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ワクチン接種をきっかけに2年ぶりの海外帰国、家族団らんを果たす社員の話

日本に来ている外国人はコロナ禍以降、帰国できなくなったり、渡航が難しい状態が続いています。そんな中、当社のアメリカ人社員であるトーマスが新型コロナワクチン接種のために帰国するという話を聞きました。日本でも高齢者の接種がひと段落つき、職域接種が一気に進み始めたところで、私たち一般への接種も始まっています。(取材:6月上旬)

そんな中、わざわざ帰国してワクチン接種へ挑むにはどんな事情があるのか、話を聞いてみました。
※取材をした6月上旬時点では職域接種の話はそれほど進んでいませんでした。

トーマス・ベルファー:
ClipLine株式会社 コンテンツ・コミュニケーション部という映像制作や編集業務を手掛ける部署に所属。
香港出身でお父さんはユダヤ系、ご両親はタイ在住、お姉さんはインド在住、本人は在日10年という、家族のフィジカル・ディスタンスは数千キロ離れているけれど心はひとつ‥というインターナショナルファミリーです。

遠くのお出かけや特別なことはしない。家族と同じ空間で同じ時間を過ごすことが一番大切

約1ヶ月間アメリカに滞在するんですね。帰国を考えたのは、ワクチンの他にも理由があったのでしょうか?

トーマス:僕だけじゃなくて、たぶん日本に住んでいる外国人のほとんどは2年間、家族や友達と会えていないんですよ。僕の場合は前から家族がバラバラで、離れていることは結構慣れていますが、(5月の時点では)日本でのワクチン接種スケジュールは全然見えず、次にアメリカで会えるのはいつになるのか見当もつきませんでした。秋とか来年とか色々な情報があって、不安な気持ちでした。

アメリカの親戚や友達は全員ワクチンを接種して普通の生活に戻れるようになりましたので、自分もワクチン接種をきっかけにアメリカに帰って、長く会えなかった家族と過ごすことを考えるようになりました。父と姉がフロリダ州のおばあちゃんの家に帰っていますので、僕もそこに合流してやっと4人で会える状況になります。

おばあちゃんの家に集合なんですね。お母さんは帰国されないんですか?

トーマス:母はタイに残ってワクチンを接種する予定です。タイのワクチン事情は日本と近くて、最近になって予約が開始されましたので、秋ぐらいまでには母も接種できると思います。

そうですか。トーマスさんのスケジュールは下記のようになっていますが、帰国してもお休みは1週間だけで、あとはきっちりお仕事されるんですね。

出発:6月20日
お休み(時差ボケなど考慮):6月21日〜22日
お休み(家族や友人と過ごす):7月18日~22日
帰国:7月23日
在宅勤務:7月24日〜8月6日
8月9日から撮影など出勤を伴う業務に復帰


トーマス:そうですね、家族と同じ家にいられるのがすごく大事だし嬉しいので、そこで仕事できるなら十分だと思っています。休暇をとっている一週間は、久しぶりに親孝行して家族とゆっくりしたいと思っています。

アメリカではもう外出制限もありませんから遠くに出かけることもできますが、例えばディズニーランドに行くとか特別なことはしなくていいと思っています。夕食に近所のレストランに行くとか、週末に一緒に過ごせればいいですね。近所に子供のころから好きなレストランがあるんですが、そこに行くのが楽しみです。あとは、映画館とかショッピングモールに行きたいですね。

3年も会っていないおばあちゃんに話したいことが溢れている

家族とどんなことを話したいですか?

トーマス:一番長く会えなかったのはおばあちゃんですが、もう3年くらい会ってないので、ずいぶん歳をとっているだろうと思います。日本での過ごし方や、仕事の話なんかもほとんどしたことがないんです。実はClipLineの話もほぼしていない(笑)。入社した時は少しだけ説明しましたが、この3年でいろいろな仕事を経験したし、僕も成長したと思うので、そういうことを伝えなきゃなと思っています。あとは、最近は行けていないけど旅行でどんなところに行ったとか、料理の写真見せながらちゃんと食べてることとか、そういうことを伝えたいです。

おばあちゃんの家に行くと毎回だいたい食べ物の話ばかりで、あれもこれも、僕の好きな食べ物が大量に用意されていて、どんどん出てきてずーっと食べてますね(笑)

最大のおもてなしをされてるんですね。トーマスさんの好物は何ですか?アメリカじゃないと食べられないものはありますか?

トーマス:フロリダ州だと、キューバサンドがあります。あとは、僕の父がユダヤ人なので、ユダヤ人のデリとかバッファローウィングなんかも好きです。日本にもあるんですけど、アメリカより珍しくて値段が高いんですよね。メキシコ料理もそうです。

▲日本ではなかなか食べられないキューバサンド。パンやローストポークを用意すれば手作りできそうですね。


▲ベーグルサンドやパストラミサンドなど、ニューヨークでも大人気。

ワクチン接種が終わってもマスクはつけていたい

約1ヶ月半、アメリカに滞在してのリモートワークになりますが不安なことはありませんか?

トーマス:そうですね。撮影に行けなくなるのは少し心配でしたが、チームの分担でその間はカバーしてもらえることになりました。それ以外の映像編集や資料の英訳作業、クライアントの映像制作支援プログラムを作ったりするのですが全部クラウドでやりとりできますので何も問題はありません。

ただ、フロリダ州とは時差があって、日本よりも13時間遅れています。なので就業時間は日本とは別で、朝のデイリーミーティングだけ顔を合わせることになります。

実は以前から、国外でも支障なく働けるか確認したいという話はありました。たとえばインターン生がカナダに留学しながらバイトをしたい場合、時差があっても本当にできるかどうか試してみようという話があったのです。今回の僕の体験で実証できたらいいですね。

アメリカに住んでいる友人は、みなさんワクチン接種は終わっているのでしょうか?

トーマス:僕の友人知人では90%以上、2回の接種が終わっている感じです。
フロリダ州では以前からマスクに反対したり、自分の自由を大事にしている人がそれなりにいて、今はもうマスクをつけるルールがなくなりましたので、少し不安があります。ワクチンを接種したからマスクをしていないのか、ただマスクに反対しているからつけていないのかが判断できませんからね。


▲フロリダ州では人口2300万人のうち900万人が1回目の接種を終えた

トーマスさんは、ワクチンがあってもなくてもマスクをつけていたいんですね。

トーマス:日本に住んでいるとマスクをつける習慣がありますし、花粉症なのでマスクをつけると安心します(笑)。

トーマスさん、ありがとうございました。2年ぶりの再会、本当に楽しみですね。海の向こうからでも支障なく業務ができることがわかれば、当社の働き方の多様性はより一層広がっていくと思います。

読んでいただきありがとうございました!

6月21日追記:無事にアメリカでご家族と会えたそうです!
左:お父さん 右:お姉さん

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