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WORK STYLE with コロナ

COVID-19の感染対策に伴い、弊社では3月から全社で原則在宅勤務体制をとっていました。(業務的に現場での作業が必要となるチームは除く。)

先月末の緊急事態宣言解除後、経営からの方針がアナウンスされましたが、今後も当面期限は設定せず、原則在宅勤務体制を継続していくことになりました。

以下が弊社における在宅勤務体制に関わるスタンスと施策です。


会社としてのスタンス

緊急事態宣言が解除、東京都ロードマップSTEP1に移行したとは言え、依然としてコロナ感染のリスクはある。コロナへの感染を防ぐことが最重要事項であることに変わりはない。よってこれまでと変わらず、在宅勤務を基本とする。社内会議はもちろんのこと、お客様先の会議であっても定例会議やプロジェクトの進捗会議等は極力リモートで実行するように努める。


6月以降の働き方

・出社は原則チーム単位で週1回の出社日を設定する。
・週1回の出社時はチーム単位でのコラボレーションデーとする。
・オフィス出社時は始業7:00~11:00/終業16:00~20:00の時差出勤(所定労働時間8h)を適用する。
・在宅勤務時は標準勤務時間の9:00~18:00を適用する。
・ただし、業務内容として出社が伴う現場もあり、該当チームの出社はこれまで通り妨げない。


在宅勤務中

・毎日1回チームミーティングを実施する。
・各自、1~2時間単位での作業予定を予定表にて共有する。
・(全社施策としてではないが)ユニット毎、チーム毎でコミュニケーション施策を模索中。


コラボレーションデー

チーム単位で、週1日の「コラボレーションの日」を設ける。「コラボレーションの日」に該当するチームメンバは、原則出社とする。ただし、基礎疾患があるメンバ、妊娠しているメンバ等の出社を強制するものではない。個別事情については、チームリードの判断とする。

★コラボレーションの日にやりたいこと
主に創造性が必要とされるような「出社しなければできないこと」を実施する日にする。
・事業展開・サービス展開についてのアイデア出し
・課題の洗い出しや課題解決に向けてのブレインストーミング
・部下の育成に関わる細かいフィードバックやOJT

★コラボレーションの日にやってほしくないこと
・座席で黙々とPCに向かって成果物を作成すること
・定型的な会議
 →これらは在宅&リモートで可能なこと

このことから、これまでチェンジは比較的静かなオフィスだったが、今後は常にディスカッションの話し声が聞こえる状態になる。


オフィスの使い方

・窓際の座席をコラボレーション専用エリアとする。
・コラボレーションエリアでの単独作業は原則禁止とする。
・着席時の飛沫への接触を避けるため、隣席・対面には着席不可とする。
・出社時は、常時マスク着用を義務づける。
・換気のため常時窓を開けっ放しにする。(気温が上昇するこれからの時期の運用については産業医と検討)
・出社時、在宅時問わず、手指消毒をしつこいほど行う。
・出社時、退社時に、自分が座っていたデスク・椅子の周りを丁寧に消毒、整理整頓する。
・自販機のみ使用可とする。(コーヒー・紅茶ベンダーマシン、ミネラルウォーターは感染リスクを鑑み、当面の間使用禁止とする。)


在宅勤務に伴うフォロー施策

・Webカメラ、ヘッドホン、モニタ購入補助(実費にて経費精算)
・在宅勤務手当金の支給(上半期分として5万円)


さて、ここからはポエムです。私はこの3ヶ月、人事として新卒採用(21卒)、新卒研修、コロナに関わる施策対応をやってきました。その中での気づきを以下に備忘として記しておきます。

・面接は新卒/中途ともに全面的にオンラインに切り替えたが、以前からオンライン実施を行うことも多かったので違和感なくスムーズに移行できたと思う。
・採用における今後の課題としては、「オンラインだから対面と比べて伝わりにくい/相手が理解しにくい」という言い訳を作らない覚悟を選考に関わる全員が持つこと。
・採用基準についても、そういったことを当然として考えていただける方とご一緒することを意識したい。
・過去やってきた研修は基本的にはオンラインでも問題なく実施ができる。(レゴを使うものは今はできないけど)今後も研修はオンラインがベースでもいいと思っているが、だからこそオフラインでやるべき/できる学びを考えていかなければいけない。
・採用基準や人事評価基準は再検討が必要。ここは会社にも個人にも、今までよりシビアな基準が求められることになると思っている。(自社に限らず)そして、うちも見直しを検討している。
・「労働契約」というもの自体を見直していかなければいけない。今は本当にバランスが悪い。
・個人的には組織に対して「美しさ」を求めていきたい。ここは今後要言語化。(まあ、なんか美しい組織って言葉としてちょっと気持ち悪いかもしれないですね、すいません。)


COVID-19は歴史的ともいえる大事態で、社会にも個人にも非常に大きな影響を与えています。が、このことで、無理やりにでも社会が変わらざるを得なかった中で、誤解を恐れずに言えば「良い影響」と思えることも少なからずあったように感じています。今の気づきを、今後の組織作りに生かしていきたいなーと思っています。

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