1
/
5

離島での仕事&生活の実態。移住者が語る移住のメリットとデメリット|アイランダー2023イベントレポート

地方における人材不足の問題が顕著になっている中、多くの自治体が人材を求めています。離島も例外ではなく、2023年11月18日から19日に行われた離島の祭典「アイランダー2023」では、全国155の有人島が参加し、イベントでは壁一面に島の求人が掲載されていました。離島生活、離島での仕事と思うと、聞いているだけで心が踊る方もいるかもしれません。一方で給料面や住居面、また小さなコミュニティの中での生活など不安も多くあるのではないでしょうか。

東京の小さな離島、利島の港で船の離着岸作業を取りまとめる株式会社TOSHIMAの事例とともに、アイランダー2023で紹介された離島の求人や離島暮らしの実態、移住のメリットやデメリットなどをご紹介します。

アイランダー2023で紹介された離島の求人内容

東京・池袋の池袋サンシャインシティで2023年11月18日から19日に開催された、毎年1万人以上が来場する「アイランダー2023」では、各島が島のアピールや特産物の販売を行うだけではなく、会場内にはハローワークブースもあり、求人の相談を受け付けていました。

求人内容は多岐に渡りますが、全体的にみてみると以下の仕事が多かったように感じます。

  • 役場職員
  • 医療・福祉職
  • 保育士
  • 技術職(電気・機械・建築・土木・化学)
  • 地域おこし協力隊

その他には銀行や飲食店などの求人もありましたが、一般職は比較的少なく、特別な資格が必要な職業が多いように感じました。

公益財団法人日本離島センターが紹介する離島の求人一覧

https://www.nijinet.or.jp/topics/tabid/122/Default.aspx?anmid=2

現在、利島が募集している求人

東京都の離島・利島でただいま募集している求人を事例としてみていきましょう。利島では2023年12月現在、建設会社、民宿、そして株式会社TOSHIMAでの求人があります。TOSHIMAからは2名、利島全体で言うと5名の島人と、利島でボランティア活動をしてくれた大学生がイベントに参加し、利島の魅力や求人について説明しました。

また、利島のTOSHIMAブースには、利島が好きな方から、利島は知らなくても求人に興味を持ってくださった方など、多くの人が訪れました。ブースには利島に移住した人々のインタビューなども貼ってあったため、離島移住を検討する人々の参考になっていたらとても嬉しいです。

社員が語るTOSHIMAでの仕事の魅力と大変な点

アイランダーをきっかけにTOSHIMAに入社したスタッフに、会社の魅力についてインタビューしました。

魅力の一つ目は、「特別な資格がなくても入社できるところ」。前述した通り、島では医療や保育など資格が必要な仕事が多く、離島で働きたくてもハードルが高いのが実情ですが、TOSHIMAは入社に資格がいらなかったのがメリットでした。二つ目は、「アフターワークの時間が十分にあるので、家族との時間や趣味に費やせる」とのこと。TOSHIMAでの仕事は基本的に朝は早いですが夕方早い時間には終わるため、以前は子どもが寝た後に帰宅していた人が、子どもと夜遊ぶことができるようになったそう。また、お菓子作りなど自分の趣味を楽しむ時間ができたという人もいます。

一方で、TOSHIMAの仕事で大変なところについて聞いてみると、特に現場スタッフは、厳しい天候状況の中で作業をしなければならない場面や、危険を伴う作業もあるため、体力も必要だということ、また心身ともに健康であるように体調管理が重要とのことでした。

株式会社TOSHIMAの求人に関する詳細はこちら

https://www.wantedly.com/projects/1531313

移住してTOSHIMAに勤めるスタッフに聞いた、離島生活の真実!

離島生活は島の規模によっても異なります。例えば、移住可能な有人島で最大の大きさを誇る佐渡島には、大手チェーンのスーパーやコンビニがありますが、そうでない島もたくさんあります。また、移動手段も都心から直行便が出ている島もあれば、何度か経由しないと辿りつかない島などさまざまです。ここでは、利島の移住者が体験した離島生活のメリットとデメリットを紹介します。

利島での生活は、まず生活に最低限のものは手に入ります。大手のスーパーやコンビニはありませんが、商店がいくつかあります。また、AMAZONなどの通販サイトが東京都内の送料で注文でき、離島送料がかからないため、経済的にも安心です(ただし、冷凍や冷蔵の配送は現状ほぼできません)。娯楽は少ないですが、自然好きな方は海も山もあるので楽しめると思います。環境としては、20〜40代の8割が移住者なので、村でありながらも風通しの良い環境です。アクセスは東京の都心に出るのも、ジェット船で2時間30分で着くので、比較的移動しやすいでしょう。

しかし、船は特に天候に左右されるため、欠航になる可能性もあること、また冬季はジェット船の運航が少なくなるため、移動に時間がかかることがデメリットとしてあげられています。島の方は、ヘリコプターで大島に行き、大島からジェット船に乗り換えて都心に向かう人も多くいます。ヘリコプターに乗る機会は普段めったにないため、これは島の魅力の一つといえるでしょう!

離島移住に興味がある方は、ぜひアイランダー2024にご参加ください!

離島、と一言でいっても、島によって良さも大変さも異なりますが、離島ならではの生活を味わうことができます!離島に少しでも興味を持っている方は、ぜひ2024年も行われる予定の、アイランダーを訪れてみてください。また、東京の島、利島の株式会社TOSHIMAの仕事に興味を持ってくださった方は、ぜひ求人をご覧いただき、お気軽にご相談ください。

株式会社TOSHIMAの求人 https://www.wantedly.com/projects/1531313


株式会社TOSHIMAでは一緒に働く仲間を募集しています
3 いいね!
3 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社TOSHIMAからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?