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これが現実!かっこわるい創業ストーリー

はじめまして、クルトン代表の青山です。

はじめてのストーリー投稿です。それらしく創業ストーリーをテーマにしたいと思います。インタビュー形式が良かったんですが、リソースないですし、自分で書きます。

※サムネイルの写真は創業間もない、まだ役員2人だけの時のものです。

起業のきっかけ

娘が1歳のときに心臓の病気で手術をすることになりまして、今ではすっかり元気なのですが、我が子の病気で人生観が変わり、それが起業の決断を後押ししてくれました。

これから起業しない理由、できない理由がどんどん出てくるだろうから、できる時に後悔しないよう踏み出そうと、まったく事業アイデアがない状態で、起業することだけを決めて、当時勤めていたDeNAに退職の意向を伝えました。

創業メンバー探し

新卒で入った会社の同僚2人に声をかけました。起業、経営系のビジネス書によく書かれている「自分よりも優秀なメンバーを採用すべし!」にならい、同期で一番売れていた営業と、当時最年少で営業部長になった1つ上の先輩の2人です。

創業メンバーになってくれたのは、最年少で営業部長になった1つ上の先輩、森実(モリザネ)でした。2015年7月、相談があると武蔵小杉の居酒屋に誘い出し、「起業することにしたんですが、一緒にやりませんか」と打診しました。

「おれたち、もう友達には戻れなくなるぜ?」とくっさい言葉を添えて、前向きな回答をもらい、創業メンバーとして森実のジョインが決まりました。

現在、彼は持ち前の営業力をいかんなく発揮し、博多、大阪、名古屋とあちこち飛び回り、色んな取引を獲得してくる大車輪の活躍をして頂いております。後にも先にも森実を共同創業者として招き入れられたことはクルトンにおける僕の最大の功績になると思います。

※創業したての頃、ゴキブリが出たときは森実がクイックルワイパーで倒してくれました。頼もしいし、ありがたい。

事業を決める

「起業して、時価総額1兆円を目指すぐらいじゃないと起業家としての価値はない」みたいな、Twitterでよく見る強迫観念は僕には全くなく、というか自分の価値観とは合わないし、むしろそんなに自分に自信があるタイプではないので、リスク、チャンス、リターンのバランスが取れていて、自分たちが面白いと思える市場はどこかなという視点で事業アイデアを出し合いました。

そして選択したのが、民泊業界でした。

理由は2つ。

  • まだ法整備に着手したばかりの時期だったので、パワープレイするほどの大資本は入っこないだろうと予想できたこと。
  • ド新興市場だったので、上流から下流までいろんなポジションが空いていて、どんなサービスでもちゃんとやれば一定伸ばせそうと感じたこと。

僕も森実も過去の経験や人脈を全く活用できない新しいマーケットでの挑戦でしたので、無風状態の中から波を起こすことにとても苦労しましたが、当時は競合プレイヤーも少なく、価値あることを提供できれば、しっかり売上につながることを実感でき、事業を営むことの楽しさを感じることができました。

その後、事業はピボットすることになりますが、現在の「スペース×シェアリングエコノミー」領域の知識、経験、ビジネスの要諦、そして顧客基盤を獲得することができたのは何よりも大きな収穫でした。

これから

クルトンは、解決したい社会課題が明確にあって創業した会社ではありません。

自分たちの提供サービスが誰の何を解決しているのか、その実感を積み重ねるうちに、「会社が存在する意義」みたいなものを考えるようになり、最近になってクルトンのビジョン、ミッションの輪郭がつかめてきたような気がします。

スペースの価値を再定義し
ほしい「+α」をつくる。

現時点ではこのようなミッションを掲げていますが、これから積み重ねていく内に変化するのだろうなと思います。

2021年4月で6期目に突入したクルトンですが、今まで以上に解決できる課題は多くなってきていますし、「スペース×シェアリングエコノミー」領域で独自性が高く、面白いところにポジショニングできていると思います。

まだまだ小さい新興市場ですが、今後、「スペース×シェアリングエコノミー」は巨大な不動産市場に徐々に染み込んでいくと思っておりまして、壮大な目標を持ちながら、適切なリスクをとって着実に成長していきたいと考えています。

クルトンに少しでも興味を持って頂けるようでしたら、ぜひお話しさせてください!

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