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事業課題への向き合い方を聞いてみた!感性を発揮してチャンスを掴み取れる環境とは(前編

※この記事は2021年3月2日に「cocone Designer」noteに掲載された記事を再録したものです。
※一部誤字脱字、表現などを修正しています。
※数字等記載内容は元の記事の掲載時のデータであり、イベント等については終了している場合があります。

今回は『ポケコロ」のアイテムデザインを担当するデザイナーHさんに、ココネの事業課題への取り組みやャンスを掴み取るために必要なことについてインタビューしました。


感性を発揮する場所は自ら掴み取る

ーー経歴を教えてください。

H:前職はノベルティ作成の会社で、ペットボトルや缶コーヒーのおまけなどを担当するグラフィックデザイナーでした。主に中年男性をターゲットにしたデザインが多かったです。ただ私は、女性視点の感性を活かしたいと強く思っていました。その頃、ココネで働いていた友人から「ポケコロは女性のお客様が多いよ」「自分の感性を活かせて、デザイナーがいきいき働ける職場だよ」と聞いて、志願しました。

晴れて契約社員として入社したのですが、予定より早く採用から2か月で正社員に変更していただきました!
最初は、UIデザインとDTPの経験を買われてゲームのプロジェクトにUIデザイン担当として参加しました。

ー今は、ポケコロのアイテムデザインを担当されているとお聞きました。どのタイミングでUIデザインからアイテムのデザインに変わったんですか?

H:最初に参画したプロジェクトに区切りがついた後、当時の上司からポケコロのUIデザイン担当をすすめられました。ただ私は、一貫して絵を書く仕事がしたかったので、ポートフォリオを見てもらい熱い気持ちをぶつけました。すると「じゃあやってみようか」とチャンスをいただけて、現在のアイテムデザインに携わるようになりました。

Hさん入社時のオフィス

過去も未来も事業課題に向き合い続ける

ーーココネの事業課題についてお聞かせください。まずは入社当時から今まで変化がありましたか?

H:私が入社したのは6年前です(2021年段階)。入社後、柔軟に制度の導入や変更が続いてきたと感じています。例えば、フレックス勤務の導入もありましたし、雇用形態の整備、評価制度などが導入されましたし、年々柔軟に変更もされています。

ー変化をHさんはどう受け止めていますか?

H:まずフレックス勤務導入によって、それぞれの生活に合わせて働けるようになりました。働きやすさの観点から臨機応変に勤務形態を変えられるココネっていいなと当時思いました。
私は集中する時間を確保するために早めに出勤する日を設けています。意図的に集中する時間を作り、効率的に仕事を進められたことで残業が減り、プライベートな時間が充実しています。

ー評価制度も変更がありましたか?

H:はい、入社当時は主なサービスである『ポケコロ』がようやく軌道にのり、きちんとした収益も上げられるようになった頃で、デザイナーに限らず、契約やアルバイトの方がたくさんいました。サービスがさらに上を目指せるなという段階で、殆どの方が正社員となりましたね。自分の生活スタイルに合わせて自らアルバイトを選ぶ方だけが残っている状態です。
以前と比較すると、デザイナーが評価される環境や制度がだいぶ整ったと思います。

ーー評価制度の変化について具体的に教えてください。

H:以前は上司から一方向的な評価形式でしたが、今は年1回の自己評価を通じて、会社に対して自分の貢献度や実績をアピールできるようになりました。グレードに応じて求められるスキルや業務内容、そしておおよその年俸も開示されていて基準が明確なので、評価結果にも納得感があります。グレードアップを目指すには、明確な成長や貢献、それらを説明する力が必要ですが、、公平な評価制度だと感じています。

評価プレゼンは役員も真剣に参加

ーー続いて、現在働いている中でココネの課題や改善していきたい点はありますか?

H:今は、長期化するwithコロナに対する対応について課題があります。主にオンボーディングと、自主的なコミュニケーションの必要性についてです。

コロナ禍で始まったリモートワークは良さがたくさんあるのですが、一方で、ココネという会社は、メンバーが集まっているからこそ「なにかが生まれる」ということを大事にしてきました。そのためどうやってリモートワークと、メンバーが集まることを両立するのかは課題ですね。特に、新規入社の方のオンボーディングについては前例がないため手探り状態です。例えば、2019年4月に新卒者向けに講演をしたのですが、もともとは、対面での講義形式の予定でした。これを、急遽、フルリモートでのWeb講義に切り替えました。全員に発言する機会を用意したり、詰め込みすぎないようにしたり、工夫も随所に入れたのですが、対面での講義形式ならもっと分かりやすく伝えられるのにと、もどかしさもありました。できる範囲で工夫した分、研修担当者に「いい講義になりましたね、ありがとうございました」と言われたのは、嬉しかったです。

ーー自主的なコミュニケーションについての課題はいかがですか?

H:これは、もともとある課題かもしれませんが、リモート環境だからより一層感じていますね。アイテムデザイナーが所属するのは、「商品企画デザイン」という名称なのですが、上司との距離感も近く、朝会や雑談の延長で自然と問題共有やコミュニケーションが取れています。ただ、次世代のメンバーがさらに活躍して「ココネとポケコロを自分が支えていくんだ」と思ってもらいたので、意欲的に目標を持って、自発的な発言やコミュニケーションを取ってほしいですね。最前線で活躍しているコアメンバーたちが、そういった姿勢でこれまで積み上げてきたから特にそう思います。
オンラインが中心になると、普段は意識しなくてもできる「雑談」がいかに大事かを感じますし、発言していない人の「ふとした」表情などが見れる対面のコミュニケーションの大切さも感じます。
オンライン会議でいかに雑談や、人の表情を読み取っていくか、そしてどうしたらこれからを担う次世代のデザイナーにより積極的に発言してもらえるか、意識しながら会議などを進行する日々です。

オンラインで実施した初の総会では、社員の参加する感覚も向上

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