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初のオンライン展示会奮戦記。「BOXIL EXPO 第1回 財務・経理・総務展」でキャシュモ社員が得たものとは。

はじめまして、採用担当の山崎です!つい先日「BOXIL EXPO 第1回 財務・経理・総務展」に参加してきました。

昨今のコロナによる経済活動への影響は留まるところを知らず、生活様式も働き方も一変しました。

リモートワークの急激な普及によって日本企業のデジタル化は一気に5年分以上進んだとも言われており、改めてSaaSへの注目が高まっています。

キャシュモもクラウドサービスを広げて更なるDXを推進し日本経済復活に貢献するべく気合十分に臨んだ今回の展示会。様々なお客様と出会うことができ、キャシュモのサービスの価値も再確認。充実した結果となりました。

しかし、実はキャシュモは今までにオンライン展示会への出展経験がなく、準備から当日に至るまで初めてのことだらけ。

そんなわけで苦戦あり笑いあり、奮闘した先には一体どんな結末が待っていたのか、レポートでお伝えします。

BOXIL EXPOとは?


SaaS比較サイト「ボクシルSaaS」(URL:https://boxil.jp/)を運営するスマートキャンプ株式会社が開催するオンライン展示会イベントです。リアルタイムで配信されるセミナーの視聴、気になったサービスについてその場で提供会社の担当者に質問、さらにもっと知りたい方向けの個別商談までシームレスに進めるのが特長となっています。

SaaS(IT製品)を提供する企業が一同に集う展示会の中では日本最大級(各回約3000名参加、総出展企業数は130社以上)となり、各開催回のテーマに沿ったコンテンツが充実しています。

BOXIL EXPOは様々な分野で開催されていますが、今回キャシュモが参加したのは「BOXIL EXPO 第1回 財務・経理・総務展」。これはBOXIL EXPOとして初となる財務・経理・総務のバックオフィス領域に特化したオンライン展示会です。

基調講演には平井卓也デジタル改革担当大臣を始め各分野の著名人が登壇。他にもスペシャルプログラムとして業界著名人のトークセッションがあり、出展企業によるセミナーも多数開催され、展示会を通じてIT製品を中心に最先端のバックオフィス業務支援サービスを紹介する場です。

キャシュモ初挑戦のオンライン展示会、手探りの作戦会議

バックオフィスに特化したBOXIL EXPOも初ですが、キャシュモとしても初のオンライン展示会。過去の様子もわかりませんので、展示会開催中のイメージがなく、ゼロベースで企画〜準備を進めていくことに。

早速、関係者が集まって作戦会議を開きます。まずはオンラインとオフラインでは何が違うのか、それに対してどのような準備をすべきなのか、想像を膨らませながら議論を交わします。

会議の結果、来場者とキャシュモの接点はオンラインブース上に限られるため、ここに掲載するコンテンツをいかに充実させるかが鍵になると分析しました。オフラインの展示会であれば、キャシュモのアットホームさで来場者にお声がけしブース内にご案内・ご説明できるのですが、その得意技が一部封じられる格好になります。

しかし条件は各社同じですので、オンラインブースに立ち寄って下さった来場者に関心を持ってもらえるよう、ダウンロード可能なホワイトペーパー、セールスピッチ動画、そして代表梶井のメッセージ動画を作成しオンラインブースを充実させることを決定します。

いざ動画撮影がスタート、これで準備は万端のはず?!

展示会2週間前の2月9日、担当スタッフたちは初の撮影に挑みます。最初の撮影に選ばれたタイトルは「間違いだらけのクラウド導入」。キャシュモのサービスの意義を最初に知ってもらうためのとても大切なパートです。撮影場所は都内某スタジオ…ではなく、残念ながらいつもの会議室です。

しかし、どのような状況下でも常にクオリティの高いコンテンツを生み出すにはどうすればよいかを探求し続けるのがスタートアップに必要な価値創造のマインドであると言わんばかりに、率先して開発部の青木が照明用アンブレラ、ソフトボックスやクロマキー合成用のグリーンバックを設置。おかげでいつもの会議室がさながら本格的な撮影スタジオの様相に早変わり!これなら実はAmazonで15,000円という激安撮影機材でもなんとかなりそうです。


満を持してセールスピッチに登場するのは「クラウド経理業界の池上彰」こと、大竹シニアマネージャー。原シニアマネージャーは私物一眼レフで手厚くサポートします。

初めての撮影に少々戸惑いつつも、何とか予定通り代表梶井の代表メッセージ撮影まで完了。(余談ですが、代表梶井のメガネは展示会への意気込みからか、この日から新しいものに変わりました。)

撮影が終わると、ここからは動画編集を担う原シニアマネージャーが相棒である私物MacBookのiMovieで制作作業に入ります。

途中、「グリーンバックの背景を抜くとなぜか大竹シニアマネージャーが赤くなってしまう」というトラブルが発生したものの、編集した動画をさらに編集するという技を駆使してなんとか編集も完了。本番が近付く中、準備万端と少し肩の荷が下りたような気がしました。

編集で赤くなってしまった大竹シニアマネージャー…

予定外の対応にも

機転をきかせ、技術が上がったスタッフたち

完成した動画を早速社内で共有。撮影と編集を頑張ったので、いろいろな感想やねぎらいのことばを楽しみにしていた撮影クルー。チャットで共有した大竹シニアマネジャーの動画には早速「いいね!」や、「とても良くできていると思います。ハンサムだし^^」などのコメントがつきました。一方代表梶井の動画は待てども反応はなく、そして気付けばまさかのノーコメント。原シニアマネージャーからボツと再撮影を言い渡されたのでした。

しかし梶井はがっかり気落ちしていたわけではなく、逆に「もっとサービスの意義や特徴に踏み込んで『経理にはこんなことが必要ですよ。でも今のリソースで出来ないでしょ?』というメッセージを打ち出すべき」という指示をメンバーに伝達。自身の動画がボツになったのにもめげず、大竹の動画にも厳しいツッコミを入れて再編成を目指す梶井なのでした。

ここで上を向くのがキャシュモ社員の良いところ。大竹は渾身の動画のさらに上を行くべく新たに制作することを決定。具体的には、「クラウドサービス導入編」、「クラウド運用編」、「資金繰り管理編」、とクライアントニーズごとにメッセージを変えた3本の動画を追加撮影することに。展示会1週間前の2月18日が予定外となる2回目の動画撮影日となりました。本番一週間前ですから、これが撮影できる最後のチャンス。後がない大竹シニアマネージャーは撮影ギリギリまで会社近くのドトールに籠りトークの練習を続け、他の撮影クルーも各自の準備に余念がありません。

否が応にも緊張感が高まっていき、と思いきや、撮影への慣れもあり意外とスタッフ陣は落ち着いていました。登壇者がトークに集中して視野が狭くなっている、と思ったら撮影中にカメラ目線になるようにカンペを出すなど気の利いた小技もマスター。立派な撮影クルーとなりました。

落ち着いたスタッフたちにサポートされて、梶井、大竹とも順調に二回目の動画撮影を完了。カメラが止まった時には、皆が手応えを感じた様子でした。

しかし当然、撮って終わりではありません。実は翌日からイベント来場者へチャット送信を予定していたため、その日のうちに編集作業を完了させる必要があった原シニアマネジャー。

帰宅するとすぐに4本の動画編集に取り掛かります。品質には少々目を瞑っての特急仕上げでしたが、それでも完成したときには時計を見ると針は午前4時をさしていたそうです。(本当にお疲れ様でした!)

その後も展示会当日まで、営業担当の阿部が陰ながらBOXIL社と連絡をとり、直前まで多数の調整や確認に奔走。ここに書ききれないスタッフも多いですが、各々の領域で持てる力を最大限発揮し、どうにか初のオンライン展示会本番に漕ぎ着けます。

会期中は情報収集とお客様対応に奔走、たくさんの出会いが

渾身の動画をブースにアップすると、想像していたよりも手作り感が滲み出ていることに気付きます。他社と比較して浮いてしまったかなと思う一方、温かいキャシュモの雰囲気が伝わる形になったのではと思っています。


おかげで余計な緊張感も和らぎ、和やかな雰囲気でスタートした初のオンライン展示会。

会場のメインステージでは3日間にわたり業界著名人のトークセッション等が配信され、基調講演には平井卓也デジタル改革担当大臣を始め錚々たる著名人が登壇。


他にも豪華メンバーによるスペシャルセッションが連日配信されており、今回のテーマが財務・経理・総務展だけに今後のバックオフィスの在り方や、注目しているサービスの紹介など、出展者としても目が離せないコンテンツで目白押しでした。

キャシュモも負けずに頑張らねば!ということで来場者が気軽に相談しやすい導線を作ろうと動きます。そう、オンライン展示会対策として充実したコンテンツに加えてチャット作戦を準備していたのです。第一印象に気をつけながらも、ターゲットになりそうな方には積極的にチャットを送信しようということで、アカウンティング部の畑山が作成したスプレッドシートで連携をとりつつ、マーケ部だけでなく、セールス部、アカウンティング部、導入コンサルティング部など関連部署総動員でシフトを組んでいざ決行!

と意気込んだは良いものの、開始当初は思いの外展示会への参加者そのものが少なく、そもそもチャットを送れる方があまりいらっしゃらないという事態になりました。

やや肩透かしを食らった形のスタートでしたが、それでもお客様一人一人にキャシュモならではのあたたかさは忘れずに対応を続けます。すると、思いが伝わったのか参加者は徐々に増えていき、チャットと商談で大忙しとなりました。

このような形で、展示会をトータルで振り返ってみれば、多くのお客様とお会いでき、がんばった動画も大活躍。オンライン展示会は初参加にして大成功となったのでした。



オンライン展示会や新しい発信を手伝ってくれるメンバー大歓迎

実はキャシュモの個性豊かなメンバーたちは元来オフラインの展示会でのリード獲得を得意としています。

今回初めてオンライン展示会に参加した結果、もちろんオフラインとの違いで戸惑うこともありました。例えばその瞬間にブースにいらっしゃる来場者が何人いるのかなどリアルタイムでの状況把握が難しく、せっかくキャシュモに関心を示してくれたお客様にどのように対応するかが今後の課題となりました。

逆に良かった点としては、紆余曲折ありながらも自前で良いコンテンツを作り上げられたことではないでしょうか。一筋縄ではいかないこともありましたが、それも含めて良い経験。機会があれば今回の反省を踏まえてよりパワーアップしたスタッフ陣で次のオンライン展示会にも出展したいと考えています。

キャシュモとしても展示会で広く発信する機会を経験したことで、ますますキャシュモのビジョンを広げたいという意欲がわいたので、形式こだわらず今後どんどん露出を増やしていきたいと思っています。

そのためにも、枠に囚われずいろいろなアイデアを持った人が必要です!

というわけで、キャシュモを一緒に盛り上げてくれる仲間を募集中です!

株式会社キャシュモでは一緒に働く仲間を募集しています
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