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Unityでゲームを作っている方は必見!クラスターのUnityエンジニアが語る「クラスターの魅力とVR×Unityのお仕事」

VRイベントスペース「cluster」とはなにか

いきなりですがVRイベントスペースと聞いてピンときますでしょうか?ずばりこれだ!とイメージできる方はなかなかいらっしゃらないと思います。正直なところ、世界中を見渡してみてもVRイベントスペースを謳うサービスは弊社の「cluster」しか存在しません。

3Dモデルで構築されたルーム(VR空間)で、人々がアバター(仮想の肉体)をまとい、集まる体験(イベント)を提供する。これが私たちが作っている「cluster」です。ユースケースは膨大で、おそらく将来的には「物理世界で集まる体験」、その大部分を「仮想空間での体験」に置き換えることができると考えています。


8月31日にバーチャル上で行われたカグヤルナライブ「輝夜月 LIVE@Zepp VR」の様子

「でもそれって未来の話なんじゃ……」と、正直作っている私たちですら、一年、いや、半年前までそはう思っていました。しかしこれを書いている今現在、私たちは「そんな遠い未来の話」を超加速させて、全人類の眼前に引き寄せています。

2018年初頭から耳にするようになった「VTuber」(VTuberという言葉以前にもVRな存在として活動をしていた人達はいたが)をご存知でしょうか。

いわゆるバーチャル(仮想的)なキャラクターが、さも現実に存在するかのように日常的にTwitterなどのSNSでファンと対話し、3Dモデルとして仮想の肉体をもってYoutube動画などでトークし、ゲームをしたり、歌ったりする。

そんなVTuberは、私たちの想像以上のスピードで加速しています。具体的にいうと、2018年の初頭からわずか半年で爆発的にその数を増し今では数千を超える人数が存在しています。

バーチャルユーチューバー、半年で急増 181人→4475人に
ユーザーローカルがCyberVと協力して8月6日に発表した、バーチャルYoutuber(VTuber)の市場分析によると、今年1月末から7月末までの約半年間で、...
https://www.sankei.com/economy/news/180807/ecn1808070012-n1.html


そんな一大ブームを築いているVTuberですが、今まで活動拠点は「動画」というスペースの限られた平面でした。VTuberとファンは決して超えることができない次元の壁に隔たれていたのです。しかしVRイベントスペース「cluster」、そして圧倒的現実感をともなうVRデバイスというテクノロジーを使うことで、まるで目の前にVTuberが存在するかのような、それこそ次元を超えたを出会いを実現することができるようになりました。




そしてこの体験はもはや、先進的で、ギークな、一部のアーリーアダプターにしか届かないというニッチなものではありません。

こちらは弊社のプレスリリースになるのですが、VRタレント「輝夜 月」が2018年8月31日に「cluster」で行った「カグヤルナライブ」は、3D空間という実体のない空間でのイベントでありながら、チケットは販売10分で完売。ライブ当日はTwitterトレンド1位を達成するなど数々の快挙を打ち立て、「VRキャラクター × VRライブ」が万人に届きうるコンテンツなのだと証明しました。つい先月の出来事です。

バーチャル商業プラットフォームを提供するクラスター株式会社 「cluster.」初の音楽ライブ『輝夜 月 LIVE@Zepp VR』開催!
クラスターは、誰もがバーチャル上でイベントやライブ、カンファレンスを開催できるVRアプリ「cluster.」を展開しています。同時に最大5,000人と接続が可能で、バーチャルな空間でしか味わえない体験を提供することを特長としており、これまで様々な「集まる」シチュエーションやバーチャルタレントと「会える」イベント、音楽ライブなど、新たなエンタメ体験をあらゆる角度から模索してまいりました。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000017626.html


そういう一つの「ライブ体験」というシーンでの成功を足がかりに、私たちはVTuberだけに限らず、日常のあらゆるシーンで「物理的に集まる体験」を「バーチャルに集まる体験」に置き換えていくという壮大な試みに挑戦しています。

クラスターおけるUnityエンジニアのお仕事

次に、Unityエンジニアが「cluster」の何を作っているのか、についてご紹介したいと思います。「Unityを使ってVRで何を作ることができるのか」というのは意外と知られていない、というよりは正直なところイメージしづらい部分もあると思います。

「ゲーム領域」で働くUnityエンジニアの方々は、cluster開発と完璧にスキルマッチしている

Unityエンジニア、特にモバイル・コンシューマを問わず「ゲーム領域」で働くUnityエンジニアの方々は、clusterというサービスを構築する上で完璧にスキルマッチしています。

「VR開発はやったことがないですし……」という不安の声が聞こえてきそうですが、それは間違いなく杞憂です。

正直なところVRの知識が必要な部分は、その多くが一部のエクスペリエンスの部分で(もちろんここがclusterの先進性を誇る価値の部分で、作りがいのある実装箇所ではあるのですが)、VRの知見がない人でも、これまでゲーム開発などで培ってきたUnityでの実装経験を十二分に発揮できるポジションは存在します。

この記事を読んでいただいているのは、おそらくUnityエンジニアの方々(そうじゃない人でも読んでくれているのであれば嬉しいです。Unityエンジニア以外も積極採用中です)が多いと思うので、日常の作業をイメージしてもらいやすいように少し具体的な話をします。

clusterにおけるUnityエンジニアの仕事は主に3つです。

各機能部分に携わる際によく扱われる技術キーワードをともに記します。参考になれば幸いです。

クライアントバックエンド

  • ログイン:Firebase Authentication
  • ネットワークプロトコル:HTTP, MQTT
  • DLリソース管理:AssetBundle
  • マスタデータ,ユーザーデータ等:独自形式(SerializerZeroFormatter), ScriptableObject, JSON(Parser:JsonUtility,一部その他)

UI/UX(2D・VR)

  • UI構築:uGUI(2D・VRともに)
  • VRデバイス:OpenVR

アバター・ルームなどの3D演出全般

  • アバターIK:独自実装
  • アバターモデルデータ:VRMフォーマット

いかがでしょうか?いずれも基本的にはUnityエンジニアには馴染み深い技術かとは思いますが、clusterではそのそれぞれに、それぞれのエキスパートがつく形で、clusterの体験を作り上げています。

Unityは常に、ほぼ最新に近いバージョン(これを書いてる今は2018.1.1)を使っています。Unityに関わらず使っているツールやライブラリのアップデートに関しては貪欲に進める精神があります。

レイヤードアーキテクチャ、DIコンテナ(Zenject),やReactivePrograming(UniRx)などの導入もエンジニア全員がその有用性と副作用に対してしっかりと議論しつつフットワーク軽く導入しています。また、エンジニア全員がコードの可読性やパフォーマンス、生産性を高める取り組みを意識しています。CIに関しても、Jenkins(弊社ではあの壁紙の左下のあれ……が、おじさんではなく可愛い女の子にされているのですが)によるビルドやslackとの連携が細やかに整備されており、困ったことがあれば最強のサーバー&インフラチームが一瞬で解決します(弊社はサーバーチームも圧倒的に強い)。このエンジニアたちの気っ風が、今のclusterの加速度的な進化の下支えになっています。

しかしそれだけのメンバーを揃えても、VR空間という広大すぎる荒野を耕すには手が足りなさすぎます。

これが私たちが直面している問題で、アイディアも、欲しい機能も無限にあって、今一番熱い市場なのでで引き合いも多く注目もされている。あとは作る手「だけ」が足りない状況です。

ちょっとでも気になったら、「まずは話を聞いてみたい」でも構いませんのでぜひご応募ください、お願いします(懇願)

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