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【コドモンの働き方 Vol.2】0.5投資って何ですか?有給で学習時間をもらえるすごい制度なんです!

こんにちは!コドモン人事です。

前回は、コロナ禍の対応についてまとめてみようということで勢い任せに書いてみたのですが、勢いそのままに第二弾を書いてみました!せっかく新しい労働環境づくりにチャレンジをしているので、そういったコドモンの働き方についてご紹介させていただき、少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

今回は、私の強い思いもあってできた「0.5投資」という制度についてご紹介したいと思います。

0.5投資制度とは?

0.5投資制度は、1週間につき半日、業務時間を自己学習時間に使っていいという制度です。

1週間が基本的には5営業日なので「4.5日勤務して0.5日は自己研鑽の時間として投資しましょう」という考えから「0.5投資」と呼んでいます。この勉強時間として使う0.5日は業務時間としてカウントすることが認められているので、有給状態で自分が学びたいことについて学習ができます。

会社説明会や面談などで0.5投資についてお話しする機会があるのですが、ここまで説明するとみなさんに「羨ましい!いいですね!」と反応していただけるので、勉強時間を確保してスキルアップをしたい人は多く、求められている制度だと感じています。

0.5投資制度の対象とできるものと使い方は?

学習する内容や方法に対しての制限はありません。あえて「〜じゃなければいけない」という限定をしなかったのは、成長のためのヒントはどこに転がっているかわからないからです。さすがに、「某テーマパークでサービスの本質を学んできます」と言われてしまうと苦笑いしかできませんが……(笑)。

現状では下記のような内容で0.5投資をされている方がほとんどのようです。

・読書
・セミナーや勉強会参加
・人に会いに行って学んでくる(事例を学びに行くなど)
・業務以外で新しい開発言語に取り組む
・アプリ等プロダクトを作ってみる
 etc…

使いかたは簡単。誰かの承認を必要とするわけではないので、自分で業務を調整して、社内共有用のカレンダーに「0.5投資」と記載をして日程を抑えます。その上で、チームメンバーやマネージャーに対して「0.5投資を実施します」という共有をすれば使うことができます。

「会議を割り込みで入れてはいけないのか?」と聞かれたりもするのですが、会社としては権利を渡すにとどめて、そういうことは直接当人同士でコミュニケーションしてもらっています。

0.5投資制度ができた目的と背景

目的は、最先端の技術・知識を学んで一人ひとりがレベルアップし、それがチームに反映されていく状態を作ることです。

HRとして、常に環境変化に対して柔軟に対応できるチーム状態にしておくために何が必要かを考えると、新しい技術・新しい手法をいち早く取り入れながらイノベーションを起こし続けられるようになることが大事だと考えています。

そのためには、日頃から情報収集をする習慣が必要ですし、そのための時間も必要です。

しかしながら、我々はまだまだ成長途中のベンチャー!!基本的には全員が毎日フルパワーで業務をしていて、業務が終了すると電池切れ状態となってしまいます。そうした投資にはなかなか時間もパワーも割けていないのが現状だと思っています。

また、コドモンにはお子さんがいるママパパも多く働いており、家に帰ったら家事育児に追われるメンバーも。そんな中で「業務時間外で新しいスキルを身に付けてレベルアップを!」と言われても、非常に難しいですよね。

それでも短期的には過去の経験をもとにある程度の成果は出せると思うのですが、それは未来永劫使えるものではなく、必ず状況に合わなくなる時が来てしまいます。「常に環境変化に柔軟に対応できるチーム状態にしておく」ためには、過去の経験だけでは戦えないと言う前提でいないといけないし、無理なく各メンバーが自分をアップデートできる状態にしておくことが必要不可欠だと考えています。そこで、「学習時間の確保は会社として環境を用意することが必要です!」と提案して0.5投資制度がスタートしました。

この提案の背景には、ICT推進チームのマネージャー足立さんの活躍が大きく影響しています。

前回のフルリモートワークに関する記事の中でもご紹介しているように、コドモンでは子ども施設向けに遠隔商談だけで受注まで獲得できる仕組みが出来上がっています。

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直近では新型コロナウイルスの影響もあって、オンライン会議・商談があたりまえのようになってきましたが、コドモンでは1年半前にこの必要性を訴えて実行に移し、今では他社からご相談を受けるまでにノウハウが確立されています。

これは最先端の技術・ノウハウを常に学びながらセールスを極めようとしている足立さんがいたから実現されたことだと思いますし、その姿勢と行動こそが0.5投資を活用した先にある世界だと思っています。

「業務時間中に学習を」という私の考えは、足立さんと出会うさらに前に、前職のエンジニアチームが週に1日「研究DAY」のようなものを設けていたところからヒントをもらいました。

彼らはあたりまえのように「技術は常に新しくなるから勉強し続けないといけない」という話をしていて、成長し続けるために時間の投資を惜しみませんでした。そのときに、エンジニアメンバーにとって情報のアップデートは「するのがあたりまえ」(しなければ置いていかれる!)の感覚である一方、ビジネスメンバーの感覚としては「あたりまえ」までは到達していなくて、していたら頑張っている、くらいの感覚であることがほとんどではないかと感じました。

それで、以前から私は「いつかチーム全体・一人ひとりが、あたりまえのように最先端の技術・知識を学び続けてレベルアップし、それがチームに反映されていく状態にできる制度を作りたい!」と思っていたのです。こうして仕掛けとして実現できて、とても嬉しく思っています。

実際の活用状況はどうか?

活用状況については、伸びしろがたくさんある状態です。最近、従業員向けアンケートを実施したのですが、学習機会について下記のようなフィードバックをもらいました。

(5段階評価 1:全く得られていない/5:十分得られている)

約半数は、成長機会や学習機会を得られていると答えている一方で、そうではないという人も同数程度いる状況です。自由記述欄にも「せっかく0.5投資という制度があるのに活用できていない」というコメントが……。

これはもう、ごめんなさい!でしかありません。制度は「作ってから文化にするまで」が大事なのにできていなかった。自由度や自主性を大事にしたくて、コンセプトだけ出して終わってしまっていましたがそれではダメだと反省をして、まずは思いを文字に起こしてみることにしました。

今回の記事をきっかけに、多くのメンバーに0.5投資を活用して欲しいと思っています。

目的の先に見据えるもの

「常に環境変化に対して柔軟に対応できるチーム状態にしておく」

「新しい技術・新しい手法をいち早く取り入れながらイノベーションを起こし続けられるようになる」

この目的を達成した先に私が見据えているのは、コドモンという会社としてやりたいことを実現することができるようになる、ということです。

まず1つは、サービス提供者として1人でも多くの方にプロダクトを使っていただいて、業務負担や子育て負担の軽減を実現すること。そして2つめは、ともに働く仲間の市場価値が上がるような、自由度が高くて働きやすい環境を構築すること。

一人あたりの生産性を上げる(= 一人あたりが稼ぎ出す売上額を上げる)ことができれば、給与を増やしたり、週休三日にしたり、働く時間を短くしたり……なんてことも実現可能です。まずは高い生産性で活躍できる人材に、全員でなっていきたい。それらを実現するためには、社会の動きや新しい技術にしっかりフォーカスし続けることが必要不可欠だ、と考えているわけです。

まとめ

今までの記事と少し違って、私の思いをひたすら書いてしまった感はあるのですが、コドモンでは今後も様々な働き方や制度に取り組みながら、日本最先端を走れる会社に進化していきたいと思っています。

そのためにも……0.5投資の積み重ねが大事ですね。

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