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【総院長インタビュー後編】忙しい現代女性に鍼灸の良さを広めたい。美容鍼ブームを牽引してきたカリスタの理念とは

こんにちは、カリスタ採用担当です。前回に引き続き、カリスタが運営する女性限定鍼灸サロン『CALISTA』と、リフトアップ特化型美容鍼『C by CALISTA』の総院長を務めるCHIHIRO(ちひろ)のインタビューをお届けします。後編では、サロン開業後の急成長の経緯と鍼灸の魅力、お客様への想い、今後の展望について語ってもらいました。


【総院長インタビュー前編】多忙だったアナウンサー時代に出会った鍼灸。その効果と東洋医学の奥深さに魅せられ、自らも鍼灸師の道へ | カリスタ株式会社
こんにちは、カリスタ採用担当です。今回から2回にわたり、カリスタが運営する女性限定鍼灸サロン『 CALISTA』と、リフトアップ特化型美容鍼『 C by CALISTA 』の総院長を務めるCHIHIRO(ちひろ)のインタビューをお届けします。前編では、幼少期から学生時代のエピソード、アナウンサーを目指したきっかけから鍼灸との出会い、そしてカリスタ創業に至るまでを語ってもらいました。 ―― ...
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予約サイトで口コミランキング1位を獲得

―― 最初はどのように始められたのでしょうか?

最初はマンションの一室で鍼灸サロン『CALISTA』を開業し、お客様も友人や前職の後輩が来てくれて、その方たちがお友だちにお勧めしてくれて…と知り合いベースでスタートしました。そんな中で、雑誌の『美ST』に掲載していただいたり、ホームページも完成したりして、徐々に一般のお客様も増えていきました。開業して半年後には、どうしてもカリスタで働きたいと言ってくれる人も来てくれて、最初のスタッフとして採用。さらに半年後、お客様もさらに増えて、もう一名採用した直後に、東日本大震災が起きたんです。翌日が結婚式なのでどうしても施術をお願いしたいというお客様がいて、余震の中で施術したのをいまでもはっきりと覚えています。

―― 震災の影響はありましたか?

確かに一時的に予約が減ることもありましたが、鍼灸は世の中に絶対に必要とされるものだという確信があったので、心配はなかったですね。震災の翌月、ちょうど開業して1年経ったころには、マンションが手狭になったこともあり、サロンを移転しました。また、その直後くらいから、最近予約数が増えているなと思っていたら、オズモールの口コミランキングで1位になっていたんです。当時はまだ鍼灸というカテゴリーがなくて、リラクゼーションのカテゴリーに、鍼灸院として初めて『CALISTA』が入ったのですが、そこで1位を取得していることをお客様から伺って、驚きましたね。特にお客様に口コミを書いて欲しいというお願いもしていなかったので、純粋にうれしかったですし、お客様には感謝しかありません。2軒目の場所もエアコンが設置できない部屋があるなど不便なこともあったのですが、クレームは1件も出ることもなく、多くのお客様に通っていただき、移転した半年後にいまの恵比寿本店に移転しました。

―― 施術のクオリティとホスピタリティがお客様に支持された結果ですね

小さい頃にも感じた「自分ができること、正しいことを精一杯やっていれば、いつか必ず報われる」ということを改めて実感しました。当時は私も鍼灸師になってまだ2年目で、いま思うとかなり未熟だったと思うので、本当にお客様に恵まれてきたんだなと改めて思います。当時から、たくさんの鍼灸院がある中で『CALISTA』を選んで来てくださったことに対する感謝をお伝えすることを最も大切にしていて、今日この時間を作ってくださったことに対する感謝の気持ちで、「ありがとうございました」という言葉でお客様を送り出すことは、カリスタの文化となっています。

多くの方に鍼灸の良さを知ってもらうために始めた美容鍼、それがブームの先駆けに繋がった!

―― 美容鍼を始めようと思ったきっかけを教えてください

鍼灸の根本的な考え方として、“まずは身体全体を整えることで、結果的に美容にも効果がある”というのがあり、私が通っていた学校でもそのような教育方針でした。ただ、身体の不調を感じた時に鍼灸のドアを叩くよりも、美容を前面に出すことで、鍼灸を受けるハードルが下がり、結果として受け皿が広がると思ったんですね。私自身もそうですが、仕事や育児などで忙しい現代女性は、美容の悩みも健康の悩みもいっぺんに解決できたほうが嬉しいですよね。まずは鍼灸の良さを知ってもらうために、美容を前面に出した美容鍼をやってみようと思いました。

私が美容鍼を始めたころは、美容鍼そのものがそこまでメジャーではなく、学校の授業でもまだ美容鍼の授業はなかったんです。あれから12、3年ほど経ちましたが、いまは美容鍼の授業がないと学生が集まらないくらい一般的になっているので、美容鍼ブームの口火を切ることができたのかなという自負はあります。また、私たちがオズモールの口コミが良かったのもあって、他の鍼灸院の掲載が増え、オズモールの中に鍼灸部門ができたという流れも、鍼灸を広めるきっかけ作りができたかなと思っています。

―― 現在、カリスタでは、『CALISTA』と『C by CALISTA』を展開していますが、どのような違いがあるのでしょうか?

ふたつの大きな違いは、『CALISTA』では全身を診ますので、仕事や育児などでお疲れの方から、妊婦さんや産後のケア、不妊、更年期など、身体の不調やお悩みをお抱えの方まで、様々な方がいらっしゃいます。身体への鍼灸、お顔への美容鍼に加え、ご要望によっては経絡に沿ったオイルマッサージを行って、全身を整えていきます。東洋医学の理論に基づき、美容と健康の両方のお悩みを鍼灸で改善していくのが、『CALISTA』の特徴です。

一方、『C by CALISTA』のほうは、リフトアップ美容鍼のプランがメインです。多くのお客様が施術後に鏡を見て感動されるくらい即効性があります。男性の鍼灸師も活躍しており、更に店舗を増やしていきたいと考えているので、今後が楽しみです。

―― CHIHIROさんから見た鍼灸師という仕事の魅力とは?

自分の仕事の良し悪しがダイレクトにわかるところですね。アナウンサー時代、視聴者の方から「声を聴いて元気になったよ」「今日も一日頑張ろうと思いました」というようなお便りをもらうのがとてもうれしかったのですが、直接のコミュニケーションというのはなかったんですね。いまはそういう声もお客様から直接いただけますし、自分が行った施術の効果も自分自身で受け取ることができますので、難しさもありますが、同時にその面白さを実感しています。それと、年を取って経験値が増えるほど、思考がクリアになり、施術にもダイレクトに反映されていくので、まったく飽きることがないんです。3000年の歴史があるので、一生勉強しても終わらないですし、100%の正解もない。20代のころから、年を取っても続けられる仕事がしたいと思っていたので、これから先も鍼灸を追求し、「CHIHIROさんは亡くなる前日まで施術していたよね」と言われるような一生を送りたいなと思っています。

―― 普段どのようなことを心がけていますか?

鍼灸は人の手で行うものですので、自分自身の心身の状態がダイレクトにお客様に伝わってしまいます。そのため、お客様に掛ける言葉や施術が自分の調子に左右されるという状況を作らないよう、一年365日、自分自身の体調や精神面を整えることを常に心がけています。とはいえ、人間やはり調子が崩れてしまうこともあるので、それに打ち勝とうと、日々挑戦し続けて、気づいたら10年以上経っていた!という感じですね。途中2回出産して、いまも育児と両立しながらですので、息をするのに精一杯みたいな日もあるのが正直なところです(笑)。子どももまだ小さいですし、仕事と育児の両立は大変ですが、時間が限られている分、効率的な方法を考えたり、マネジメントスキルを磨いたりと、常に勉強の毎日です。

お客様が心地よく生きるための「サードプレイス」でありたい

―― 改めて、カリスタならではの特徴とは?

鍼灸院として10年以上の治療のノウハウがあり、お客様の美容や健康のお悩みを解決する場所であることはもちろん、お客様にとって、心地よい時間を過ごすことのできる、自宅でも職場でもない第3の場所=「サードプレイス」でありたいと思っています。カリスタの考える美しさとは、見た目の美しさはもちろんですが、生き方や考え方など、その人が醸し出す「気」も含めて内面から美しい状態です。触れることで幸せホルモン(オキシトシン)の分泌を促し、心の充実を図ります。さらにカウンセリングにコーチング手法を取り入れることによって、お客様ご自身が在りたい自分を取り戻すサポートをします。ホルモンバランスの変化、気候の変化、ライフスタイルの変化など、女性には様々な変化が訪れますが、変化に負けない状態を目指します。私たちは、365日調子が良く、息がしやすく、心地よく生きるための「サードプレイス」を目指し、お客様が在りたい自分、理想の自分になるためのサポートをしていきます。

―― カリスタの今後の展望についてお聞かせください

これまでも単純に人を入れて店舗数を増やしていくというよりは、一生懸命やることでお客様が増え、そのためにスタッフ=仲間を増やし、その結果として店舗が増えてきました。また、仲間が増えることで多様性が生まれ、技術もブラッシュアップされて、より良いサービスをお客様に提供できていると思っています。現在は、『C by CALISTA』の多店舗展開を行っており、『CALISTA』は恵比寿2店舗と広島1店舗だけなのですが、今後は恵比寿と広島以外でも『CALISTA』の施術が受けられるようにできたらいいなと考えているところです。というのも、広島の店舗は元々『CALISTA』の本店にいたスタッフが、結婚のために地元に戻ることになった際に出店したという経緯があります。彼女は勉強熱心で技術力もホスピタリティも高く、お客様からも社内からの信頼も厚いスタッフで、カリスタの理念や施術を広島でも広めたいという熱い想いを抱いてくれていたため、地方ではありますが、出店を決めました。ほかにも地方出身のスタッフがいますので、もしまた同じように地元に戻るようなことがあった際に、同じ想いがあれば、出店していきたいなと思っています。

―― 最後に、カリスタへの入社を志望する方へのメッセージをお願いします

技術力は、努力と経験を重ねることで向上していくものですので、いますぐにできるかどうかではなく、何事も努力し続けて、やり抜くことのできる人がいいですね。特に大切なのは、素直であること、そして感謝の気持ちを持てるかどうか。お客様が来てくださることも、技術を提供できることも、練習ができる場所があることも、どれも当たり前ではありません。私たちは何もないところから自分たちの手で作り出してきているので、これまでカリスタに関わってくださった方たちがいたからこそ、いまのカリスタがあるということをずっと忘れてはいけないし、これから新しく入ってくる人たちにも、その感謝の気持ちを伝え続けていきたいと思っています。

いかがでしたでしょうか? カリスタでは今後の事業拡大、店舗拡大に向けて、鍼灸師をはじめ、様々な職種を募集中です。カリスタや総院長の理念に共感してくださった方、興味を持ってくださった方、ぜひお気軽にご応募ください。


鍼灸師
東京にあるリフトアップ特化型サロンで活躍したい鍼灸師、大募集
「東洋医学をくらしに」をビジョンにかかげ、鍼灸業界向けのWebサービスと、女性限定の美容鍼サロンを8店舗、運営しています。 ■ネット事業 『しんきゅうコンパス』は、すでに5年かけて成熟させてきたプロダクトです。掲載院数は30,000を超える、業界最大規模のサイトです。 『しんきゅう予約』は鍼灸院に特化したことが最大の特徴で、なおかつ基本的に利用無料ということもあり、多くの鍼灸院で使われるようになってきました。 今後の展望としては、鍼灸業界市場3,000億円市場を1兆円市場に伸ばすことを目指しています。 そのためにも、『しんきゅう予約』『しんきゅうコンパス』の戦略・戦術立案、機能強化、そして鍼灸院への普及に努めていく予定です。 加えて、多くの鍼灸院のMA(マーケティングオートメーション)や、経営データを蓄積し、分析して提供する、経営支援サービスも具体化していきたいと考えています。 ■サロン事業 女性限定鍼灸サロン「CALISTA」と、リフトアップ特化型美容鍼「C by CALISTA」の2ブランドを展開しています。 店舗は、恵比寿2店舗、表参道、銀座、新宿南口、渋谷、池袋、広島にあり、今後も拡大予定です。ご来店されるお客様の満足度は非常に高く、創業当初から10年以上経過する今でも毎月定期的にご来店頂いているお客様も多々いらっしゃいます。 美容鍼という非常にトレンディーで、成長性の高いドメインにおいて、リーディングサロンとして、業界からも注目を集め続けている会社です。
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