1
/
5

まだ見ぬ「未来のCasieのデザイナー」へ贈るお手紙

こんにちは、Casieの代表をやってる藤本 翔(@shofujimoto)と申します。社内では「翔さん」と呼ばれているのでもしお会いする機会があればそう呼んでもらえると喜びます。さて、今日は近い未来にぼくたちと一緒にお仕事をするデザイナーの方に向けてお手紙を書きたいと思います。

創業期はWebも紙も全部ぼくがデザインしてました

会社を創業したばかりの2017年からおよそ1年半ほど、すべてのデザインをぼくが作っていました。と言ってもデザイナーとしてのキャリアは全くないので、赤ちゃんスキルで戦う労働時間無限のボスザル的な感じ。KeynoteとAdobeXDしか使えないので、たまにLPは画像ベタ貼りで実装!申し込みボタンしか押せません!という強引なケースもありました。

▲赤ちゃんボス猿の過去作品例


この時にすごく実感したのが、Casieというサービスのデザインを作るのってめっちゃ勇気がいるなぁ。。。ってこと。作るデザインを通してユーザーとのコミュニケーションを上手く成立させたいが、何度やっても上手くいかなかった。注文に導線を引きすぎてもダメだったし、上手くいってる他サービスのデザインをコピーしてもダメだった。絵画を飾ろうと検討してくれているユーザーに対して、どんな初期コミュニケーションが正しいのか見えずに路頭に迷った。「今回のデザインでも失敗したら、どうしよう…」と弱気になってる自分もいた。

デザインを作る過程で行われる思考の整理や作業は、沈黙やよそよそしさをまとう不確実な集団に対して最初の呼びかけをどう投げかけるか決めるようなものだ。デザイナーは常に「始める側」であり、勇気と緊張を伴う。この「賭け」はたいてい失敗するが、幸運にも聴き取られた場合に驚きという感動を生み出すことができる。驚きを生み出すデザインを作れた瞬間にやり甲斐を感じ、自分の成長を強く体感できる。サービス「Casie」のデザインを作るという仕事は市場やニーズの不確実性が高いため、勇気は必要だけど科学する価値はめちゃくちゃ高いと今でも思ってます。

「自分らしく生きる」というビジョンをサービスに纏わせる

ぼくの父親は「人生とは表現活動である」と生前いつもぼくに言い聞かせてくれた。人は誰しも生まれたその瞬間から表現者として人生を歩む自由を持ってる。しかし、集団生活(学校や会社)を経験するうちに自分の表現活動が別の誰かの意思によってコントロールされてしまい、表現者であることを忘れ、我慢を強いられる人生になる。人は皆、人生という真っ白いキャンバスを作り上げるアーティストだってことを忘れるな!自分らしく生きるんだ!っていうメッセージが込められている。

アートのある暮らしという体験は「自分らしく生きる」をまさに支援してくれる。言語化できない“なぜかこの作品に惹かれる“という衝動は今の自分を象徴するアイコンを選んでいる状態。実際にCasieを長らく使ってくれるユーザーの声にもこれが多い。

作品を交換する度に、選ぶテイストが全く違う。今の自分の気分や、足りない何かを埋めるのに役立っている。自分を定期的に観測している気分になる。
過去の自分が選んできた作品を振り返るとその時の感情や置かれた状況が鮮明に蘇る。

この体験価値を検討中のユーザーさんにはまだ届けられていない。近い将来でなくてもいい、この「自分らしく生きる」というビジョンをデザインの力で、サービス全体に纏えるようにしていきたい。

あなたに孤独な思いはさせない、チームと共に「革命の戦い」を勝利しよう。

市場規模なし、競合なし、先行事例なし、検索ボリュームなし。Casieのサービスはここから始まっている。ビジネスとして考えれば誰もこんな難易度の高い戦いに挑もうとは思わないだろう。何を隠そう、ぼくにとってアートのサブスクCasieはビジネスというよりも、「革命の戦い」という側面の方が強い。この戦いに勝利するためにはチームワークが必要不可欠だ。だから近い将来Casieで共に仕事をするあなたに孤独な思いはさせないと約束する。ともに革命の戦いに勝利しよう。

ぼくらが今、探している仲間はCasieにとって一人目の社内UIデザイナーです。Casieの世界観を、体験を、一緒に作っていってほしいと思っています。

最後に、このnoteを読んでくれた未来のCasieのデザイナーである(かもしれない)あなたと直接お話ししてみたいです。興味を持っていただけたら、まずはカジュアル面談しましょう、めっちゃ待ってます!

▼カジュアル面談はこちらからお願いします 💁‍♂️

Casieサービスを担う「未来のデザイナーさん」とお話ししたい 藤本 翔さんと「Casieサービスを担う「未来のデザイナーさん」とお話ししたい」について話しませんか? meety.net

▼Casieの手作り採用ページも是非みてね 👀

Casie採用情報 目次 Casieが大切にしていること 創業ストーリー 市場もニーズも無いと言われ続けたアートのサブスクを、それでもぼくが recruit.casie.jp

株式会社Casieでは一緒に働く仲間を募集しています
4 いいね!
4 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング