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【shell script】引数ありのシェルスクリプトの実行方法

Photo by Kat Med on Unsplash

みなさん、こんにちは
エンジニアの高橋です。

本日は引数ありのシェルスクリプトの実行方法についてお話したいと思います。

シェルスクリプトを実行する際に引数を使うことにより、より汎用的なシェルスクリプトを作ることができます。
ではどのようにしてシェルスクリプトに引数の値を渡すことができるのでしょうか?

引数の受け取り方

下記のような文字をシェルスクリプト内に記載することで特定の値を取得することができます。

$0 ・・・ 実行ファイル名
$1 ・・・ 1つ目の引数
$2 ・・・ 2つ目の引数 (これ以降は3,4...と続いていきます。)
$# ・・・ 引数の数
$@ ・・・ 全ての引数

引数を受け取るコード

では実際シェルスクリプトを組んでいきたいと思います。下記のようなシェルスクリプトのファイルを準備します。

#! /bin/bash

echo "実行ファイル名=" $0
echo "第1引数=" $1
echo "第2引数=" $2
echo "引数の総数=" $#
echo "全ての引数=" $@

実行

作ったシェルスクリプトを実行してみましょう。

$ sh shell.sh one two
実行ファイル名= shell.sh
第1引数= one
第2引数= two
引数の総数= 2
全ての引数= one two

シェルスクリプトのファイルを指定した後にスペースを開けて引数を入力していきます。
そうすることでシェルスクリプトに引数の値を渡すことができます。

簡単にできますので試してみてください。

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