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【未経験エンジニアインタビュー】非エンジニア時代のDXプロジェクト成功がIT業界デビューへの第一歩。プロジェクトの成功を糧に、航空業界からエンジニアに飛び込んだ水谷の転職ストーリー。

「We are Technician」をコンセプトにITエンジニアのキャリア形成をバックアップする、株式会社WeTec。採用、エンジニアの育成には定評があるWeTecですが特に未経験者の採用から定着には創業から取り組み高い実績を残しています。この度、若手新入社員にインタビューし、入社のきっかけやWeTecの魅力を存分にお話いただきました。

■アナログな古い習慣が残る航空業界で、業務効率化・ペーパーレス化を実現。エンジニアへのキャリアを考えるきっかけに。

―まずは自己紹介をお願いします。

水谷と申します。埼玉県の浦和出身です。趣味は、サッカー観戦、映画鑑賞、ランニング、サウナ、温泉、食べ歩き、旅行などたくさんあります(笑)。2022年1月に未経験のキャリアで、エンジニアとしてWeTecに入社しました。

―現在、どのような業務に携わられていますか?

常駐先で給与計算システムパッケージ開発のプロジェクトに参画し、設計、コーディング、単体・結合テストを担当しています。設計書通りにCOBOLで給与計算式を作成し、Oracleを使用した登録検証にも携わっています。

ー未過去にどのような職種を経験されていましたか?

大学を卒業後、航空貨物事業会社に新卒として入社しました。オペレーター兼貿易事務というポジションで、輸出貨物を航空機に安全に効率よく搭載できるよう関係各所と連携するなど調整役として勤務をしていました。その後、テレビ番組や映像コンテンツの制作会社に入社し、アシスタントディレクターとしてのキャリアも経験しています。

―エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

新卒入社した航空業界のオペレーター業務の一環で、「One Click Project」という業務効率化を掲げた社内プロジェクトを立ち上げました。その時の原体験がエンジニアへの転職を考えるきっかけとなりました。

―興味深いです。具体的にはどんなプロジェクトですか?

航空業界は良くも悪くも、まだアナログな業務や習慣が残っています。例えば一つの便の運航で50~100枚ほどの紙によるレポート提出が必須であったり、データ入力業務が膨大にあるにも関わらず業務用システムなどは導入されずアナログ計算が主な手段です。少数精鋭で生産性を高めながら業務を遂行しなければいけない環境で、何か手はないかと日々模索していました。

この状況を打破すべく立ち上げたプロジェクトが、「One Click Project」です。目的は「業務時間の削減」、そして「ペーパーレス化の実現」の二つです。

―明確な目標と目的ですね。これは社として立ち上げたプロジェクトですか?

いえ、私が主導し全社を巻き込んでスタートしたプロジェクトです。立ち上げの理由などを聞かれることが多いのですが、私の「面倒くさがり」の性格がそうさせたのだと思います。

業務を進めながら「これって、自動化できないかな?」とか、「もっと効率的に進める方法はないか?」と自問自答することが「クセ」なんです。社会人経験を重ねていく過程で、このような思考を繰り返すようになり、自分しか携わらない小さなタスクでも細かい改善を進めていました。せっかくなら一人でやるのではなく全社で目標を掲げこの課題解決に取り組み、大きな成果をあげてみようとアクションを起こしました。

―「One Click Project」の成果は?

業務効率化・自動化のシステムを構築することで各スタッフの平均業務時間を、約30時間削減することに成功しました。また膨大にあった紙レポートを、すべてデータ・電子化し100%に近いペーパーレス化を実現しました。

―さらっとお話いただきましたが、凄い成果ですね!どのように構築したのですか?

主にはVBA、GoogleApps Scriptを使用して業務の自動化を成功させ、またシステム構築を実現しました。

―もともとVBAなどの経験がありましたか?

まったくなかったです。ド素人ですね。このプロジェクトを成功させるには、VBAなどのITツールの活用が必須になる。社内にエンジニアがいるわけではなかったので、独学で本を読んでみたりネットで調べたりしながら手探りではありますが自力でシステムを構築しました。


■プロジェクトの成功。ITでアイデアをカタチにする喜びを、仕事として取り組んでいきたい。

―プロジェクトの成功がもたらした影響はほかにもありますか?

業務時間が短縮されたことで、私だけでなく当時の同僚もワークライフバランスが取りやすくなりました。新たに捻出された時間を自己研鑽に費やしたり、クリエイティブな業務に回したりすることもできましたね。

そしてこの成功体験が、エンジニアへのキャリアチェンジを決意する決め手となりました。生産性が向上し、業績にも貢献できる。業務だけでなく働く人々の暮らしを良くすることに、ITを通して貢献できる。こんなにもやりがいのあるエンジニアという仕事に就けるのであれば、ぜひチャレンジしたいと腹を決めることが出来ましたね。

―エンジニアとしての転職活動スタートですね。

未経験でもチャレンジが出来る求人案件という軸、そしてエンジニアとして成長できる環境であるかを重要視して転職活動に臨みました。スタートしてみたものの、実務未経験ということもあり思い通りに進まなかったですね。転職エージェントにも面接対策、自己分析のサポートを依頼しながら二人三脚で進めていました。そこで出会いご縁を頂いたのがWeTecでした。ほかにも2社ほど、良いお返事を頂くことが出来ました。

■「挑戦したい」という意志に寄り添ってくれる。エンジニアファーストなカリキュラムとビジョンに共感。

―WeTecに入社を決めた理由を教えてください。

WeTecであれば、目標とするキャリアが実現できると感じたことが理由です。私自身はWEBアプリケーション開発エンジニアへキャリアアップし、将来的にはAIなどの先端技術案件を携わっていきたいと考えています。このキャリアビジョンはどの企業の選考においてもアピールしましたが、WeTecであれば実現できると面接を通して感じることが出来ましたね。

―なぜそう感じましたか?

エンジニアのキャリアビジョンと、教育・研修カリキュラムや案件へのアサイン実績がリンクし一つの線でつながっていると感じました。当社のキャリアパスには「複数のプロジェクトを経験してスキルの厚みと多様性を作る」というビジョンがあり、2つのポイントでキャリアを形成しいきます。

一つは、⾃律型のキャリア形成。当然ですがキャリアを自ら考え、必要なスキルを身に付け自律したエンジニアへと成長するシステムです。もう一つは主体的なキャリア形成です。これはWeTecがそのキャリアやスキルを発揮できる環境を整え、研修や案件へのアサインを通して多面的にサポートすることを表しています。

副社長との面接で印象に残った、「6:4」という言葉があります。will-can-mustとも表現されますが案件へのアサインを検討する際にこの数値を参考に最終決定するようですが、まず出来る(can,must)かどうかが6割、そして残りの4割はそのエンジニアが挑戦したいかどうか?強いて言えばキャリアビジョンにマッチ(will)しているかどうかで判断をしていると。

エンジニアファーストいう表現はありきたりかもしれませんが、この姿勢に共感しWeTecへの入社意志がさらに高まりましたね。


―最後ですが、今後どんな方に入社してほしいですか?

ITエンジニアというキャリアを通して「なにか」実現したい目標がある方に、入社してほしいです。ITはあくまでも手段であって、目的やゴールではない。私が前職で自動化や業務効率化を実現したのも、振り返ってみると業績向上や社員の働きやすさに寄与するための目的があったからだと感じました。未経験であっても、まずは挑戦してほしい。意欲さえあれば、私のような未経験でも最前線で活躍することが出来るので。

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