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大手企業の成長を支えたデータサイエンスの専門家が考える、成長企業の条件

ビックデータやAIの黎明期にスタートアップや誰もが知る大手企業でデータサイエンティストとして活躍してきた大隅さんが、2022年4月よりCTO兼CDO・プロダクト部長としてカメラブ株式会社に入社をしました。

在籍していた企業の成長に寄与してきた大隅さんが、スタートアップ企業であるカメラブ株式会社を選んだ理由、カメラブの成長可能性についてお話しをしてくれました。

AIやビックデータ黎明期にデータサイエンティスト、開発者として活躍

ー 大隅さんのキャリアについて教えてください。

私は慶應義塾大学大学院理工学研究科を卒業して、研究職からキャリアをスタートさせました。世界中でフィルムカメラが主流だったころ、米国コダック社の直轄研究所に入社をして写真のデジタル化やデータに関わる研究開発をしていました。

コダック退職後も、基本的にはデータを扱う仕事をしていました。ちょうど「ビックデータ」という言葉が出始めた時期に、インターネット上のユーザー行動分析、大規模データ活用をしていました。

リコメンド機能が浸透していなかった時代に、リコメンド技術の研究開発に携わり、大手ショッピングサイトの機能として採用されたことがあります。在籍していた企業はさらに有名になり、企業拡大を目のあたりにしました。日本でも多くの企業に採用されている技術の開発に携われただけでなく、プレイングマネージャ―としてチーム管理を経験できたのは貴重な経験でした。

その後、オンライン英会話のスタートアップ企業に入社しました。情報戦略部の部長をしながら社内のセキュリティ体制強化、データドリブンな仕組みを作るといった多様な業務に携わりました。サービスの成長を実感し、仲間が増え、企業が成長する。その過程に大きな喜びを感じました。

データサイエンティストとして最前線で働いたからこそ行きついた道

ーカメラブとの出会いを教えてください。

研究者、データサイエンティスト、会社の技術力やAI戦略を発信するテクニカルエバンジェリストといった数多くの経験を重ねる中で、技術力を深めるのはもちろん、企業の成長を実感しながら働くことに大きなやりがいを見出すようになりました。そんなときにエージェントに紹介してもらったのがカメラのサブスクリプションサービスを展開するカメラブ株式会社です。

履歴書にある趣味の欄に「写真撮影」と書いたのがきっかけでカメラブを紹介してもらいました。当時、こんな会社があるんだと、強い興味を掻き立てられました。カメラのサブスクリプションサービスがあること自体知らなかったので、高額の機材をレンタルできるサービスにはとても驚きました。カメラブの理念「カメラの文化をふたたび」にも深く共感したことを覚えています。

-入社した感想はどうでしたか。

カメラブはビジョンが明確で、ユーザーニーズを本気で捉えてサービス提供をしています。おそらく、メンバーもカメラ好きだからでしょう。私もカメラが好きなので、会社の方向性にはとても共感します。

小学生の時にオリンパスのフィルムカメラを父親にもらい、フィルム一眼レフに移ってからは、アルバイトをして欲しいレンズを買ったりと、カメラに愛着があります。今では家族の撮影が中心ですが、カメラはいつも自分のそばにある存在でした。そんな好きなものに携わる仕事というのは何よりもやりがいにつながりますね。

成長企業にはユーザー理解と高い技術力が必要になる

-カメラブに感じてるポテンシャルについて教えてください。

カメラブはコロナ禍でも成長し続けています。それは、ユーザーのニーズをきちんと捉えられていること拾えていることの表れです。カメラは初心者の方からプロまでユーザーの幅が広いですが、それでもニッチな商品だと思うんですね。ニッチな市場であっても、ユーザーのニーズをよく理解してサービスの質を上げ続けているからこそ、成長し続けているのだと思います。

-カメラブを成長させるために今後大隅さんはどのようにカメラブに関わっていくのでしょうか。

ユーザーにオススメの機材をサジェストする、GOOPASSのリコメンド機能強化をはじめとするデータの活用をベースに貢献していきたいですね。それぞれのユーザーがカメラ機材をどのように使っていて、どの機材が合っているか、そういった情報を精査してユーザーを深く理解しながらサービスレベルの向上に努めたいです。

カメラブでは既にカスタマーサクセスチームやUXチームがユーザーとコミュニケーションをとってくれていますし、ユーザーに関するデータ量も充実しています。それをベースに、AIやデータ分析を駆使しながら、ユーザーもカメラブスタッフも両方サポートすることでサービスレベルをより向上さられると思います。

AIの活用というと、全てが機械化されて少し怖いイメージを持つ方もいますが、大切なのはAIと人の共存です。人にしかできないことと、AIで効率化する部分を住み分けることでサービスの質を効率的に高めることができます。

-チームメンバーに対して思ったことを教えてください。

カメラブのように常にサービスをアップデートしている企業においては、新しい事業立ち上げや機能追加が必要になります。変化が求められる環境下で、カメラブメンバーはコミット力が非常に高いと思います。そもそも技術力がある上に、推進力もあるチームですから、データドリブンでさらに成長が加速していくと思います。

-どのような方がカメラブで活躍できると思いますか。

経験が豊富なメンバーも多いので、技術力を高めたい、技術を活用して事業成長に携わりたい方には最適な環境だと思います。プロジェクトMGR、エンジニアリングMGR、またそのポジションを目指しているエンジニアの皆さん、技術リードとしてスペシャリストを目指す皆さんに最適な環境です。

カメラブは経営陣含めてみんなで事業を盛り上げる空気があります。技術だけでなく事業の成長に興味がある人にきてほしいと思います。

データサイエンティストとして最前線を走り抜け、名立たる企業の成長に携わってきた大隅さんは、「スタートアップ企業は技術力をもっていることが重要だと考えます。カメラブは開発メンバー一人ひとりの技術がとても高いので、技術力がある集団だと思います。」とカメラブメンバーについて語っていました。蓄積されたデータ、技術力のあるメンバーに加えて大隅さんが入社したことで、GOOPASSはより一層ユーザーの期待を越えるサービスに成長していくイメージができました。

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