私の前職、前々職はウェブを作る会社としては大きな会社で、クライアントも大手企業がほとんどでした。予算規模も大きく、制作費が潤沢といえる案件が多かったように思います。（今でこそ思えば…）

制作チームも大所帯で、１つの案件にプロデューサー、ディレクター2人、チーフデザイナー、アシスタントデザイナー、フロントエンドエンジニア2人、サーバサイドエンジニア2人などなど、総勢10人近いチームで挑んだ案件もあったかと。

今の益田工房の組織体制（ウェブデザインチームは私含めて4人）では当然ですが、少人数で遂行することがほとんど。小さなチームで、無理のない範囲でメンバーそれぞれが広く大きな役割を担い、それを楽しんでやっています。少人数で広範囲におよぶウェブ制作作業を、統制をとってテキパキと柔軟にこなすことを、益田工房の価値として頑張っている部分もあります。そこに期待し、そこを評価してくださるクライアントさんも少なからずいらっしゃるように思います。

タイトル画像の仕事は、ECサイトの立ち上げ案件で、大規模な屋外撮影をディレクションしている（アイテムを運搬している）ところです。益田工房としては、僕と、デザイナー兼コーダーの2人だけで制作しました。これまでの職場では5人以上で取り組むべきボリュームと内容だったかなと思います。（一部を外部パートナーと協働しています。）

撮影現場を仕切りながら、撮影アイテムを管理し、演出や、私物アイテムを提供しスタイリングの一部を行うこともありました。

我々のような小さなチームでは、仕事を頼むにはたよりないと思われる方もいるでしょう。それはごもっともだと思います。

ですが、僕らのような小さなチームだからこそできるクリエイティブと、そこから作り上げるデザインもきっとあるかと思います！