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【イベントレポート】ココネ流ポートフォリオのコツ

※この記事は2021年4月20日に「cocone Designer」noteに掲載された記事を再録したものです。
※一部誤字脱字、表現などを修正しています。
※数字等記載内容は元の記事の掲載時のデータであり、イベント等については終了している場合があります。

皆さんこんにちは!マメです。

今年の1月、クリエーター・デザイナー向け就活サイト『vivivit』主催で、20卒社員のポートフォリオについて、先輩社員が解説を行うイベントを実施しました。多くの方にご参加いただけたことを受け、改めて21卒のポートフォリオを解説するイベントを3月に独自で行わせていただきました。


『vivivit』主催の回では、ココネはスキルだけではなく、制作者の世界観や思考力を重視していることをお伝えしました。
今回のイベントでは、今月入社したての21卒デザイナーのポートフォリオの内容をココネ歴7年以上のベテランデザイナー、杉本さん、日高さん、林さんの3人に採用目線で解説してもらいました。

京都精華大学卒 ポケコロ アイテムデザイナー


杉本「余白の見せ方が美しいです。作品をただ載せるのではなく、空間を大きく使うことで、書いてある情報に自然と目が向きます。作品のスキルも高く、且つこのイラストのシチュエーションがわかるのが、見ていて楽しいです。


日高「ゲームに対する愛情と企画力の高さを感じました。今でもどうやって作ったのか疑問に思うぐらいです 笑。一点気になることとしてはココネはRPGのサービスを運営していないので、このスキルをどう生かしていくのか、本人に質問したくなりました。」


林「キャラクターもバラエティに富んでいて表現力の高さを感じました。また頭身が低く、様々な個性のあるキャラクターを描けることは、ココネのサービスで幅広く活躍できると思いました。」

横浜美術大学卒 『ポケコロ』UIデザイナー

杉本「表紙を見た瞬間、なぜカツ丼?と疑問に思って本人に聞いたところ、少しでも印象に残ってくれるための工夫だと話してくれました 笑。UI/UXデザイナーではお客様の体験や気持ちを考えることが重要なので、この策士な部分も評価したいです。」

林「作品の写真が綺麗に物(ブツ)撮りされていたり、文章のレイアウトを工夫されていたりしてポートフォリオ全体のデザイン性を感じました。また、情報が綺麗に可視化されているところがこの人のセンスを感じます。フォントや文章の組み方の見極めは難しいのですが、そこもきちんと気を配られていて、この方の入社後のイメージが湧きました。」

多摩美術大学 『ポケコロツイン』アイテムデザイナー


杉本「このまま商品になっても問題ないくらいパッケージのデザイン性が高いです。蝶の羽を折りたたむことでハンドクリームが出るという、デザイナーの遊び心も感じられて、お客様をワクワクさせる意識がある方なのだと感じました。」


杉本「一瞬3Dの作品だと思ったのですが、IllustratorとPhotoshopで描いたと知ってとても驚いたことを覚えています。デザイナーにどんな風に描いたのかわからないと思わせるぐらいのこの方のスキルがあることを感じ、これから様々な取り組みに挑戦する『ポケコロツイン』で是非活躍してもらいたいと思いました。」

日高「この方は人物を描いた作品が少ないのですが、現在『ポケコロツイン』のアイテムデザイナーとして活躍されています。必ずしも人を美しく描くスキルが必須ではなく、その人自身の強みが一目でわかるようなポートフォリオを作っていただけると嬉しいです。」

参加者からの質問

ここからはイベントの中で出た質問をご紹介させていただきます。

ーー多角的に勉強する学科で、専門的にデザインを勉強していないのですが、問題ないですか?
色んなことに挑戦しているのは、その人の強みになると思っています。ですが、ココネのサービスに関わる上では、IllustratorやPhotoshopに対する最低限の知識はあったほうがいいと思います。

ーーココネのサービスのようなデザインでなければ、ポートフォリオ選考は難しいですか?
必ずしもココネのサービスのようなデザインではなくても問題ありません。例えばアイテムデザイナーの場合、様々なジャンルのガチャを制作しているので、むしろ幅広い表現力が求められます。ただ、ココネのサービスを理解した作品もあれば、入社に対する意欲が高いように感じるので、そういった作品があれば掲載してもらえると嬉しいです。

ーーファイン系の学科に所属していて、デジタルの作品が少ないのですが、問題ないですか?
ココネでは、ファイン系出身のデザイナーがたくさん活躍しています。アイテムデザイナーであれば、画力の高さや創造性を見ているので、専攻や学科は気にしていません。UIやモーション志望の方であれば、一度専用のツールを使用しておくと入社後のイメージがつくと思います。

最後に

いかがだったでしょうか。このようにココネに入社するデザイナーはスキルだけではなく、制作者の世界観や思考力を重視しています。ココネの新卒のデザイナー採用では、明確な募集期限や定員を設けていません。ココネに興味がある方は、自分が納得するまでポートフォリオを制作していただき、何度でもエントリーしていただきたいです。また、他のデザイナーの作品はpixivに掲載していたり、サービスのラフ画像などは各サービスのTwitterでも発信したりしているので、是非チェックしてみて下さい。

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