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全国各地で“視点を変えて考え、形にして伝えられるクリエイター”を育成する。Rethink Creator PROJECTグループのリーダーが目指す「地域創生」のあり方とは

クリエイターズマッチは、フリーランスのデザイナーを中心としたクリエイターと協力し、インターネット広告を中心に企画・制作を行うクリエイティブ マネジメント カンパニーです。

私たちは、「クリエイターと、未来をかえる」をビジョンに掲げ、教育・制作・プロダクト事業の3分野のサービスを通して、世界中のクリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できる世界の実現を目指しています。


今回は、Creative DivisionでRCPグループ(RCP=Rethink Creator PROJECT)のリーダーとして活躍する大友さんにインタビューを実施。担当する事業が目指す世界や、グループづくりにかける思いなどを伺いました!


【プロフィール】

大友 湧矢(おおとも ゆうや):学生時代にクリエイターズマッチが主催するRethink Creator PROJECT(RCP)のコンテストに応募し、自身がデザインしたポスターが入賞。その経験から全国各地のイベントに参加するようになり、2019年よりインターンでクリエイターズマッチにジョイン。2020年に正社員となり、現在はRCPグループのリーダーを務める。

▼Rethink Creator PROJECTとは

これからの地域に必要な「自ら考え、発信することができるクリエイター」を、“学び”・“挑戦”・“実践”を通して日本中に創出していくプロジェクトです。

Rethink Creator Project|リシンククリエイタープロジェクト
Rethink Creator Project(リシンククリエイタープロジェクト)は既存の考えを新たな視点で見つめ直し[リシンク]世の中に発信[クリエイト]できる人財(Rethink Creator)を生み出していくプロジェクトです。
https://rethink-creator.jp/

自身が作成したポスターの入賞がクリエイターズマッチとの出会い

――大友さんはクリエイターズマッチにインターンで入社したと伺いました。

はい、クリエイターズマッチと出会ったきっかけは、現在私が携わっている「Rethink Creator PROJECT(RCP)」が実施するコンテストです。大学時代、就職活動に役立つ経験を作ろうといくつかのコンテストに挑戦していたのですが、その1つがRCPでした。地元仙台のPRポスターをデザインして応募したところ、入賞することができたのです。

その後、入賞者の式典に参加したときに、全国で活躍するクリエイターたちと知り合うことができました。そこでたまたま意気投合したクリエイターに縁をつないでもらい、各地で地域クリエイターが開催するイベントに参加させてもらえるようになって。

当時は大学生でしたから、どちらかというと遊びや趣味の延長で、学生生活最後の思い出作りといった感覚でイベントに参加していました。もちろん一般の参加者として出向いていたため、移動宿泊代などは全て自費で捻出する必要があり、青春18きっぷを使って長距離移動をしたり、ヒッチハイク的なこともしましたね(笑)。そのうちに徐々に人脈が広がってきて、インターンとしてイベントの運営補助や写真撮影などを手伝わせてもらえるようになりました。さらに、イベント当日まで準備など企画側の仕事にも携わるようになり、正社員としてクリエイターズマッチに入社しました。


――当初、クリエイターズマッチに対してどのような印象を持ちましたか?

広告制作だけでなく、「地域創生」にもスポットを当てて取り組んでいるという話を聞き、最初は業界内でも珍しい会社だなと思いました。実際に入社してみると、遠い先のビジョンとして掲げているわけではなく、地域創生の実現に向けて具体的なアクションに落とし込んでいる会社だということが分かり、さらに魅力を感じました。

RCPが目指すのは「出口のある教育」

――大友さんは現在RCPグループのリーダーを務めていますが、グループのミッションを教えてください。

RCPグループは、当社が推進する教育事業の一部に位置づけられています。教育事業自体はを創業時から取り組んでおり、「デザインを学ぶ機会が少ない首都圏以外の場所でも、デザインに触れたり学んだりできる環境を届けていく」ということを目標に掲げていました。

立ち上げ当初は、自治体と連携してその土地でデザインを学べる環境を整えつつ、フリーランスクリエイターのスキルアップを目指すような内容が中心でした。ただ、事業を進めていくなかで、学んで終わりではなく、そこから実際にデザインのお仕事や活動に繋げてもらう必要があると感じ、今は「出口のある教育」をミッションとしています。そのため、ミッションを実現するためにも、目的意識と一緒にデザインを学んでいただくことを大事にし、「その地域で学び、さらにその地域でクリエイターとして根付いてもらう」ことを私たちのプロジェクトゴールとなっています。


――RCPでは具体的にどのような活動を行っているのですか?

大きく3つの施策に分かれています。

1つ目が、ワークショップ型のデザインセミナー。2つ目が、アイデア重視のポスターコンテスト。私が学生の時に参加したものですね。そして3つ目が、自治体と連携しながら、実際のクリエイティブを制作していくという活動です。これらを通して、“視点を変えて考え、形にして伝えられるクリエイター”を生み出すことを目的にプロジェクトを実施していて、2023年で6年目になりました。

ちなみに、プロジェクトを行っていて面白いなと感じるのが、地域によって県民性がまったく異なる点です。活発な人が多い地域、ボルテージが徐々に高まっていく地域など、地域特性を把握しながら進めていくことが、運営上の大変な部分でもあり楽しい部分ですね。さらに、自治体側の課題感や熱量によって、アウトプットも大きく変わってくるので、場合によては、ポスターにとどまらず、地域のPRにつながるユニークな形でアウトプットの制作に展開することもあるんですよ。


――大友さんは26歳の若さでリーダーに抜擢されています。リーダーを任されることが決まったときはどのように感じましたか?

インターン時代から現在まで、今のプロジェクト1本で取り組んできました。お陰様で周囲からの信頼を積み上げることもでき、責任をもってやり遂げたいという思いがありましたので、リーダーを任されたときは素直に嬉しかったですね。一方で、それまではプレイヤーとして現場をがむしゃらに回してきましたので、グループをうまく回していくことができるのか、不安や戸惑いもありました。

現在、グループには、私以外に2名のメンバーがいますが、2人とも違う業種の出身です。自分にない知見や経験をたくさん持っていますので、それぞれの強みを活かせるような役割分担を意識しています。むしろ私自身が助けられることもたくさんありますし、メンバーに対しても「助けてもらいたい」というスタンスで臨むようにしています。


――今後の目標を教えてください。

今後は、このプロジェクトをきっかけに、その土地でクリエイターとして活躍できるようになるケースをもっと増やしていけるようにしたいです。そのためにも、クリエイターを目指す方々に向けたスキルアップに関するコンテンツ開発にもさらに力を入れていきたいと考えています。

またグループリーダーとしては、私も含めて全メンバーが能動的にトライできるような組織を作っていきたいですね。その結果、会社のビジョン実現に直接的に関われるポジションのグループとして、会社に対しても影響力を発揮していくグループになることを目指しています。

目標の実現のためにチャレンジしやすい環境が魅力

――クリエイターズマッチの教育事業だからこそ経験できることや、身に付けられる能力は?

相手のニーズを汲み取りながら動いていく力や、コミュニケーションスキルが鍛えられると思います。私たちの仕事は関わるステークホルダーが非常に多いことが特徴です。1つのイベントを開催するにしても、地域クリエイターとの接点づくり、一般参加者の募集、自治体との連携や協力企業・団体へのアプローチなどが必要となり、それぞれの関係者のニーズに合わせてコミュニケーションを図っていくことが求められます。

またそこから実際に発生する業務内容も、企画や資料作成、デザインデータのディレクション、SNS運用など、とても多岐にわたります。そのような意味で、前例や経験のない新しいものを、ゼロから作り上げる能力が身に付けられると思います。


――大友さんが考える、クリエイターズマッチの魅力を教えてください。

自分がやってみたい事柄に対して、トライしやすい環境がある点が大きな魅力です。上の人たちに対しても根拠を持ってきちんと提案すれば、最初からNGが出るケースはあまりなく、むしろ実行に向けてどう動くか一緒に考えてもらえる風土があります。また、現在のプロジェクト自体、会社のビジョンを体現する施策なので、社長との距離感も近いんですよ。ボトムアップで意見を上げていく体制もできはじめていますので、上下も横もコミュニケーションが取りやすい関係を築けていると思います。

ちなみに当社の社員は、優しくて、思いやりのあるメンバーが多いように感じます。やはり「クリエイターが輝ける社会を創造する」というビジョンに共鳴して入社されている方が大半ということもあり、相手を尊重し、相手の立場に立ったコミュニケーションを取れる方が多いですね。


――大友さんは今後どのような人と一緒に働きたいですか?

自分から発信し、周りを巻き込んでいける人が当社にはマッチしやすいと思います。特に私たちのプロジェクトは定型的な業務もあるものの、予期しない業務やその都度必要なタスクなど多様な仕事が発生しますので、実現に向けて「やりきる力」が求められます。そのために、自分なりに調べたり、ヒントを探したりと、自分から行動が取れる人。さらに、自分でゼロから“型”を作れるようなスキルを持った人に来ていただけたら嬉しいですね。


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