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ユーザビリティテストを使ったUIリニューアル(後編)

2019年8月にリリースした婦人靴向けパーソナルフィッティングサービス『Your FIT 365』。今回はユーザビリティテストの結果を元に行ったUIのリニューアルの内容を詳しくお伝えさせていただきます!

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- 婦人靴向けパーソナルフィッティングサービス Your FIT 365
- 紳士靴向けパーソナルフィッティングサービス YourFIT 365 Men's
- 前編:ユーザビリティテストとは?

■リニューアルの考え方

今回のリニューアルでは、お客様のスマホアプリに注目しました。スマホアプリはリリース当初から提供しており、計測結果の閲覧、その結果に基づいた商品一覧の表示などの機能を提供していました。

このスマホアプリについて、より商品購入につながるようにしていくことを目的にユーザービリティテストの結果に従った改善を行いました。そのなかでも代表的な3つをお伝えします。
- 好みによる商品の絞り込み
- 買ったことがある商品からの再購入
- 店頭とのシームレスな体験

■好みによる商品の絞り込み



お客様からのフィードバック

商品一覧が足に合う順なのはよいけど、それだけでは探しにくい!

背景

これまでの商品一覧は「あなたの足に合う順に靴の画像が並ぶ」だけで、靴の色や形で絞り込む機能もなく、ブランド名すら表示していませんでした。当初は「足に合う靴が一覧で出ることが新しい。余計なことをしないで偶然な出会いが高まる」という信念があり、また、何足の靴が出るのかも曖昧だったため、絞り込み機能をつける優先度が判断できていませんでした。しかし、一定数のお客様には画面スクロールが必要な量の靴が表示されることもわかってきており、確かに好みの色や形を探すためにスクロールをしするのが面倒になっていました。

どう改善したのか?

商品一覧で「あなたの足に合う順に靴が並ぶ」ことはそのままに靴の色、ヒールの高さ、つま先の形で絞り込む機能を追加しました。この順番は、お客様が希望される条件として多いもの順になっています。また、ブランド名も表示するようにしました。

ユーザービリティテストでは、ほぼ全員が「あって当然」という反応でした。我々としては「足に合う順に並ぶ」ことが新しいと考えていたのですが、お客様にとっては「足に合うものが並ぶのは前提」であり、その上で「好みで靴を選ぶ」のだから絞り込みやブランド名は必要、という当然の話でした。

■買ったことがある商品からの再購入



お客様からのフィードバック

いくら足に合うと言われても、履いたことがない靴を買うのは怖い

背景

リリース当初、スマホアプリを提供することで来店しなくても靴の購入機会が増えるのではないか、という期待がありました。しかし、実際には期待するほどオンライン販売は伸びてはいませんでした。ユーザービリティテストを行う中でも「おすすめだけで靴を買うのは不安だ」という意見が聞かれました。

ただ、一方で「履いてて、すごく気に入った靴のブランドの新作は必ず見る」という意見が聞かれました。ただし「気に入ったブランドでも、微妙に違うことがあるので確実ではない」という声もありました。

どう改善したのか?

そこで我々は買ったことがある靴と同じ木型の商品をご紹介すれば再購入していただける可能性が高まる、と考えました。1つのブランドでも実は複数の木型を使い分けています。これが微妙な違いになります。ところが同じ木型から作られた靴は、パンプスとショートブーツのように形状が違っていてもよく似た履き心地になります。そこでお買い上げされた商品から同じ木型の商品を探せるようにしました。

まず購入履歴画面を追加し、お客様がお買い上げされた商品の一覧を表示します。これは店頭で購入いただいた商品が登録されています。そして、購買済みの靴と同じ木型の商品で商品一覧を絞り込む機能を追加しました。



また、三越伊勢丹には、『NT Your Order-made』というオーダーメイドのサービスがあります。これは、パンプスであれば、サイズ、カラーだけでなく、ワイズ、ヒールの高さ、ヒールの太さ、つま先のデザインなどを選んで、足と好みにぴったりの一足オーダーできるサービスです。YourFIT365で足を計測したお客さまの中には、このオーダーメイドをご利用される方も多くいらっしゃいます。そこで、オーダーメイド商品を購入されたお客さまは、前回のオーダー情報を引き継いでオンラインからご購入いただけるようにもしています。

■店頭とのシームレスな体験


お客様からのフィードバック

特になし

背景

YourFIT365は店頭での計測とフィッティングサービスが中心として設計されていたため、スマホアプリの扱いは、あくまでも補助ツールとしていました。しかし、今後、オンラインでの購入ニーズが増えていくことを想定すると、スマホアプリをもっと重要なツールとして捉えるべきだと考えるようになっていきました。

何を改善したのか

三越伊勢丹の店頭は、そこにいるだけでお買い物が楽しくなるような装飾や演出がたくさんあります。そこでスマホアプリのおいても随所にアニメーションや演出を取り入れました。特にトップページには足に合う靴が表示されるようになっており、あなただけの演出が表示されます。

ユーザビリティテストの結果から「ダサい」というようなフィードバックがあったわけではないですが、逆に言えば「新しい!」というような意見もありませんでした。そこで『Your FIT 365』の「足の計測データを元に靴を選ぶ」という新しい靴選びのイメージに合わせ、従来のECサイトとは一線を画すような、モダンなデザインになるよう意識しました。

■まとめ

ユーザービリティテストの結果からは多くの学びがあり、ここに書ききれない小さな改善が多く取り込まれました。やはり、お客様が使っている状況からフィードバックを得て改善を行うことは重要だな、と改めて強く感じています。

今後もIM Digital Labは一丸となって、新たな靴選び、新たなお買い物を創っていきます。引き続きご関心をもっていただけると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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