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【ユニットリーダー】お客様とお客様の間にある仕事だからこそ、そこにしかない魅力がある|Axisヒトモノガタリvol.41

業務範囲の広いアクシスの中でも、多岐にわたる業務を担う
BPOセンターのユニットリーダーとして活躍する女性リーダーに
引き続き話を聞きました。
後半では、リーダーとしての仕事のやりがいや、将来「システム
エンジニア」を目指す女性へ、女性だからこその役割として
実体験から考えていることを聞いています。

米田 真由美 BPOセンター ユニットリーダー
県内や首都圏企業、行政・団体のヘルプデスクの全体管理、新規案件のサービス構築を担当する他、ユニットリーダーとしてコールセンター業務のマネジメントを担う。

お客様と、そのお客様の信頼の懸け橋となるBPOセンター
BPOセンターの業務の中でもヘルプデスクやコールセンター業務はエンドユーザー、つまりお客様(企業)のお客様(個人)に近い立場にある。さらに、スタッフ1人は限られた1社の対応だけをしているわけでもない。電話対応一つとっても、お客様によってコールセンターに求められる対応の範囲も異なるため、入電毎に頭の切り替えも必要となる。そのような業務を担うスタッフのマネジメントを担当する米田にとって、クライアントからスタッフの対応に関するお褒めの言葉は、自分のこと以上に嬉しいと感じる瞬間だ。一方で少なからず発生するクレーム対応後のメンバーのフォローや、コミュニケーションはマネジメントの立場として、日々勉強中だという。他社や他部署とのプロジェクトに参加した時は、プロジェクトが終わる時に「また、一緒に仕事をしたいです」と言葉がかかるとそれまでの苦労も喜びに変わるという。

関わる企業の数も、部署の数も社内でトップ。異なる事業に関われるから毎日が新鮮
多岐にわたる業務やプロジェクトに参加する米田に、BPOセンターの魅力について聞くと「今、困っている人を助けることができること、また、もしそれがトラブルだったとしても解決することが次の仕事につながること」と答えが返ってきた。
お客様が法人相手の事業なら、お客様(企業)とそのお客様(企業)の信頼の架け橋になり、個人相手の事業なら、お客様とファンを繋ぐのもBPOセンターだと話す米田の声にはこの仕事への自信とプライドを感じ、その姿が輝いていた。社内でも同じように関わる部署が多いのも魅力の1つ。サテライト、WEBユニット、超地域密着型生活プラットフォーム「Bird」、プログラミングスクール「TIAKIDS」と、新規事業に関わるチャンスも多い。「その意味では飽きないと思います。」と笑っていた。

苦手な開発にも、経験を活かして違う立場でチャレンジしたい
BPOセンターの立ち上げから関わる米田にとって、その業務の幅広さ、面白さを聞きながら、少し意地悪な質問だと思いながらやっぱり、恒例の質問「もし、部署を変わることができたら、チャレンジしてみたい仕事は?」をしてみた。
「実はこれまで色々なことにチャレンジする機会をいただいていて・・」と笑いながら、もう一度チャレンジしてみたいのは「WEBディレクター」という答えが返ってきた。今では事業部としてその活躍も社内では大きくなったWEBを手がける部署でもその立ち上げ時期に数ヶ月経験をしたことがあるという。「ただ、本当に短期間だったので、もう少し知識があったら・・・」と心の中で思うことがあるという。さらに、入社後従事していたシステム開発については、開発自体は元々苦手だったことや、現場を離れて時間が経っていることもあり難しい部分と笑いつつも、お客様と直接話をして、要件定義をすることは、今の業務の経験を活かせる部分とチャレンジはしてみたいと話していた。

-Axisは「SHIFT THE LOCAL -活きる場所が、広がる未来へ-」を掲げています。働く場所を選ばない価値観が浸透しはじめた今、新しい働き方を実現するために気を付けていることは何ですか?
「コロナ禍で移動ができない環境になった中でも、新しいお客様に出会えたこの1年半だった」と米田は振り返った。BPOセンターに所属しながらも、東京や大阪の企業に出向し、勤務していた時期もあったという米田は、アクシスに入社するまで、自分自身の人生には関係のない存在と思っていた誰もが知る大手企業と鳥取にいながら仕事を経験できたことは財産だと話していた。今は自由な移動はむずかしく、オンライン会議が中心となったが、オンラインで以前東京や大阪で一緒に仕事をした出向先の方に会えることや、部署が変わった今も声をかけていただける関係を築けたことが嬉しいと話していた。

現場でシステムを実際に使う人の目線に立てる客観的な視点を大切に
社内の女性のシステムエンジニアはまだ少ないが、女性が向いていると感じる点について最後に話を聞いた。システムエンジニアの仕事は、コードを入力してシステムを作るだけではない。お客様と話をして、何が課題で、どのようなシステムが必要で、実際に使う人はどんな人たちなのかという、一見、関係なく感じることも含めて客観的にヒアリングすることが大切な業務だ。システムエンジニアとして米田が勤務していた頃に、お客様から「その視点はありませんでした」、「そういう目線も必要ですよね」といった声を多くいただいたという。システム構築となると、どうしても効率重視で話が進みがちだが、実際の現場でシステムを触るのは女性というケースが比較的多い。現場にいる方たちが不便に感じることの解消と効率化が必ずしも一致しないこともあることから、女性目線の客観的な意見も必要不可欠なのだという。このお客様目線の考え方が、場所を変わっても米田が輝く所以なのではないだろうか。

【編集後記】
鳥取に移動して間もない頃、「オンライン会議のすすめ」的な5回シリーズのテレビの企画の打診を受け、講師役を米田に依頼した。オンライン会議の導入が急務となった中、様々な所で講演の経験があると聞き安心したお任せしたものの、制作側もオンライン会議を未導入という状況。5回分の構成内容から関わってもらうことになった。米田が多忙を極める中で手間をとらせてしまったことは今でも反省している。その時に触れた豊富な知識、徹底したお客様目線の拘りを今でもはっきりと覚えている。BPOセンターの役割が大きくなる一方だが、もう少し状況が落ち着いて、米田が大好きだと話していたお酒を馴染みのお店で楽しめる日が来ることを願わずにはいられない。

―話を聞いた人―
BPOセンター ユニットリーダー
米田 真由美さん
2010年中途入社
各企業・行政・団体のヘルプデスクの全体管理、新規案件のサービス構築やコールセンター業務のマネジメントを担当

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