1
/
5

【代表インタビュー】5周年を迎えた今 大事だと思う3つのこと

2023年6月、VOLLCTは創業5周年を迎えました。

創業時から変わらない「働く中に、自分らしさを」というミッションには、VOLLECTに関わる全ての人が、それぞれの「自分らしさ」を追求できる環境で、誰かのために働けるような世界を作りたいという、代表の願いが込められています。

新たな仲間も増え、急成長フェーズを迎える今思うことを聞きました。

2018年6月に創業し、早いことに5年が経ちました。
五反田にある1Kの築40年超えのマンションから始まり、色々なことがありましたが、
ありがたいことにお客様やメンバーに恵まれ、5年目を迎えることが出来ました。
この1年で自分が学んだことを、特に大事だと思う3つに絞ってお話ししたいと思います。


1.判断と意思決定は似ているようで全く異なる。トップは、判断ではなく、意思決定をしなければいけない。


判断とは、100人のうち80〜90人が正しいと思う答えを提示することで、論理的に考えれば実現できる。
一方で、意思決定とは100人のうち80〜90人が間違っていると思う答えを提示することで、論理的に導けることではない。
ただ、判断だけでは競合と同一化し、しいては衰退の道を辿ってしまう。
責任を全て抱えるトップだからこそ、反対意見もある意思決定をしなければいけないということ。
判断は誰でもできるからこそ、意思決定をすることこそ、トップが行わなければいけない。

2.会社の利益創出に、絶対目を背けてはいけない。


資金調達して赤字でプロダクトを作っていても、将来的には絶対に利益創出が必要。どんな大義名分があったとしても、会社は利益を出すことでしか残れない。
昨今、仕事のやりがいやCSRなどの社会貢献の観点が注目され、
さらに資金調達があたかも本業で利益を稼いでいるような感覚になっていることで、会社が本業で利益創出することの大切さは忘れかけられている事が多い。
資金調達できるのは、投資家からいずれ利益が出ることを見越してもらえているからであり、遅かれ早かれ利益を出さなければいけない。
アシスタントであれ、管理部門であれ、直接的に会社の業績に関わっていなくても、一人ひとりが利益創出に行動し続けなければ会社は崩壊してしまう。

3.「成功」は保証できないが、「成長」は保証できる。


成功するかどうかは、運や環境などの外部要因によって変わってくるが、成長は自分次第でどうにでもなる。
だからこそ、成功を目指す中での失敗も成長に繋がる。そしてその成長がいずれ成功に繋がる。
行動を起こせば、成長は必ず伴うことを肝に銘じて、成功だけを追わないことが大切。


【番外編】この1年で学んだ考え方

部下の成長のために、最も重要なことは「自分自身の成長」。成長し続ける管理職がいる組織は、成長し続ける。

◆「クヨクヨしてられない。前に進まなきゃ」ではなく、「クヨクヨしながら、前に進む」のが正しい。クヨクヨすればするほど、反省点が見えてきたり、ミスを減らせたりするメリットもある。「クヨクヨしないで前に進む」のは、クヨクヨする余裕がないだけ。

◆「どんな状況でも自身の感情を一定にコントロールし、その状況でちゃんとやるべきことをやる」ことの大事さ。

◆「成果を出すこと」がゴールではなく、それを再現性をもって実現するところまで構築するのが仕事である。

◆ビジネスにおいて、コスパやROIは当然大切。ただどれだけの期間でコスパやROIを見るべきかを考えていないケースが多い。短期間でのコスパを追いすぎるあまり、中長期ではコスパが悪くなってしまうことを忘れていけない。

経営とは、「なぜそれをしているのか」という問いに答えを見つける仕事。

◆会社が儲かって経済的自由を得るだけでは、楽しく無い。それと同時に夢やビジョン、仲間との信頼、こういうものも追求していくバランスが必要。ただ会社の成長から逃げてはダメ。

ビジネスには優勝は存在しない一社だけが勝つということはない。

◆30代後半になると親も60代後半〜70代。親が生きてられるのは、もしかしたら10年以内かもしれない。そう考えたら、この10年の間に如何に親に恩返しが出来るのかが自分の行動指針の礎になる。

アドバイザーやコンサルの一番の喜びは、アドバイスした人が成功すること。だからこそ、アドバイスを受けた側は、とにかく必死に成功させることが最大の恩返しになる事を忘れてはならない。アドバイスが成功の鍵になったとしても、それだけで成功するはずがないのだから。

◆自信がないという人の多くが、そもそも行動を起こしていないケースがほとんど。やってみて失敗と成功を繰り返して初めて自信に繋がる。

会社経営とピープルマネジメントを混ぜて考えてはいけない。

ビジネスは勝負の世界であり、基本的に負ける事のほうが多いそれを前提として、経営しなければいけないとのこと。

素晴らしい経営者の一番の特徴は、自分の引き際をわかっている人。

売上や利益だけを追求する「PL脳」ではなく、会社自体の価値を高めるための「ファイナンス思考」が大事なのは、間違いない。利益を出しながら事業に投資しないと、いつか衰退する。

理(戦略)、心(実行する胆力)、運の3つが事業を成す上で大切。そしてその割合は、1対4対5。ファイナンス思考は「理」の部分。4の部分が経営者である自分次第。

◆結果はどうしようもない。その結果をどう自分自身が捉えるかどうか。

自分らしさを追求できる環境で誰かのために働くことは、人生において何にも変え難い喜びを得ることができます。

誰かのために価値を提供できたとしても、それは自分なりのやり方ではなければ、心底満足は出来ません。
一方で自分なりのやり方だとしても、誰かのために価値を残せなければ、それは自己満足に過ぎません。
逆自分らしさを追求するだけでは、自分らしさは追求出来ないですし、
社会や組織、仲間への価値提供があってこその自分らしさでなければいけないのです。
そのためには、常に学び続け、どんな環境下でも、世の中から求められる人材であることが前提となります。
学び続け、求められる人材になる。
そして、その中で自分らしさを追求する。

VOLLECTは、関わる人全てがそんな世界を目指せる「後押し」をしていきたいと思っています。

株式会社VOLLECTでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社VOLLECTからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?