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うちの社長ってなんで空き家すぐ借りてくるの?入社して15日の社員が鞄持ちしてわかったこと

入社以前から社長とは知り合いだったが、天草出張に鞄持ちとして同行してみて、やっと社長の5%くらいを理解した気がする。もともと色々なことをやりすぎていて、全貌をつかみにくい人なのだ。

経験の引き出しがめちゃくちゃ多いことが、彼のおもしろいところである。ただ、全貌を掴みづらすぎるのも確かである。そこで、入社15日ほどのピカピカの新入社員(しかも創業18年目にして社員第1号)の私が、「社長って何考えてるの?」をまとめてみよう。

「こんたけ」こと社長を3言で説明したら

地域の方々に「こんたけさん」として親しまれる社長は、社員が「社長!」と言った瞬間クビにしたいくらいだそうだ(笑)。私はもともと「近藤さん」と呼んでいたので、ここからは「近藤さん」と書くことにする。

近藤さんをめちゃくちゃ簡潔にまとめるとこういう人だ。

  • ベースは起業家かつ事業家で
  • 最近はその経験を活かして総務省地域力アドバイザーになって
  • 空き家をすぐもらったり借りちゃったりする人

事業家で総務省地域力アドバイザーであって、ここまではなんとなく分かる。何が近藤さんを不思議な存在たらしめているかといえば、3番目の「空き家をすぐもらったり借りちゃったりする」だろう。

私は、この空き家のことについて説明することが、近藤さんの他の取り組みを説明する上で不可欠だと思う。

特技は家賃を払うこと。なんでそんなに空き家を借りてくるの?

(▲今回の出張で借りてきた家)

私が入社して初めて同行した出張は、熊本県天草市である。総務省地域力アドバイザーとしてアドバイザー契約/地域活性化起業人契約をしている自治体がすでに6つあるが、天草市は4月現在未定である。未定なのに、今回の滞在中に近藤さんは空き家を4軒借りることを決めた(笑)。

出張中の意見交換で「昨日空き家借りるの決めてきました」「えっ」というやり取りを5〜6回見た気がする。そりゃあそうだ。それで大体先方がこう聞く。「その家どうするんですか」。こう返ってくる。「どうするんでしょう?(笑)」

使い道を決めないで空き家を借りると、予想以上のことが起きる

物件の使い方を決めていないのに借りるなんて、普通ならば正気の沙汰じゃない。勢いだけで借りているならばそうだ。しかし、近藤さんは別に何も考えていないわけでじゃない。様々な事業を回してきた経験から「カフェにしたらこんな感じかな」「この立地なら民宿として利用したらいいかな」とか色々想定はできている。

それでもあえて決めきらないで場をひらいてみる。空き家改修をみんなでやろう!と投げてみる。集まってくる。「お店やってみたかったんだよね」「ライブとかしたい」「足湯したい」色々出てくる。それらをぜーんぶ実現してみてしまう。そうすると、当初の想定以上のことが起きて、そこは唯一無二の場所になる。

「ひとがやりたいことをすべて実現する」このために、使い道を決めないで空き家を借りちゃうのだ。

本気で地域に入っていける

近藤さんはよくこんなことを言う。「僕はベースが起業家で事業家なので、アドバイスだけではなく事業を自分の手で、そして地域のみなさんと一緒に、作って自走させていきます」

(▲作業する近藤さん)

その一手が「空き家を借りる」ことなのである。「昨日空き家を借りた」なんて言ったら、この人本気なのね、となる。全国の地域をお手伝いしているので住民票は残念ながら移せないけれども、「僕の家はそこにあります」と言える。そうして初めて、地域の方に信頼してもらえる。

率先してリスクをとり、信頼を勝ち取り、地域の中から地域を豊かにする。この最初の一歩が空き家を借りることだ。

たくさん借りれば、まとめて構想できる。地域100LDK構想。

例えば天草では空き家を1つではなく4つも借りた。僕の家ですって言うだけなら1つでいいし、店舗と分けるにしても2つでいい。なぜバンバン数を増やすのか。

いくつも借りると、全体をひとつとして構想できるのだ。あの家は書斎、あの家はお風呂、あの家はキッチン、なんてふうに、たとえ水回りがダメになっている物件でも機能を限定すれば活用可能かもしれない。機能を分散しつつまとめてコミュニティスペースとして考えれば十分使えるのだ。そうすればこのスペースを使う人々が擬似家族になっていって、地域まるごと100LDKなんてことになっていく。

全国でこうしたことをやっているから、地域まるごと100LDKなんてレベルに留まらないかもしれない。全国1000LDKである。
近藤さんから空き家を借りている人は、近藤さんの物件使い放題ということにすると、全国で流動的な生き方ができるようになるのだ。「横須賀の空き家を近藤さんから借りていたつもりだったんだけど、天草にも山ノ内町にも別荘があるみたいになってる…!?」なんてことが、近いうちに起こるかも。結果的に地域の関係人口が増えていくことになる。

場づくりで地域を元気にするプレイヤー、募集!

空き家を起点にこう色々やっていくと、結果的に地域の課題を複合的に解決することができる。あまりに総合的複合的アプローチなので、わかりやすく説明しにくいのである。実際に10軒20軒集めてわーーっと地域で空き家の利活用に取り組んでいってはじめて、結果が目に見えてくる。

これを達成するためには、地域の方々の巻き込みが必要であり、その渦の目となる熱い想いを持ったプレイヤーが不可欠です。

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