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29歳になってやっと「仕事が心から楽しい」と思えるようになった話。


今年で30歳になりますが、社会人になってやっと「仕事が心から楽しい」と思えるようになったプロセスを少しお話ししたいなと思います。

まずは簡単に私の自己紹介をさせてください。

介護系の大学を卒業し、父が経営する「福祉用具レンタル」の会社に入社しました。しかし、すでに経営が傾いていたこともあり、入社2年目で廃業してしまいます。そこから、友人の紹介で「外国人観光客向けのゲストハウス」の立ち上げから運営を2件ほど経験して、都内の大手通信会社に転職。前職では中小企業の経営者を対象にITコンサルタントとして経験を積みました。その後、株式会社ZIPCAREに入社します。いま入社して1年半が経ったところです。

見守りプラットフォーム「まもる~の」の事業推進室として、いままでのIT知識と介護業界の経験を活かしながら、介護業界の課題解決に邁進しています。

少し変わったキャリア歩んできましたが、目の前の仕事に全力で向き合ってきたら、ココにたどり着きました。ご縁とは不思議なものですね。

学生時代を振り返ると「仕事にワクワク熱中できること」について関心がありました。

特に「熱中できる趣味」もなければ「こんな仕事をしたい」というこだわりもなかったのですが、一方で『熱中できる仕事を見つけたい』とは思っていました。理由は「仕事に熱中してる人は、苦労を苦労だと思わずに楽しく仕事ができる」と考えていたからです。

(もちろん好きなことを仕事にしたいけど、本田圭佑やイチローのような「好きを仕事できること」は見つかっていない。かといって仕事をしないと飯は食っていけない。)という心持ちでした。だから20代前半は自分のスキルを磨くことに徹すると決めました。

20歳~25歳までは「熱中できることは見つからないけど、見つかったときにフルで力を発揮できるように目の前の仕事と向き合ってスキルを伸ばしていこう。」と自分の強みを伸ばしながら、苦手なことを克服していきました。

その結果、すべての業務に対する苦手意識がほとんどなくなり、一通りの仕事はストレスなくできるようになりました。また、転職を通して、大企業・中小企業・零細企業を経験することができ、それぞれのフェーズにおける課題を客観的に認識できるようにもなりました。これが27歳の時です。

前職ではコンサルタントとして仕事をしていましたが、どんなに鋭く明確なアドバイスができても、組織が変われるかどうかは当事者たちの問題でもあります。当時は、アドバイスはできてもコミットできない歯がゆさにモヤモヤを感じていました。

日々、仕事を通して経営者と向き合っていくうちに、「アドバイスだけでなく、自ら手を動かして市場を切り開いてみたい」と思うようになっていきました。

そして転職活動をしていくなかで出会ったのが、株式会社ZIPCAREでした。

転職活動をはじめた頃、自分のキャリアを振り返ってみたときに28歳という年齢は、そこそこ即戦力が求められます。全くの異業種で挑戦するよりも、少しでも今までの経験が生かせるような仕事に就いたほうが、価値を発揮しながら成長ができると考えました。しかし、転職活動はなかなかうまくいかず書類だけでも100社は落ちました。理由は明確で、キャリアが特殊なので扱いずらい人材だろうと判断されたからです。

そんななかで、株式会社ZIPCAREの桑原社長に出会いました。面接では自分のキャリアと提供できる価値について説明したこと、自分が挑戦したいことを語りました。最終面接の段階では、社長は自社の抱えている課題についてオープンに開示してくださり、それに対しどのように貢献していきたいかを話し合っていました。

入社してから感じたのは、自走したい人には最高のボトムアップ型の組織で、主体的に動く人は社歴も年齢も関係なく、どんどん挑戦できる文化が根付いていました。おかげで入社1年目から事業企画まで任せていただけるほどに。介護事業の人数はまだ10名ほどなので課題が山盛りですが、チームみんなで一つ一つ課題を乗り越えていくことで、より強固な組織になっていると実感しています。

気づけばコンサルタントとしての経験を活かしながら、自分がとにかく手を動かしていくことができて、自然と「仕事に熱中できるワクワクした状態」になっていました。

このチームで介護業界をより良くしていくと決心したとき、気づいたら夢中で仕事をしている自分と仲間がいました。

また自分が思い描く「理想の状態」になるには、年齢も影響しているなと感じています。

26歳くらいまでは「まだ自分は若いし、無限の選択肢があるので方向転換できる」と思えていましたが、28歳ぐらいになると、「自分の経験とスキルを活かせること」が前提の転職活動になります。もちろん、自分の挑戦したい仕事があれば、全く新しい仕事に挑戦するキャリアもあったかもしれませんが、私は自分の経験を活かしながら、価値を発揮していくことを選びました。

「ここまできたら介護とITを活かした仕事をしていこう、そのまま好きになってしまおう。」そう覚悟を決めれたので、思いっきり好きになれたのだと思います。「仕事に熱中する」というのは『自分の見えない可能性を捨てて集中すること』なのかなと。もともと好きがないので「好きを仕事に」はできないけど「仕事を好きに」なることができました。

自分の仕事におけるベストポジションを探りながら、自分の気持ちに向き合いながら仕事をしていけば、

いつか「仕事に熱中できる自分」に出会えるかもしれません。


そんなモヤモヤしながらも『思いっきり活躍したい場を探している人』を私たちは歓迎します。

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