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より良い未来の妨げになるもの

株式会社ESP 代表取締役、髙原です。

リフレッシュで、久しぶりに哲学の本を読みました。
私は子供の頃から神の存在を信じたことが無いですが、どのような価値観があるかは興味あります。
2000年以上前の考え方も、抽象化レベルを上げると現在も応用できる部分が多いです。

哲学は西洋と東洋の両方を俯瞰して比較すると、より横幅が広がります。
横幅が広がると、自分の無意識の価値観を発見しやすくなります。
価値観を発見し意識化すると、こっちの価値観の方がいいなとかアプリインストールのイメージで再選択できるようになります。

なので、両方理解してバランスよく使うことがオススメです。

役に立つ、西洋と東洋の代表的な考え方を一つずつご紹介します。

■無知の知

テッパン中のテッパンですが、ソクラテスの無知を自覚することが第一歩という考え方が好きです。

解像度を上げると、こういうことかなと解釈しています。
①無知を自覚すると、知りたいという好奇心が生まれる
②好奇心から、調べたり考えたり実験したりという能動的な行動が起こる
③この行動がものごとの吸収につながり、成長を加速させる

私は日々この考え方を意識していて、例えばビジネスの現場でお客様からこのサービス知ってる?と聞かれ、その時知らなくても次迄には調べてものにしておくというポリシーです。

これを妨げるのは「己のプライド」だけです。

この考え方をベースにすると、傲慢にならず謙虚にいられます。

■諸行無常

仏教の言葉で、「この世の万物は常に変化する」という意味だそうです。
これは昨今のコロナを受けた半強制的な価値観やスタイルの変化を経験すると、一層核心をついていると感じます。

例えばこのような流れもあります。
「足し算」から「引き算」の時代へ | Focus On エンジニア by Kenta Takahara (wantedly.com)

これは過去の考え方・知識はそのまま使えないことを意味します。
逆に、良い結果を得ることの妨げになる場合もあります。

その考え方・知識は今に適しているか、前提を疑い確認した方が良いです。

■考え方・知識は手段

仮に考え方・知識は、より良い結果を得る手段と割り切ったとします。

今携わっているIT業界を見渡すと、古いベテランエンジニアの変わらないレガシーな考え方・知識が邪魔になり、新しい技術導入の妨げになるケースは多いと思います。
例えばスマフォ時代にガラケーを使い続けるように・・・

これは広い意味では「老害」です。
未来のより良い結果に向け、考え方・知識のアップデートはとても大事です。

アップデートには投資が必要です。

そして投資はお金だけでなく、それにかける時間も含みます。

これらのことはITエンジニアに限らないです。
私自身変化に対応するため、プライドでなく好奇心で新しいことへ挑戦し、社員にシェアしたいと思います。

例えば現在当社では以下の取り組みを行っております。

可能性広げるサブスキルを。マルチクラウドを最小の労力で身につける! | Focus On エンジニア by Kenta Takahara (wantedly.com)

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