうと思うわけです。

働かなきゃいけないときはどうするか

私の家族はたまたま父親が生活できる資金があった。これが、介護するのが自分である、生活費も自分で稼がねばならない。貯金もそんなにない。このときどうすれば良いのか。もちろん、生活保護という選択肢もあるでしょう。会社によっては介護からの復帰を積極的に行う会社も存在はします。ですが、キャリアを積みたい人はどうすれば良いのか。見守りシステムなども出てきていますが、私の母もように一人では飲食できず、排泄ができない状態でフルタイムで働くことは至難。お金持ちなら介護士さんに毎日来てもらえればよいのかもしれませんが、そうそう金持ちはいません。この解決方法をまだ私は知らないのですが、何とかITで解決したいですが、法律も変わらねばならないでしょう。

おそらく私の知識量とスキルでは難しいので、これが解決できるソリューションができそうなら投資したいと思う今日この頃です。

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