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「Rename」という新しい流通の形に感じる可能性|商品管理チーム・下村 紗里衣にインタビュー

FINEでは、ブランドさまやメーカーさまの在庫に対し、ブランドネームタグ(襟ネーム)や洗濯表示タグ(内タグ)などを付け替えて再流通する『Rename(リネーム)』事業を展開しています。ブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損することなく、在庫の換価や廃棄コストの圧縮が可能です。これまでとは違う顧客層へも商品価値を提供できる、新しい流通方法です。

今回は2019年4月にFINEに参画したばかりの、商品管理チーム所属の下村 紗里衣氏にお話を伺いました。

下村 紗里衣|プロフィール
1990年生まれ、三重県出身。大学で教員免許を取得、卒業後は教育企業に就職し、家庭教師などの教育関係の業務を行う。2019年4月からFINEの商品管理チームに参画。現在は小森のアシスタントとして在庫管理などの業務を行う。

ー前職は教育関係のお仕事だったんですよね。なぜアパレルに入ろうと思ったのですか?

下村:親戚が経営していた洋裁工場に幼い頃よく遊びに行っていて、物心ついた頃から服が身近にありました。その影響でミシンで服をつくったり、絵の具で服をデザインしたりするようになり、いつしかアパレルの仕事をしたいと思うようになりました。

教育とはかけ離れた業界なのでアパレルに踏み出すまで時間がかかりましたが、やはり今しかできないことをやろうと思い、この度FINEに転職しました。

ーアパレルの中でもFINEを選んだのはなぜですか?

下村:古着には古着独自の流通があるように、「Rename」という新しいアパレルの流通がこれから確立されると思ったんです。

古着はターゲットが主に若者に限定されていて、かつ出回る数が少ないにもかかわらずうまく流通していますよね。古着とはまた違った新しい2次流通の形として、これからはRename独自の流通が確立する可能性を感じました。

下村:アパレルの中でもFINEを選んだもう一つの理由として、店舗に出て直接売るよりは、服をより良く見せて世の中でうまく循環させるような仕事がしたいと思いました。

ー「服をより良く見せる」ということについて詳しく教えてください。

下村:見せる人の工夫によって、服の見え方は大きく変わると思うんです。たとえばメルカリだと、写真の撮り方や加工で良く見せることで、買った値段より高く売れることがあります。また、雑誌でモデルさんのコーディネートが良いと、その服の売れ行きが上がることもあります。

服を売るには売り方も大事ですが、見せ方の工夫で服の魅力をどこまで引き出せるのかも大事だと思っています。

ー下村さんにとって服はどういうものですか?

下村:着る人を素敵にするものだと思います。スタイルが良く見えるように考えられた服であれば、シルエットを良くする工夫がどう施されているのか知りたくなります。そこで、自分が買おうと思った服でなくても、形や素材、丈の長さを観察するときがあります。

仕事が速かったり服の知識が豊富だったり、FINEには尊敬する人がたくさんいますが、その中でも純粋に服が一番好きなのは私なのかなと思います。

ーこれからFINEでどのような仕事をしたいですか?

下村:私は服を業者さんとやり取りする側より、買い手側の気持ちの方がわかると思うので、買い手目線での意見を積極的に出していきたいです。そして、いつか私にしかできない企画を立てれるといいなと思います。また、異業種から来たということもあり未熟な部分がまだまだ多いので、一日も早くFINEの戦力になれるよう努力したいです。

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