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チェンジってどんな仕事してるんだっけ?まとめ。

こんにちは、採用担当の塚田です。今日は(今日も)ちょっとまじめにいきます。

普段は採用担当という肩書でいかにもチェンジ代表!みたいな顔して話しているんですが、元々採用担当としてのバックグラウンドを持っていないので、採用に関わらせてもらうことになったあの日(あの日?)から手探りで今も試行錯誤しています。

実は私は転職経験もそこそこあって、チェンジにも4年ほど前に中途入社で参画しました。なので、採用担当として仕事をするときは、常に応募者目線でやるというのがひとつのポリシーです。4年前の転職活動当時、面接前にチェンジのことを調べたんですが、本当に本当に本当に情報がなくて、コーポレートサイトを見てもいまいちわからなくて、とっても困ったことを今でも覚えています。まあ、今でも外から見るとわかりづらいなーとは思うのですが、現在の話をするといろんな事情もあってこういうことになっているんだなというのは理解しています。でも、応募する側からみると、わからないところに面接とはいえ飛び込んでいくのって、めちゃくちゃ不安なんですよね。ということで、「何をやるかは求められるが、やり方は自由」というチェンジのカルチャーにのっとり、できる限りの情報はオープンにするように心掛けています。

さて、ここから先はチェンジに興味を持ってくださっている方に向けてのまとめ用としてめっちゃ長い記事になります。そもそも、本当にいろんなことをやってるので、どこかでちゃんとまとめたいなと思っていたんですけど、見せ方としてどんなふうにやるのかを悩んだりしていて、でも悩んでても仕方ないのでとりあえずやってみることにんしました。書き上げてみると心の底から「長げえよ!」とセルフツッコミしか入らないんですが、とりあえず今回の目的は1か所にまとめることなので、今後この記事も分割とかするかもしれませんが、いったんこのままUPします。


前提

Change People, Change Business, Change Japan

このチェンジのミッションは、人や組織の「変革(Change)」を通じて、様々な社会課題に直面する日本の社会をよりよい方向に導くことが私たちの究極的な存在意義であるということを意味しています。
中でも、創業以来、特に「人口減少予測」に着目しています。これに伴い、放っておけば、日本全体で生産可能な財やサービスの総量は低下していきます。ただでさえ、欧米諸国や新興国家に比べれば経済成長が鈍化している日本において、これは大きな問題だと考えています。この問題を解決するためには、現在、先進国の中でも低いと言われている「一人ひとりの生産性の向上」が急務です。

生産性を高めるためには、「優れた人材」による「優れた技術の活用」が必要です。この認識のもと、弊社では「人材育成」と「新たなIT技術の活用」をサービスの軸に据えており、変革を起こすことにつながる新たなIT技術を、「NEW-IT」と呼んでいます。生産性の革新手段としての「人材育成」と「NEW-ITの活用」、この2つがチェンジのサービスの柱です。

「人材育成」は、今後ますます加速する「ビジネスのデジタル化」に対応した人材を育成していきます。すべてのビジネスパーソンに必要な基礎的な土台となるスキルの育成サービス、昨今必要性が叫ばれている「働き方の改革」に加え、今後ビジネスにおいて必須になる「デジタル技術の利活用」についての育成サービスなどの領域を扱います。

「NEW-IT」とは、従来の「価格が高く、構築に時間がかかり、使い勝手の悪い」IT(情報技術)とは異なり、昨今本格化している「価格が安く、導入がスピーディーで、使い勝手の良い」ITを指します。弊社では「NEW-IT」を用いて、特に現場で働く人の仕事を支援することを主軸にしています。 例えば、航空会社におけるパイロットや整備担当者、ゼネコンにおける現場の監督者や作業担当者、鉄道会社における駅員や運転士。このような現場の最前線で活躍する人たちのIT化を実現するものです。


チェンジの生産性向上サービスの変遷

チェンジの事業は創業から現在に至るまで、下記のような変遷を辿ってきました。

一貫して生産性革新を軸とした事業を展開し、現在の人と技術の2つの軸で事業をやっているチェンジがあります。


人材育成領域

◎全てのビジネスパーソンに必要な基本スキル(ビジネスOS/聞く・読む・書く・話す・考える)をインプットするためのビジネススキルトレーニングの提供

人材育成といっても様々なアプローチの仕方がありますが、当初からチェンジが基本と考えているのが、パソコンで例えるとOSにあたる基盤スキルの底上げです。職種によって様々な専門スキルはありますが、まずはビジネスパーソンの基本としての「聞く・読む・書く・話す・考える」をベースとしたプログラムをベーシックコンテンツとしています。

例えば「聞く」という行為。日常生活で人の話を単純に聞くだけであれば、スキルも準備も必要ありません。ですが、ビジネスにおける「聞く」という行為には、『決められた期日までに必要な情報を適切に集める』ということが求められます。そのためには、事前準備、適切な質問の仕方、ヒアリングの場をコントロールする方法、ヒアリング内容の整理など、様々な要素が必要になります。聞く以外の読む・書く・話す・考えるも同様です。

「聞く・読む・書く・話す・考える」を基本とし、そこから派生した様々なスキルをインプットするためのコンテンツが現在約100コース程度存在します。それをお客様ごとの課題に合わせてカスタマイズし、適切な形で提供しています。特徴としては、現場で発生する「あるある」を盛り込んだ実践的なプログラムで、すべて自社で開発しています。


専門性に関わらず最新の情報技術への知識をインプットするためのeラーニングプログラムの提供

現在、あらゆる業界・職種においてデジタル変革が進んでいます。近い将来、職種やバックグラウンドを問わず、デジタル技術への理解は、ビジネスに関わる全ての職業において必須の知識となってくると、私たちは考えています。実際に開発はできなくても、技術についての知識を持ち、業務にどう活かすかという視点は、システム担当部門だけでなく現場業務を担う全ビジネスパーソンが持つことを求められます。
そこで、チェンジではデジタル変革を求められているあらゆるビジネスパーソンに対して、デジタル技術を「利活用する人材」として身に付けておくべき知識を網羅的・継続的に学んでいくための教育サービス「RETOMO」(デジタルリテラシーeラーニング)を開発し、お客様へ提供しています。


◎大企業が自社でAIやビッグデータといったNEW-ITを活用・実行するための社内人材育成

大企業でも、AIやビッグデータ、チャットボットといった新しい技術を活用したイノベーションプロジェクトを進めたいという動きがありますが、いざやってみようとしても「じゃあ社内で誰ができるんだっけ?」というケースも多くあります。チェンジではそういった企業向けに、自社でNEW-ITを活用・実行できる人材を育成するプログラムを開発・提供しています。


◎働き方改革

「働き方改革」の名の下に、超過労働時間の規制のための「ルール」や、システムなどの「ツール」導入といった取り組みが進められています。ですが、ルールやツールを導入しても、「一人ひとりの仕事の仕方」を変えていかなければ、本質的な「生産性」は上がらないのではないかと、私たちは考えています。
働く人によって生産性の上げ方は異なります。一人ひとりのはたらき方を「実践的な」に変えていくためのお手伝いをしています。


NEW-IT領域

チェンジのNEW-IT事業の強みは、「ユースケース開発」にあると考えています。個別の技術領域に強力な力を持つ企業も多くありますが、チェンジの強みは「技術をどのように業務に活用するか」を考えられるところです。よって、取り扱う技術領域は特定せず、様々な技術を、お客様の課題解決に最適な形で組み合わせて提案~開発を行っています。

特徴としては、日々生まれる新しい技術をクライアントへ紹介し、技術検証、サービス開発を行うような実証実験プロジェクトを多数行っていること、人口減で人手不足が予測されているにも関わらずIT化が遅れているインフラや官公庁の現場へ最新技術をインストールするプロジェクトを展開していること、といった点にあると思います。

◎プロジェクト事例

  • 地下鉄のトンネル保守・点検業務の業務効率向上のための専用アプリ開発(モバイル端末、Beacon)

<導入後>
トンネルメンテナンス現場にて、従来、紙記入・カメラ撮影を行っていた保守現場でiPadを活用。二重入力がなくなり、補修計画立案までのリードタイムを約3か月間短縮。
トンネル内にビーコンを設置し、位置情報を把握。過去の検査箇所を通過の際に、アラートを発信。検査漏れを防止することで、人為的ミスも防止。


  • 駅係員向けに身体が不自由なお客様の案内業務の品質向上と業務効率化を実現する専用アプリ開発(モバイル端末)

<導入後>
電話や無線による口頭での伝達による情報伝達の誤りが無くなる
介助とそれに伴う業務に関わる現場スタッフの適切な人員配置
お客様の乗降時間の削減(情報共有中に待たされていた時間が無くなる)


  • 自治体とのコラボレーションで、地域に住む高齢者の健康増進や孤立防止を目的にAIスピーカーを活用する実証実験(音声スキル、チャットボット)

鎌倉市が目指す「テクノロジーを通じて社会課題を解決する“パブリテック(Publitech)”の取り組み」の 1 つとして、シニア世代の生活をより豊かにする実証実験を、チェンジと三井物産様の共同出資で設立した株式会社ボイスタートにて実施。鎌倉市在住のシニア世代を対象に、健康維持や見守り機能といった音声スキルを提供。この実証実験の結果を活かし、シニア世代が楽しんで使えるサービスへと改良を進め、2019年に本サービスの提供開始を目指す。

また、その他にも以下のようなプロジェクトを実施しています。

  • 立ち入りに制約のある場所(危険区域、時間制限など)における傷と、その保守・点検・補修等の作業手順をARにより再現し、状況や時間に制限されず新人を教育するための専用アプリ開発(モバイル端末×AR技術)
  • 工事現場作業員の健康管理および安全確認業務管理のための専用アプリ開発(Apple Watch)
  • 地方自治体の窓口業務の効率化を進める実証実験
  • ビジネス現場におけるドローンの活用(時間や安全性といった理由で立入りに制約がかかる場所での利用、移動に時間がかかる場所での作業効率化など)



と、本当に長くなりましたが、こんな感じで様々なプロジェクトが走っています!BtoB領域でかなり地味なというかニッチところでやっているのですが、最近はメディアで紹介いただいたり、駅や百貨店でチェンジが手掛けたものを目にする機会も増えてきました。直接消費者とはつながらないイメージのBtoB企業ですが、チェンジはクライアントの先に似るエンドユーザーにも貢献ができる仕事が多いなと、個人的には思っています。


というわけで、チェンジのお仕事まとめでした。読んでいただきありがとうございました!


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