1
/
5

Wantedlyは、290万人が利用する国内最大のビジネスSNSです

This page is intended for users in Japan. Go to the page for users in United States.

「僕なんて主役じゃなくていいんです」代表 林がセルプロモート経営への想いを語る


ーー 成長中ベンチャーに新卒入社。実績を認められ新規事業に抜擢をされるも…

僕、林(セルプロモート代表)は大学在学時に起業をしておりました。ただ世間は甘くなく、失敗に終わってしまい就活にシフトしました。

就活時にある出会いがありました。ネオキャリアという企業です。就活時の軸は「3年後に独立をするために力を身につけられる」こと。とにかく成長して、誰よりも経験を積みたい。そこで魅力を感じたのが、ネオキャリアだったのです。

当時は本当に生意気な学生だったと思います(笑)

面接では面接官に対して「1年目は同期1位、2年目は事業部長、3年目は会社トップを取る。在籍している3年間は大きな会社貢献をすると思いますよ」と話をしていました。そこで、当時のK取締役に興味を持っていただき、入社させていただきました。

入社後に配属されたのは、ネオキャリアグループのIT子会社でIT派遣事業を行っているSES系の企業、A社でした。

A社ではとにかく実績を出すために何でも積極的に取り組み、それが功を奏して順調に実績を出すことができていました。その結果、新規事業に抜擢されたのです。

新規事業がスタートして1年、入社をして1年半が経過した頃の話です。

そろそろ独立しようかと思っていたのですが、ちょうどその頃に大手ITコンサルティング企業の方がヘッドハンティングでジョインしてこられたのです 。すごく優秀な方で、同じプロジェクトを共にすることになりました。当時所属した会社があるSIerを買収したのですが(ここではC社)、買収先企業の黒字化をするというプロジェクトです。

C社は「老舗SIer」。社風はネオキャリアと180° 異なるような企業です。

買収をされたことがキッカケとなりそのSIerに所属していた若手社員は退職をしてしまい、さらに、高年齢化をしていました。一方で、僕らのチーム(ネオキャリアからの出向者)は平均年齢20代でした。

C社の方と、初めてご挨拶をさせていただいたときのことはまだ覚えています。「誰だ、若いお前らは」という視線を感じました。また、営業出身の方であればコミュニケーションは取れるかと思うのですが、ベテランエンジニアの方から信頼をいただくまでにはすごく時間がかかるのだろうなと思いました。正直、最初は嫌われていたと思います。40〜50代の方の前に20代の僕らが突然現れたのですから、それは当たり前ですよね。



ーー 買収先企業のエンジニアの方々と 思わぬ理由で心が通じ合った。

最初は本当に難しい日々が続きました。

コミュニケーションは取っていたのですが、僕らは信頼をしてもらっていないのだなと思っていました。うわべだけのコミュニケーションというか、心と心が通じ合っていないのです。この時期は本当に辛かったです。

ただ、突然同じ方向を向くことができたのです。

突破口となったのは「目標設定」でした。

「親会社のA社よりも高い粗利を目指す、そしてC社のほうがすごい会社なんだ」と共通の目標を設定すると、会社が一つの方向を向き始めたのです。え、こんなところで心が通じ合うのか、と意外な気持ちはありましたが、動機なんて何でも良いのです。

目標が同じになれば、あとは走るだけです。C社の方はすごく優秀で自走力がありました。

その結果、半年で黒字化を達成。更に半年後には親会社のA社の営業チームの粗利を超えたのです!

目標達成をした際に、東京駅で打ち上げをしてC社メンバーで肩を組んで歌を歌ったんです(笑)。20代〜50代のメンバーが全員肩を組んで笑顔で歌っていました。これが本当に楽しくて。目標を追って全員で走っていくのはこんなにも気持ちが良いのかと。

実は僕の当初のミッションは、C社をA社に「合併」させることだったのです。ただ、A社は「SES」に振り切れていく予定で、C社はSIerモデルを強めていきたいと思っており、その方針が合わなくなったのです。僕個人的にも、SESに振り切るミッションには共感できなかったため、このタイミングで退職をすることにしました。

先ほど申し上げた通り、僕はネオキャリアに入社をする際に「3年で独立します」と言っていました。3年以上時間がかかってしまったのですが、C社を離れるタイミングで独立することにしました。

ただ、独立をすることをC社のエンジニアに伝えると、エンジニアも「退職する」と言い出してしまいました。あまり荒れたくなかったので、起業はせずに取り急ぎフリーランスになりました。ネオキャリア時代の同期の「久保」と一緒に。

ーー 2015年に間借りで事業開始。3年でエンジニア100名の規模の組織になるも…

最初はフリーランスとして様々なIT企業の営業代行をしていたのですが、2015年年頃にお世話になっていた方の紹介で、会社を間借りして事業を開始しました。事業を立ち上げたのは5年ほど前。ネオキャリアを退職するときに声をかけられなかったエンジニアたちに声をかけ、エンジニア2名と僕と久保の4名で事業を立ち上げました。最初はSESの事業形態+BPのマッチングビジネスをしていたのですが、2年目に入る頃にはエンジニアが30名くらいの規模になっていたのです。

さらに1年後くらいにはプロパーのエンジニアは70名、フリーランス、パートナーを加えると200名程度の規模になっていました。「エンドユーザー直の案件を多数保有」「営業力が強い」という売りのSES企業として存在していました。

僕は、3年で10億円の事業を作りたいと思っていました。SES、採用支援、OA機器の三本柱で達成することができました。

その後も事業を多数立ち上げたのですが、ここで落とし穴がありました。最終的に何の会社かわからなくなってしまったのです。会社を筋肉質にするために、勢いで始めた事業は子会社化しました。そして、新たなセルプロモートになったのです。SES、求人広告、ハクサブという自社サービスの3つまで絞りました。

そして、2019年1月に独立を果たしセルプロモートという企業を立ち上げました。再スタートでしたが、既に従業員数は90名。エンジニアは40名以上となっています。

ーー 1度目の過ち 〜A社在籍時にエンジニアを下に見るような対応をしてしまった件〜

話を少し遡ります。僕がA社に在籍していた25歳の頃の話です。

営業成績が良く 天狗になっていたと思います。営業力には自信があり、それに加え「技術力(エンジニア力)」も身につけることができれば最強だと思っていました。そこで、プログラミングスクールに通ったのです。スクールで「PHPでじゃんけんゲームを作ろう」という授業があったのですが、僕は愕然としました。驚くほどプログラミングができなかったのです。

僕は、正直エンジニアを下に見ていました。「僕がエンジニアの働く場所(案件)を取ってきているんだ」という気持ちが強く、リスペクトができていませんでした。同じ業界で働く方々と話をする機会が度々あるのですが、エンジニアへのリスペクトがある企業のほうが少ないように思えます。当時僕はまだ若く、天狗になっていたことを反省しました。そして、プログラミングに触れてからその認識が変わりました。リスペクトをし続ける、と心に決めたのです。

新卒で入社をした企業は、正直エンジニアへの扱いは共感できるものではありませんでした。僕はそれが嫌で、経営陣とぶつかることが多くなりました。

「IT/エンジニアに関する事業はこうあるべきだ」

という意見が平行線になり、退職を決意しました。僕は活躍しているエンジニアにスポットが当たる会社を創りたいと思っていたのです。

ーー 2度目の過ち 〜事業拡大だけに目が眩み、在籍エンジニアの顔と名前が一致しなくなった件〜

エンジニアがリスペクトされるような世の中を創りたい。

そう思って仕事をしていました。そのためにはまず、自分が経営する企業で、エンジニアがリスペクトされるような文化を作りたいと思っていました。

間借り企業時代にエンジニアが100名程度の規模になってきた頃です。事業が大きくなることに対しての喜びがある一方で、半数くらいのエンジニアの顔と名前が一致しなくなっていたのです。自分が経営する企業の社員にもかかわらず、顔と名前がわからない。

1社目で一度過ちを犯していたのにもかかわらず、自ら同じ過ちを犯していたのです。「俺は何をしているんだ!」と自分に腹が立ちました。これではエンジニアがリスペクトされるような世の中には程遠いなと思ったのです。

そこで起案したのは「自社サービス開発」でした。自社サービス開発を希望するエンジニアは多いですし、サービス系企業に振り切ろうと考えていたのです。

ただ、これは失敗に終わりました。会社として自社サービス開発に対しての本気度がなかったこと、また僕(林)が成し遂げたいことは「エニジニアがリスペクトされるような世の中を創る」ことです。自社サービス開発を進める自体がズレていたのです。



ーー 自分が一番ワクワクすることは何か?それは、エンジニアの成長を感じたとき

僕(林)が仕事で、一番ワクワクするのは「エンジニアの成長」を感じられたときです。

僕はこれまで1000名くらいのエンジニアと接してまいりました。若手のポテンシャルエンジニアからシニアエンジニアまで幅は広いです。どんなエンジニアも成長をしていきます。セルプロモートは自社のことを「エンジニアリング エージェント」と呼んでいますが、エンジニアが成長をしてスキルが上がった / できることが増えた / 自己実現をした などを側で見るのがすごく好きなのです。僕が携わっていることを嬉しく思います。

毎朝モーニングコールをかけていたエンジニアもいました。靴に穴が開いてしまって、雨の日に水が靴に入ってくるエンジニアもいました。そのエンジニアには「1ヶ月仕事を頑張れたら一緒に靴買いに行きましょうね!」というのも楽しかったです。

別の角度でいうと、給与が良くなり、着ている服(スーツ)が良くなっていく。PCのスペックが上がっていく、生活レベルが上がっていく、活き活きとした顔になっていく…。

どんなSI/SES系企業よりもセルプロモートに在籍したほうがエンジニアとして成長ができる、そんな会社として成り立っていきたいと思っています。

こんなにもエンジニア不足なのに、転職活動に失敗しているエンジニアが多い

エンジニアは引く手数多だと思います。ただ、エンジニアの方で就職活動で失敗している事例って多くないですか?こんなにも売り手市場なのに幸せになっていない人が多い。なぜかというと、SES企業がエンジニアを騙しているからなのです。特に求人広告の内容に。

「給与上がるよ」
「好きな仕事に就けるよ」
「働きやすいよ」

色々な口説き文句があります。企業はエンジニアをモノとして扱っていることが散見されます。世の中のSES企業は「自分(自社)視点」であることが多く、エンジニアの人生を台無しにしてしまっていることもあります。日本にとってこんなにも貴重なエンジニアなのにもかかわらず、SES企業が介することによって、転職活動に失敗してしまっているのです。良くないですよね。

ーー 「会社のためにエンジニアが存在する」ではなく『エンジニアのために会社が存在する』

幸せに仕事ができているエンジニアは日本で何名いらっしゃるのでしょうか。 もしかしたら多くはないかもしれません。

世の中のIT企業は「会社のためにエンジニアが存在している」と捉えているかもしれません。 もちろん個々に価値観があるため何とも言えませんが、セルプロモートは『エンジニアのために会社が存在している』と捉えています。 セルプロモートのエンジニアは会社(セルプロモート)を「利用」していただいて構いません。それがエンジニアのキャリアにとって必要なことであれば、自分のために使ってください。セルプロモートは「エンジニアの卒業」も推進しています。それがエンジニアの幸せに繋がるのであれば、嬉しく思います。

ーー 最後に、林さん世の中のエンジニアへメッセージをよろしくお願い致します。

セルプロモートでは皆様(エンジニア/クリエイター)が主役です。僕は主役ではありません。

セルプロモートに在籍し、色々な企業に常駐をして、自分がやりたいことを見つければ良い。その先に自社サービス開発をしたいのであれば、それはそれで良い。20代の若い頃に、自分自身を知って最大限パワーアップをする場として是非ご活用ください。とにかく「セルフ」を「プロモート」する場として使ってほしいのです。

今回のインタビューで自分自身を振り返りましたが、やはりエンジニアのキャリア支援が好きなんだなと思う。

セルプロモート株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
5 いいね!
5 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
このストーリーが気になったら、直接話を聞きに行こう