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<社長インタビュー:Vol.1>上場企業CEOが語る、家系ラーメンで日本一、世界一を目指す理由とは?

インタビュー社長プロフィール

株式会社ギフト代表取締役社長 田川 翔

学生時代からラーメンを愛し、ラーメンで起業することを夢見ていた
2008年1月 町田商店本店を開業
2009年12月 (株)町田商店(現当社)設立

Q株式会社ギフトを創業した経緯は?

ものごころついた幼少期から、ラーメンが大好きだったんです。小さい頃、両親に連れて行ってもらった店のラーメンに感動し、「こんなラーメン店をいつか自分もつくりたい」と思ったんですよ。

その夢を叶えるために目標を決めて、1つずつクリアしていきましたね。

忘れられない思い出の一杯

この忘れられないラーメンというのは私の近所の店のラーメンなのですが、食べた瞬間に衝撃をうけたのを覚えています。

そこのラーメンは僕にとって今でも一番好きなラーメンなんです、今でも通い続けています。


なので、私にとってギフトを創業したこと、もっというとラーメン屋をやるということは私の小さい頃からの夢を叶えた、ということなんですよね。

店舗拡大のきっかけになったあるメンバーとの出会い

当初は店舗を拡大する予定はなかったんです。自分の目の届く3,4店舗ほどあればいいかなと思っていました。

店舗拡大をしようとおもったきっかけは、起業して5年目。
現在、専務取締役の藤井という人間が店長になったんですね。彼はもともと目立つ人ではありませんでしたし、正直にいうと私は藤井が店長になることに対して不安がありました。

しかし、いざ店長を任せてみると私が想像を絶するほどいい店をつくっていたんです。

その経験から、「このひとってこのくらいしかできないんじゃないかな。」って思うことはとても危険なことであるし、そうやって私自身が他人の成長に蓋をすることは、その人の可能性を縮めてしまうことであるなと思いました。


そんななか、今度は藤井が「ここのお店にいる7人のメンバー全員を店長にしてほしい」と言ったんです。

結局店の出店を止めてしまったら、成長のステージがなくなってしまう。それでは会社としてはいい会社にならないと感じ、これからは人の成長にあわせてお店を増やし続けよう。と決めました。

それで、どこまでやるのかと考えたときに、自然と日本一、世界一を目指そうと思いました。
その方たちはいまでも会社の幹部として活躍してくれています。

Q活躍できる社員とは?

私自身が、当時は藤井の成長を阻害したと感じていました。

そこから、部下の成長をちゃんと信じてあげることができる人、どの人にも平等に機会を与えてあげて、信じてあげること。それができる人間が、ここの会社で活躍できる人材であると思います。


理念「シアワセを自分から」について

理念を作成したきっかけとしては、創業6年目です。
20店舗目を出店する頃で、株式会社ギフトにひずみが出てきた時でした。

実際に、店舗を訪れると自分の理想とは違う状況になっていたんですね。

ただ、そこの店舗で働いている子たちはすごい頑張ってくれていました。問題であったのはギフトのメンバーのなかで「ギフトはこれが正しい」が共有されていませんでした。
当時、ギフトには理念など言語化しているものがなかったんです。店舗も増えていく中で顔を合わせる機会も減っていたので、まずはギフトとして何を大事に仕事をしてきたのか、お客様は何の価値を感じてギフトに来てくれていたのかを改めて考え直しました。幹部メンバーと合宿を重ねて、向き合って。「そもそも何で仕事しているんだろう」ということにも向き合いましたね。



まずは自分が幸せにならないとダメだということでしょうか?

いえいえ。そんなことはないんです。

理念を策定する中で、社員メンバーたちとなぜ働くのか?ということを考えたときに自分たちが幸せになるためっていうゴールが一番正しいと思いました。

ただ「自分だけが幸せになろう」とか「自分が一番に幸せになろう」という考えだけは、飲食店としてはおかしいと思いました。飲食店で一番大事なのは働く仲間お客様だからです。

自分たちが一番大切にしてるひとたちの幸せに関わることによって、わたしたちが幸せを感じるという価値観を大切にしようと思いました。

これが「シアワセを自分から」という理念を策定した経緯です。

Q株式会社ギフトの今後のビジョンは?

ラーメンでお客様に喜びを届ける、国内1000店舗、海外1000店舗に展開し、世界一のラーメン企業になることです。

創業からいままでやってきたことに代わりはありません。

ただラーメンの種類でいうともともとは横浜家系ラーメンをメインにやっていましたが、今はラーメンのジャンルをいくつか増やしています。醤油ラーメン、味噌ラーメンいろんなジャンルのお店を展開して、提供する。そのラーメンが、ある町で広がっていくような感覚。店舗数はもちろん増やしていきたいですが、それが目的ではありません。良いものは自然と広まっていきます。お客さんが私たちのラーメンを食べて、喜んでくれた結果として、店舗が増えていくといいなと思います。



そして単においしいラーメンをつくるだけでなく、記憶に残るお店づくりにこだわり続けてきました。

最高のラーメンを最高の元気と笑顔で届け、お客様に至福のひとときをお届けしたい。ギフトは、一杯のラーメンに強い想いを込めて、世界中の人々に愛される味を提供したいと考えています。一人ひとりに「贈る」気持ちを大切にすることで、ラーメンの味は一層おいしさを増すのだと思います。

最高の一杯を常に提供するため、創業後、早くから、ラーメンの命である麺・タレ・スープを、すべて自社で研究開発・製造してきました。繁盛する店づくりのノウハウを蓄積してきました。それらは海外展開でも惜しみなく発揮しているんです。

求職者へのメッセージ



ギフトは現在、直営店もプロデュース店も急速に拡大しています。たくさん失敗もしました。でもすべてが私たちの糧になっています。これからどれだけお店の数が増えようとも、地域の方々に長く愛される店づくりをしていく決意です。 これからはロサンゼルス、ニューヨークへの出店を皮切りに、世界中の人々に、E.A.K(家系)を届けるため、計画を進めています。国内1,000店舗、海外1,000店舗を目指し、人材教育により力を入れ、出店を加速していきます。

家系を世界への贈りものに。グローバルビジネスとしてのギフトの挑戦が始まります。
これからのギフトに、ぜひご期待ください。


店長候補
一生懸命働くスタッフにふさわしいステージをご用意します!
◆事業内容 当社はお客様にラーメンや幸せを「贈る」ことをコンセプトに掲げ、世界中でラーメン店を460店舗(直営店やプロデュース店を含む)運営しています。 ◆サービス内容 私たちのサービスは、こだわり抜いた渾身のラーメンを提供することです。 もちろん、私たちの看板を掲げるからには、いつも最高の状態でラーメンをお届けします。そのために、ラーメンの命とも言える、麺やタレ、スープなどは、すべて自社開発・自社製造にこだわってきました。 このように、こだわりの味を作り、守り、提供し続けるための努力は惜しみません。 またラーメンだけでなく、店舗作りにもこだわっています。 地域密着型のラーメン店であり続けるために、それぞれの地域の個性に合わせた店舗づくりを徹底。 最高のラーメンを最高の環境とタイミングでお客様に提供するための知恵や工夫、技術を惜しみません。 ◆今後の展望 日本のソウルフードであるラーメンは、今や日本国内にとどまらず世界中で愛される食べ物となりました。そんな今だからこそ、私たちのラーメンを国境や人種を超えて、より多くの人たちに届けたいと考えております。 2016年、ニューヨークに出店したことを皮切りに、同年シンガポールに初の海外直営店をオープン。 この勢いに乗って中国やアジア、北米など、世界中のありとあらゆる地域への出店も計画しており、まずは国内外それぞれ1000店舗にすることを目指しています。
株式会社ギフト
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