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新しい士業向けITサービスの事業を未経験のメンバーで立上げ、2年がたった今、感じるコト

こんにちは!トリニティラボの牧野です。
2021年、気づいたら6月に突入しており今年も半分が過ぎ去ろうとしております。はやい!

大人になればなるほど、時がたつのは早く感じますね。特にコロナ禍で自粛ということもあり、いろいろ考える時間が増えています。自分に残された時間はあとどれくらいか、客観的に考える良い機会かもしれないなあと思ったりしている今日この頃です。

さて、我々の運営するトリニティラボがローンチされたのは2019年5月のことですが、
運営担当を任命されたメンバーは誰一人として事業立上げの経験がありませんでした!
しかし、未経験の人間であっても事業の立上げに関われば得られるものは大きい!
転職を考えられている方は是非参考にしていただければと思います。


目次
①新規事業立上げ1年生
②右も左も分からず、とにかくやるしかない状況
③イチから始めることは簡単じゃなかった。
④他企業を経験してきたからこそ言えること
⑤2021年後半に向けて




①新規事業立上げ1年生

当初はこのサービスを運営していくにあたり、9階に事務所があるビルの5階のフロアを新たに増設、セミナーや打合せ専用の会場を造りお客様を招待して、会社説明や「家族信託ビジネス」についてのセミナーを行っていました。
ところが、突如訪れたコロナウイルスの影響により、会場でのセミナー運営ができなくなってしまったのです。
運営をはじめてたった1年余りで環境ががらりと変わり、セミナー用にビルの内装を大幅に修繕し、事務所家賃は今までの倍額・・・!「さて、どうしようか」と頭を悩ませる事態になりました。
当然我々だけではなく、全世界がこのコロナウイルスの影響により多大なる環境の変化に対応せざるを得なくなったと思います。



しかしながら幸いにも、我々トリニティラボのメンバーの個性として、チャレンジ精神や前向きなメンタルを持つ人間が多いという特徴があります。

学問なき経験は、経験なき学問に勝る、という言葉がありますが、ベンチャーならではのアクティブさがここで発揮され、「こうなってしまったら仕方がないな。今何かできることを」という意見が、そこかしこで聞こえていました。

こういったとき、「もう何もできなくなったな」ではなく、「何かしてみようか」という気持ちをもつ人間が多いことで、少しばかりか明るい雰囲気を保てていたような気がします。




②右も左も分からず、とにかくやるしかない状況

雰囲気ばかりでなく、実際に環境が変わってしまった事実に向き合い、まず一番に取り入れたこととして、「セミナーの完全オンライン化」です。

今となっては「ZOOM」による「ウェビナー」は当たり前の世界になりましたが、昨年の今頃はまだ操作に慣れない者も多く、社内でもオンラインミーティングの際にだれか一人はマイクの音声を入れ忘れたり、カメラが映らず真っ暗のまま等、扱いに困るという事態が頻発していました。

リアル会場でのセミナーの運営が困難になり、オンラインで配信を進めていく最中にも、発信していく我々自身がいち早く仕組化する必要があったため、早急なITリテラシーを身につけなければなりませんでした。

勿論誰一人としてはじめから理解していたものはいません。

セミナーの途中でインターネットが落ちて中断しかけたこともあり、お問合せの電話がジャンジャンかかてきます。「映像切れちゃったけどどうなってるの?」「ご迷惑おかけして申し訳けございません、すぐに復旧いたします・・・」なんて悔しいやら恥ずかしいやら申し訳ないやら。

当初の立上げメンバー3名で仕事帰りに「ああーっ、もう!!こんなはずじゃなかったのに!!」なんてめちゃくちゃお酒を飲み荒れたこともしばしばありました。(これは今も時々あります・・・笑)

以後、ただひたすらにヒット&エラーを繰り返し、どうすればお客様にストレスなくオンラインでのセミナーが配信できるかを日夜必死で作業していました。






③いちから始めることは簡単じゃない。

決まったことを覚えるよりも、仕組みをいちから構築するほうがめちゃくちゃ「大変」ですよね。予定を立てていても差し込みで業務が入ってきたり、やるべき業務の幅が広い為、バタバタしてしまいました。バックオフィスは一つのチームとして活動していますが、基本的に専門的な分野をそれぞれ1名体制でやっていたので、やるべきことの幅の広さは果てしなかったです。

はじめはパソコンのインカメラから発信していたものを、ビデオカメラ1台とパソコンを繋いでのライブ配信、動画の編集ももちろん自分たちで遅くまで作業。WEB上でのアンケートはGoogleからキントーン、専用のフォームを作成するようになり、デザイン性の高いものにグレードアップをはかるため、メンバーの1人がスクールに通い、いちからHTMLでのプログラミング作業を会得するまでに至りました。

また、もう一人のメンバーはデザイナー経験など一度もない中で、インスピレーションを磨くために他企業の広告バナーや店舗チラシをざっと500種類ほどみて、センスをひねり出しながら客観的視点でレジュメの政策に取り掛かるなど、とにかく考えを巡らせました。

現在はカメラ2台とスイッチングマシンや高性能のマイクを使用し、パソコンもデザイン用に2台新調。専用の動画編集用ソフトを取り入れ、配信動画のメイキングも行います。登録数5人だったyoutubeは今では1000人を超え、素人だった我々に他社から数多くのオンラインセミナー共催の依頼が来るまでに成長することができました。

④他企業を経験してきたからこそ言えること

個人的な話になりますが、正直な話、大手企業に在籍していた時は何から何まで揃っていましたし、考える必要があまりなかったなぁと思います。社内には数百冊を超える業務につながる様な書籍や参考資料があり、web関連はエンジニアの部門がありました。ただ漠然と考えていたのは「これは自分の実績と関係があるのか?会社のブランドがない自分自身に価値はあるのか、今後生きるうえで実になるものを得ているのか」ということです。
自身の出した結果が会社に対してダイレクトに恩恵をもたらしているか?といったら違うな、とかんじました。

何百名と社員がいる中での1名としてでしかありません。
一つひとつ階段を上りキャリアを丁寧に育てていくことは理想的なことだと思いますし、新卒学生が大手思考になっていることも頷けます。

大手で働くことはご両親にも安心してもらえるでしょうし、長く働くことができるので人生計画も立てやすい。
ただ今になって考えるのは「大手企業を経験した上で自らの意思でベンチャー気質の今の会社を選んだ」ということ。

冒頭にかいたとおり、新規立ち上げに関わるということは一筋縄ではいかない難しさ、少人数で結果を出していかなければいけない高いハードル。これを私たちは自ら選んで在籍しています。
ベンチャーで働くことは大変、ほんっとうに大変です(笑)ただ短期間で得られる経験はとてつもなく大きい。社員数が少なければ少ないほど、それはダイレクトに感じられます。
大手を経験してきたからこそ、自信を持って言えます。今のトリニティテクノロジーは、とても楽しいです。

⑤2021年後半に向けて


トリニティラボという事業をチームみんなで作り上げてきました。その中の1人のビジネスパーソンとしても「結果」で会社に貢献をする為に、実現できたこと・実現できなかったことを冷静に整理し「確実に結果が出る施策」を模索しを持って今後も活動していこうと思っています。

私以外のメンバーも本当に個性的で、エネルギーの高い人間が勢ぞろい。
代表の磨もFacebookで書いていましたが、これからも現場で熱いパッションを繰り広げながらも初心をを忘れずに会社を拡大していこうと思います。

そんなトリニティテクノロジーでは21年新卒採用・中途採用を行っております!ベンチャー企業で働くのって面白そう!と感じてくれた方はぜひご応募ください!皆様からのご応募、お待ちしております!



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