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元販売員の情シス・マネージャーが思い描く、BAKEの未来

こんにちは。BAKE採用チームです。
今回は、BAKEの情報システムを一手に引き受ける、情報システム部マネージャー・鈴木 将人のインタビューをお届けします。

販売スタッフからエンジニアへ、人生を変えた決断

ーこれまで、どんな仕事をしていたのですか?

前職は、インテリア雑貨等を販売している会社に勤めていました。元々インテリアが好きで、雑誌のインテリア特集等を見たり実際に店舗に行ったりして面白そうだなと思い、店舗の販売スタッフとしてアルバイトで入社しました。
その後、社員になり販売を4年ほど経験した頃、たまたま少しシステムに詳しかったのをきっかけに、異動の話が持ち上がったんです。

ー元々エンジニアではなかったんですね!

はい、家具の販売員でした。店舗の販売職からシステム部門への異動は、かなり大きなキャリアチェンジなので迷ったのですが、システム関係は嫌いな分野ではなかったし、当時は私も25歳と若かったんですよね。何より、システム部門の方たちがわざわざ店舗まで来て面接をしてくれたり、信頼する店長も快く送り出してくださったりして、様々な後押しもあり決断しました。今思い返すと、人生を大きく変えた決断でしたね。


“お客様が見える”“デザイン性(付加価値)の高さ”を軸に転職

ー実際に、未経験でシステム部門に異動して、いかがでしたか?

基幹システムのスクラッチ開発や管理、出退店時のシステム機器の手配、パソコンや店舗のレジ回りのネットワーク整備、店舗でVR(Virtual Reality)を使ってお客様が家具を配置できるサービスの提供など、幅広い業務に携わりました。
初めは、システムに関する専門用語も分からなかったので、打ち合わせで分からないことがあれば、上司に聞いたり、後で調べたりしてキャッチアップする、その繰り返しでしたね。人間追い込まれたら、何とかするものだなと思います。

ーBAKEに入社したきっかけは?

40歳になる前に転職しようと考えていた時、大きなプロジェクトの目途が付いたこともあり、転職を決めました。
情報システム部門でのキャリアアップを考える中で、私は、お客様に商品をお買い上げいただいて売上が上がるビジネス、お客様が見えるビジネスを手掛ける会社に入りたいと思っていました。実家がお店をやっているからかもしれませんが、それ以外の業界には興味がなかったんです。

BAKEについては、街でお店を見かけたり商品を買ったりしたことがあって、以前から知っていました。数あるスイーツ店の中で、パッケージや店舗等のデザイン性の高さ、商品に付加価値を付けて提供するスタイルに共感していました。結局、BAKEだけを受けて入社を決めました。


事業成長を支えるシステムのベースづくり

ー同じ店舗ビジネスの情報システム部門ですが、何か違いはありましたか?

前職の場合、商品の種類や数が多い上、入れ替わりも多かったんです。また、店頭にパソコンが何台もあって、店舗のスタッフは常に在庫検索したり発注入力をしたりと、常にパソコンを使っていました。
BAKEは、各ブランドで提供する商品を敢えて絞り込む「1ブランド1プロダクト」戦略を採っています。このため、システム面の管理も比較的シンプルだと言えます。

ー入社して約1年経ちました。具体的に、どんな仕事に取り組んできましたか?

BAKEは、急成長してきたこともあり、システム面では基礎的な整備が必要な状況でした。このため、店舗や工場等をVPN(Virtual Private Network)で繋いだり、Active Directoryを導入したり、ネットワーク上のパソコン等を統括的に管理する仕組み入れたり、システムのベースを構築・整備してきました。
また、業務を統合して効率的に一括管理するERP(Enterprise Resource Planning)パッケージの導入にも取り組んでいます。中でも、ネットワークやサーバ構築といったインフラ部分、店舗に設置しているPOSレジシステムや物流倉庫システムとの繋ぎこみ等に携わっています。


元店舗スタッフだからこそ、丁寧な対応を

ー1人部門ということで、大変なこともあるのでは?

現在、情報システム部門は、基本的に私1人の体制です。前職時代は部下に任せていたパソコンの設定や店舗からの問い合わせ対応等も全て行わなければなりません。
店舗でネットワークトラブルが発生した際は、BAKEの場合、店舗が狭いこともあり、お客様がいらっしゃらない夜の閉店時間近くに行って対応することもあります。

たしかに大変な面も多々ありますが、店舗に行けば、普段会えないスタッフと直接コミュニケーションをとることもできます。また、この1年でシステムのベースがだいぶ整い、いつどのタイミングでどんな対応が必要かという要領も掴めました。

今後は、社内で対応する業務と外部へ委託する業務を切り分け、効率的に運営していきたいと考えています。

ー仕事をする上で、心がけていることはありますか?

BAKEには、国内だけでも60を超える店舗があり、アルバイトを含めると1,500名程のメンバーが在籍しています。ITリテラシーの高さも人によって様々なので、例えば、「パソコンのソフトウェアをアップデートしたらパスワードが分からなくなった」「スマートフォンを落としてしまった」など、日々色んな問い合わせがあります。

自分が店舗で販売スタッフをしていた時、本社に電話するのはすごく勇気のいることでした。それでも困って問い合わせをしてきているんだなと考えると、どんなに些細なことにも丁寧に対応しようと思います。あの頃の初心を忘れず、相手の立場に立って対応することを大切にしています。


BAKEらしさを活かすシステム構築の大切さ

ーBAKEの情シスでやりがいを感じることは?

事業の成長に合わせて、ゼロベースでシステム導入に携われることです。すでにあるシステムを入れ替える場合、過去の負債を整備するといった移行作業が必要ですが、BAKEの場合は一から創っていけるので、新鮮で面白いですね。裁量を持って仕事に携わることができるので、やりがいを感じます。
もちろん、トラブル対応など大変なこともありますが、それ以上に色んな仕事ができて楽しいし、やりがいの方が大きいですね。

ーBAKEの情シス担当に向いている人とは?

これまでお話してきたように、BAKEの情シス部門の仕事は幅広いので、深さよりも広さが求められます。例えば、ネットワークまわりの仕事しかできません・しません、というのではなく、仮にやったことがなくてもやる、という心意気のある人が向いていると思います。

過去の経験やあるべき論に囚われるのではなく、本来はこうかもしれないけれど、BAKEのビジネスや現状を踏まえるとこうだよね、という柔軟さも必要です。1つの事象が発生したときに色々な想像ができる、アンテナを張っているタイプの方が活躍できると思います。
また、色んなメンバーからの様々な問い合わせに、明るく丁寧に対応できる方がありがたいですね。


将来は無人店舗も?!情シス・マネージャーが思い描く未来

ー最後に、鈴木さんがこれからチャレンジしてみたいことを教えてください。

まずは、この1年で整備してきたベースの部分をしっかり固め、ドキュメントの整備を進めなければ・・・と思っています。そして、社内では、新しい取り組みの企画やシステム構築・導入をメインに行い、システムの運用保守や監視等は外部へお願いするというように、業務の効率化を図りたいと考えています。

また、私自身が元々店舗で販売をしていたこともあり、とにかく、お店、店舗スタッフを楽にしてあげたいですね。
将来的には、無人店舗の運営とかを手掛けてみたいです。実現させるまでに、どんなシステム構築が必要なんだろう、と考えるとワクワクしてきます。

ー鈴木さん、ありがとうございました!
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