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感性でお客様を動かす商品企画デザイナー

※この記事は2021年4月13日に「cocone Designer」noteに掲載された記事を再録したものです。
※一部誤字脱字、表現などを修正しています。
※数字等記載内容は元の記事の掲載時のデータであり、イベント等については終了している場合があります。

皆さんこんにちは!マメです。

ココネには、アバターサービスにおけるファッション、インテリア、コロニー*などのデザイン制作を行う「商品企画デザイナー」という職種があります。なぜこの名前で呼ばれているのかというと、ココネのサービスではリリースやテーマの企画はプランナーやマーケターが決めるのではなく、デザイナーが行なっているからです。アイテムデザイナーやアバターデザイナーという呼び方で呼ばれることもあり、ココネで最も応募が多いデザイナー職でもあります。

今回は、『ポケコロ』の商品企画デザイナーの仕事内容について詳しくご紹介するとともに、どんな人が向いているのかについてお話しします。


アイテム制作業

『ポケコロ』の商品企画デザイナーの場合、ファッション、インテリア、コロニーのガチャアイテム制作が主な業務内容になります。アートディレクターからのコンセプトシートをもとに、1つのガチャ単位の各カテゴリーのアイテムを制作するデザイナーが集まってチームを組みます。コンセプトシートというのは、ガチャを回してくれるお客様のペルソナやリリースするタイミング、参考ビジュアルなどが掲載されているテーマシートです。デザイナーはこのコンセプトシートをもとに、チーム内で各アイテムのデザインをすり合わせます。その後、リリース日を確認しながら、お客様に届けるアイテムを制作します。過去のアイテムとの類似性や前後にリリースするガチャとのバランスを考えながら制作するのは難しいことですが、日々コミュニケーションを取りながらアイテムを制作することで、お客様に喜んでもらえるようなアイテムを制作するよう心がけています。また、アイテムの中には特別なアクション効果をもつキラーアイテムもあり、アイテムの見せ方やアプローチの仕方を考えるのも商品企画デザイナーの仕事です。

例 「木漏れ日そそぐ甘い森」のスケッチ



リリース後の振り返り

『ポケコロ』のデザイナーの場合、ガチャを制作したデザイナー名が公開されているため、お客様がファンとしてデザイナーを応援してくださっています。

「このワンピースのフワフワ感がたまらない…。」
「こういうインテリア待ってました!」
「(デザイナー)さんのアイテムが好きすぎて、ガチャ回しちゃいました!!」

などリリースとともにSNSで反応してくださっているので、制作して終わりではなく、お客様の反応をチェックしながら次のアイテム制作に活かしていきます。



また、商品企画デザイナーはサービスにまつわる全ての数字を知ることができます。
リリース後、商品企画チーム全体で売り上げやDAU*、自分が作ったアイテムの回転数を確認する全体会議が行われます。事業全体がうまく行かないときは、事業部長やリーダーの意見だけで決めてしまうのではなく、デザイナー1人1人が振り返って、今後を考える。お客様に何が響くのか、裁量と責任を持って、チームワークで最高の「商品」をつくります。

作家性×多様性×商業性

ここからは、ココネの商品企画デザイナーの特徴についてお話しします。
商品企画デザイナーを言葉で表すとしたら「作家性×多様性×商業性」、この3つのバランスを備えた人です。

【作家性・多様性】自分の得意ジャンル/タッチ以外にも対応できる、幅広さや表現力がある。

『ポケコロ』の場合、リリースから3万点以上のアイテムをお届けしてきたため、これまでのアイテムにはないデザイナーのアイデアが重要になります。そのため、ココネの商品企画デザイナーは得意分野がありつつも、様々なタッチや色使い、画面構成ができる人が多いです。また、リリース後も一人のクリエイターとしてお客様に見られるため、自分が作ったアイテム一つ一つに対する責任が伴います。ちなみに、ココネのサービスは「可愛い」世界観が特徴であるため、例えば男性向けのカッコいい印象のデザインを多く制作してきた方の応募があった場合は、商品企画デザイナーの課題に取り組んでもらい、ココネのサービスへの適応力や親和性を見ています。


【商業性】テーマやコンセプトから創ったり、他者からのデザインチェックを受けたりしてチームで1つのものを作り上げられる。

もしあなたが何かしらの企画でアイデア出しから携わったり、自分の提案が採用され販売された経験があったら、商品企画デザイナーに向いているかもしれません。また、販売はされなくても、複数人で1つのデザインをまとめあげた(またはまとまらず失敗した)経験がある人なら、そこで得た学びを活かすことで今後の活躍の幅が広がります。アイテム制作ではコンセプトシートでデザインの方向性は固まっているものの、決まったテンプレや指示書があるわけではありません。自分が作ったアイテムを数字やお客様の声として真摯に捉え、自ら次の行動に移す力が重要になります。

いかがだったでしょうか?アイデア出しから納品、リリース後まで周りとコミュニケーションを取りながら責任を持つのが、商品企画デザイナーであり、ココネのデザイナーの特徴です。今後はよりデザイナー同士で化学反応を起こし、お客様にサービスの世界観を楽しでもらう施策も考えていきます。自分の感性でお客様を動かしたいと思っている方は、ぜひ商品企画デザイナーに応募してみてください。

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