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文系だった私のエンジニア記録

もうすぐ入社7年目になるSさんに、就職活動からこれまでのお仕事について伺いました!

私の就職活動

父の仕事が人材業界だったこともあり、最初は人材業界を志望していました。そこからIT業界を志望するようになったのは、合同企業説明会で、「文系でもOKだよ」とIT企業の方から声をかけていただいたのがきっかけでした。

私もIT業界はずっと専門の子か理系の子しかできないと思っていたのですが、文系でも大丈夫だと聞いたときに、システム開発を「できたらかっこいい」と憧れのような気持ちがわいてきて、IT企業が気になるようになりました。そこから複数のIT企業のお話を伺い、どの企業でも「文系でも大丈夫だよ」とお声掛けいただけたので文系でもやっていけるのは本当なのかもしれないと思い、実際にいくつかの選考を受けることにしました。とはいえ、不安は完全にはぬぐい切れず、「どうしても入りたい」というよりは「だめだったら、それは仕方ない」くらいの気持ちでした。

そして、私は、もともと見ていた人材業界ではなく入社先としてIT業界を選びました。それは、選考を進めていく中で、IT業界ならば「企業内でのノウハウだけではなく、どこの会社でも共通するスキル」を身に着けられるように感じられたからです。私の就職活動の時期もシステム化や人工知能によって仕事がなくなっていくとニュースなどで話題になっていました。その当時の私は、技術も資格も持っておらず、何か起きたときに対応する術がなかったので、自分の将来が不安でした。

「IT業界で力をつければ、自分が何かあったとしても、どこかで仕事ができて生活に困らないのではないか」と面接等をしていくうちにより強く思えたので、IT業界を選びました。

その中でもコンピュータマネジメントを知ったのは、知人からの紹介でした。「いい会社らしいから受けてみたら?」と。実際に説明会に参加してみると、雰囲気が体育会系ではない上に冷たくもなく、私にとってとても良い雰囲気に感じました。選考の中でも、説明会の時に感じた雰囲気の良さは変わらず、未経験で入るのだからなるべく質問しやすいところがいいと考え、コンピュータマネジメントに入社を決めました。

初めての新人研修

新人研修は本社で行われ、4-5月はJavaの基礎を学び、6月は1人で設計と開発テストを行う演習がありました。その中でも、演習は特に大変でした。進め方は決められた期間の中で自分のスピードで進める方式がとられておりスピードは問題なかったのですが、進捗が個人ごとに差が出るため、できる人と自分を比較しては何度も落ち込んでいました。

先に進んでいる同期はかっこいいと思ったし、教えてくれる先輩方はすごくて、比較してしまう自分がしんどかったです。

でも、就職活動中にITで本当にやっていけるか悩み決断した、その悩みぬいた時間を無碍にしたくなかった。それに、研修の期間もやらなくてはいけないことも見えており、ここを乗り越えたら成長できることもわかっていたので、同期や先輩に何度も何度も質問をして、なんとか研修を終えられました。あと、終業後に同じぐらいの進捗の同期とカフェに行って、不安を言い合って解消できていたことも、乗り越えられた要素としては大きいかもしれませんね。

研修終了後の配属

私の配属は保険システム部です。配属希望では第3希望ぐらいで出していたと思います。

最初のプロジェクトでは、生命保険会社のシステムのテストの準備から始まりました。テストに必要なデータを用意し、実際にテストをする業務が中心でした。保険のシステムは規模が大きく、どんなデータを作ればいいのかを考えていくためにはシステムを理解している必要があるため、改めてシステムの考え方を学べました。最初はわからないところだらけで、OJT担当の先輩が図などを紙に書いて説明してくれてとてもありがたかったです。

入社2年目からの1年半は、生命保険でご契約者様の個人ページなどを開発していました。複数の機能を作っていて、秋ごろから別の機能を作る際には要件定義から設計・開発・製造・テスト、保守と一連の流れを経験しました。要件定義などすべてを1人で行ったわけではなく、要件定義の会議に参加して議事録をとることから始まりました。その後、自分で開発するところは自分で話してなど少しずつ携われる範囲が増えました。

3年目以降も様々なプロジェクトを経験し、現在は生命保険業界で対面しなくても保険を設定して申し込みができるようになる一連の画面を作っています。その中で、私は設計書を作ってメンバの方に開発をお願いしたり、開発後にテストするための設計書を作ったりしています。仕事の中でのコミュニケーションは上の方との調整だけではなく、後輩や他社の若い方とも連携も多いです。相談に乗ることはもちろんのこと、もし答えられない内容だった時に、この人に相談に行こうかなど人と人とをつなげていくようなことをしています。

入社してから6年間経って、「プロジェクトをいかにスムーズに進めるか」っていうほうに考え方がシフトしてきました。最初のころは多くの人に助けてもらってたとはいえ、わからないことがあっても周囲に聞くまでに時間がかかりました。自分のプライドとか意地とかその時の気持ちを優先してしまっていたんです。でも、プロジェクトはお客様が何かの問題を解決したいと願っていて、それを解決するために多くの人が動いている。その大きな目的の中で自分の一時の不安を優先してはいけないなと、そこからはだんだんとプロジェクトチームのメンバの為、お客様の為、プロジェクトを円滑に進めるために必要な行動と考え方ができるようになりました。

文系でこの業界に飛び込むのは大変なこともあるかもしれませんが、多くの成長を感じながら周囲と目的達成に向けて協力していける面白い仕事なので、少しでも興味がわいたら飛び込んでみてほしいなと思います。

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