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メタマテの鋳造ワークショップご紹介

こんにちは、メタマテの長瀬です。


メタマテでは、金属に関連するワークショップを毎日開催します。

親会社の株式会社キャステムは「鋳造」という金属加工技術を用いて金属部品を作っています。

「鋳造」とは、金属を溶かして型に流し込んで形を成形する技術です。

今回はその「鋳造」を皆さんにも体験していただける「鋳造ワークショップ」をご紹介します。


ちなみに鉄の融点は皆さんご存知でしょうか?

なんと1538度!

とてもご家庭では溶かせませんよね?

金属によって融点は様々でして、ざっくりと紹介すると

アルミ・・・660度

銅・・・1,038度

銀・・・962度

金・・・1,064度

といった感じです。

どれもさすがに自分ではハードル高いですね。。。


しかし、IHヒーターを使ってご家庭でも溶かせる金属もあるんです。

「錫(すず)」という金属は融点が232度。

232度くらいなら、手鍋でずーっと火にかけてると溶かせちゃうんですね。
そして錫と他の金属を混ぜあわせて融点を低くした「低融点合金」というものがあります。
これらは、配合によって融点が140度だったり、80度だったり様々な組み合わせがあります。
メタマテでは主にこれらの低融点金属と錫をつかってワークショップを体験していただきます。


お湯で溶ける金属で鋳造体験

スチレンボードに好きな絵を書き、カッターナイフで切り取ります。
そして、切り取ったスチレンボードをアクリルの板で挟んで「鋳型」を作ります。
そこに、80度で溶ける金属を流し込んで、冷えて固まったら不要な所をカットして磨いて完成。
穴をあけてチェーンをつけるとキーホルダーにもできますね。

好きなものを金属化しよう!

金属にしてみたいものを持ち込んで、型取りして鋳造します。
写真は「えだまめ」を鋳造してみました。
えだまめを金属化すると箸置きみたいですね。カワイイペーパーウェイトにも使えちゃう。
型は繰り返し使えるので、ワークショップが終わった後にご自宅でやってみていただくこともできます。
こちらのワークショップでは版権物はお受けできないのと、そもそも鋳造出来ない(型が作れない)形状などもあるので、事前予約制です。※物と状況によっては当日申込も可能


などなど、ここでご紹介したのはごく一部。

メタマテでは鋳造以外にも様々な金属加工のワークショップを企画していきますのでお楽しみに。

そして、メタマテで働くと、こういったものづくりの知識が自然と身に付きます。

自分達で色々と作れるようになるのはものすごく楽しいですよ♪

(私はボードゲームのコマを金属で作ったりして遊んでます♪)

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