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「PCR検査」高感度なのに、精度60%~70%は何故?

新型コロナウィルスの確定診断には、「PCR検査」がスタンダードな方法として用いられています。「PCR検査」は、ウィルスが1つあれば検出することが出来るほど高感度な検査です。 ところが、そんな高感度な検査なのに、実際の精度は60%~70%と言われています。

「感度」=狙った物質に対する応答性      「精度」=正確さ、精密さの度合い  

この様な精度の低下が起こるのは、いったい何故なのでしょうか?

現在、日本で行われているPCR検査作業の多くは「手作業」で行われています。つまり作業者の「技量」に依存した検査。さらに、新型コロナウィルスはRNAウィルスなので、検査にはウィルスからのRNA抽出が必要です。

ここで!

【DNAウイルス】二本鎖の構造DNA(デオキシリボ核酸)を持っているので、遺伝データをお互いに修復可能。世代を超えて遺伝子情報が安定している。

【RNAウイルス】構造が一本鎖のRNA(リボ核酸)なので、バックアップの役割となる対の鎖を持たない。複製時の遺伝情報の再現性が低くなる→自己変異しやすい!

RNAは、分解されやすいので取扱いには知識と経験が必要です。ちょっとした不注意でも分解されてしまうのです。分解されたRNAでは、正しい検査結果は得られません。また、作業者自身が“感染せずに”検体採取を行うにも、訓練が必要なのです。

以上のように「PCR検査」は作業者の技量に依存する部分が多く、かつ、取扱いが難しい事から、作業者への負担はとても大きなものなのです。

その結果、高感度なPCR検査であっても、精度の低下が起こってしまうのです。

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vol.2 2020/7/27

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