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リモートワークになったから出来た祖父との関わり方

こんにちは〜
PRの小原(こばら)です。

当社がリモートワークになってから1年以上が過ぎ、家族や自身のライフステージに合わせてさまざまな働き方を選択する人が増えてきています。

コロナ禍がきっかけで普及したリモートワークですが、その影響は従来の就業スタイルが阻んでいたことを可能にし、働き方の多様性を認める土台となっている側面もあります。

また、当社の取締役を務めている小室淑恵さんの記事にもありますが、働いて経済社会を支える人口が減少傾向にある中で、働き方の多様性を認め、多様な人材が意欲高く仕事を続けられる働き方を取り入れていく必要があると言われています。

今回はリモートワーク下で、通勤時間を働き手の生活時間から奪わない、自宅を拠点に生活出来ることで、家族のケアと仕事の両立を可能にした事例を紹介します。

リモートワークをきっかけに一人暮らしをやめ、実家に戻って生活を始めたエンタープライズ営業部ClipLineCare推進担当関本帆純(ほずみ)さんにお話を伺って来ました。

関本帆純(ほずみ)
エンタープライズ営業部ClipLineCare推進担当
コンテンツコミュニケーション部で映像制作を担当した後、介護大学での見識を活かし、介護専門のサービスClipLineCareの標準コンテンツ制作と営業を担当。

祖父の介護を手伝うため実家で暮らすことを決意

小原:関本さんは昨年の8月から、今で10ヶ月くらい実家でお仕事されているとのことですが、リモートワーク下で違う場所に引っ越すなど、他にも選択肢があった中で、実家に戻ることを決めた理由はあるんでしょうか。

関本:もちろん一番は毎日オフィスに行く事がなくなるのでわざわざ都心に住むメリットがなくなったことです。また、実家は八王子なので、たまにオフィスに出社するくらいであればそこまで負担もないし、良い選択かなと思いました。
あとは家庭事情ですが、ちょうど引っ越しを検討していたタイミングで祖父が体調を崩して、家族でのサポートが必要になったということもあります。私は介護の知識もあるし、両親よりは体力的にも余裕があるので手伝える事が多いな、家族孝行するのもいいな、と思って帰ることに決めました。とりあえず祖父が元気になるまでは実家に居て、自分が不便を感じていたら引っ越せばいいかなあという本当に軽い気持ち決めた事です。

小原:ご家族は実家に帰ることに対してはどんな反応でしたか?

関本:母親は反対していました(笑)母は自立して自分で生活すべきだという考えですし、私がいると色々家事も増えるし面倒だからと一蹴されました。
ですが、父や祖父がすごく喜んでくれたのもあって、母も最終的には「そんなおじいちゃんが喜ぶなら帰ってきたら」と言ってくれたので帰ることにしました。

自分の生活リズムと家族の生活リズムを調整するのは難しい

小原:実家で仕事をするのは環境としてはいかがですか?

関本:大学時代から一人暮らしで、一人で過ごすリズムができていたのが崩れて、家族の生活リズムにある程度合わせなければいけないのは大変でした。今、実家には両親と大学生の妹、近所に祖父母が住んでいますが、祖父は介護が必要、妹は就活中で家が常にバタバタしていてなかなか仕事に集中できないというのはありましたね。両親からも「家に居るんだからこれくらい手伝いなさいよ」みたいな雰囲気もヒシヒシと感じていました(笑)
また、自分の部屋はもう物置部屋になっていたので、初めは家族に「屋根裏部屋を使えばいいよ」と言われ、そこで仕事していたんですが、暑いし天井も近いのできちんと立てなくてすごい不便でした。
結局はリビングで仕事することにしたんですが、家に誰かいる状況で仕事をすると、ちょっとしたことで声を掛けられたり、テレビの音が気になったり作業の妨げになることも増えます。「それでいまなにやってたんだっけ?」という状態に陥って振り出しに戻るというようなことも多々ありました。勤務時間、大事な打ち合わせのタイミングなど伝えたりしていましたが、それでも私にも家族にも生活リズムがあるので、うまく自分が合わせる、家族に合わせてもらうのはなかなか難しかったです。

苦肉の策で見つけた自分の仕事スペース

小原:実家ならではの苦労がある中で、今はどのように仕事されていますか?

関本:初めはコワーキングスペースを使ったり、カフェに行ったりしたんですが、出かけていたらせっかく実家に帰った意味も薄れるなあと思い、実家に自分のスペースを探すことに決めました。実家にはBBQをするための離れのリビングがありまして、普段家族は出入りしないので、今はそこで仕事しています。人の気配がないだけで心持ちは全然違いますし、落ち着いて仕事できています。
なので、逆に自分だけの空間がなくて、家族はいる中、リモートワークをしている人はかなり苦労されているだろうなと思います。場所的な余裕が持てないのであれば、可能な限りぎり家族と時間毎に場所を交代するなど相談したりする必要がありそうですね。

▲後日送ってくださった関本さんのお仕事空間
(予想の斜め上でしたが、素敵空間ですね。)

祖父の介護をしながら働くことで気付いたこと

小原:実家で仕事をする上で大事な心がけなどはありますか?

関本:リモートワークだと家族との関係がギクシャクするとかよく聞きます。もちろん夫婦や親子、それぞれの関係性でどう対応していくべきかは変わると思いますが、私は自分が家に居る分のメリットを家族に提供できたら、関係はいい良い方向に向かうんじゃないかなと思っています。
実際に家族の都合がつかない場合は、私がフレックスで仕事を早く上がって祖父の入浴介助を行なったり、合間に病院の付き添いに行ったりしています。そしてそうやっているうちに、両親はこんなに家族のために時間を使っているんだなと改めて気付きました。
また、自分自身も祖父と過ごす時間が確保できたのは本当にありがたいとも感じています。もし普通に出社していたら、そもそも選択肢になかったことですから。あたらめて家族と過ごす時間の貴重さに気づけて良かったです。

家族との時間を大切にするためのワークライフバランス

小原:関本さんはリモートワークで実家に帰ることにして良かったですか?

関本:今のところ、良かったと思っています。結局はどんな環境であれ、働く場所が変わると自分のルールも変えていく必要があるし、周りも巻き込む場合は理解してもらう必要がある。そして、そういった変化にはある程度ストレスがかかる、という当たり前なことだと思います。
その上で、私は祖父と過ごす時間を大切にしたいと思っていたので、ワークライフバランスの取れた生活になっていると感じています。

リモートワークの環境の選び方には、こんな理由もあるんだなと新たな気付きでした。働き方の一つの例として、とても参考になりました。
関本さんありがとうございました!

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