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パイロットとSDGsを語りました。

こんにちは!豊泉です。


先日某航空会社のパイロットの友人と
話をする機会がありました。

(ここでは、
彼のことは”タッキー”と呼ぶことにします。)

タッキーとは、塾のアルバイトで4年間ほど
一緒に働いたことがあり、私の2学年下の後輩です。


タッキーは、東工大出身のエリート。
パイロットに昔からなりたかったわけではなく、
本人曰くたまたま選考が進んだとのこと。笑


爽やかな青年ですが、思ったことはズバッと
年齢関係なく言う気持ちの良いナイスガイです。


最後にあったのはタッキーが、
訓練生として海外に行く5年前。


そんなタッキーとこんな話をしました。

(以下、私=とタッキー=タ



と「コロナになったけど、仕事どうなの?」



タ「一日1.5往復がデフォルトでしたが、
  1往復になったのと、国際線の仕事が
  ないです。本当なら今頃もっと大きな
  ジェット機を操縦できたんですが。」



と「かっこいいな。笑
  いま仕事で目標とかあるの?」



タ「超一流ピッチャーがアウトローに
  ズバッと球を投げるような感じで、
  操縦うまくないりたいです。」


(私とタッキーは野球好きなのでここから 
 最近の野球話へ。阪神の佐藤すごいとか笑)


と「やっぱり上手いパイロットと下手なパイロットて
  いるだなー。
やっぱり着陸する時に、フワッと着地する人は 
  上手いなーって思うよね。


寝てる時に、ドン!って着陸されると
墜落したのか!?ってビビることあるもん笑」



タ「皆さんよくいうんですけど、
  あれ逆なんですよ。
ドン!が上手いんです。
  というか、今風です。

フワッと着地は昭和です!笑」




あの着陸時の「ドン!」に、ビビるというのは
共感してくれる方が沢山いるとおもいます笑


タッキーいわく、フワッと着陸すると
ハイドロプレーニング現象
(車輪が水の上に浮き制御できなくなる)
の原因になるそうです。

また、ドン!とつけるのも難しいらしく
私が、「下手」と思っていた操縦は
実は「プロの技」ということでした。


この場を借りて今まで心の中で「下手だな~!」
と言ってしまったパイロットさんすみませんでした。



と「ドン!ってやるなら直前でアナウンスして
  欲しいんだよね。そしたら寝てても起きる
  と思うんだよね。」



タ「え?アナウンス入りますよね?」



と「いや、あれ20分前とかじゃん。
  いわゆる二度寝しちゃうのよ。
  出張で疲れてるととくにね。
  (たいていは前日の飲み過ぎが原因)」



タ「着陸時ってパイロットが1番集中するんで
  操縦に全集中しないとなんです。

  あと、客室乗務員も着陸時は座ってて
  いつ着陸するかは、わからないんです」




「ドン!」に何度もビビった経験のある方なら
私と同じことを思ったことあると思います。

どうやら今のオペレーションでは、
着陸直前のアナウンスは難しいそうです。


、、、機内モード(ネット入らない)状況でも
高度を測れるアプリとか作れば良いんでしょうかね?

そこそこ需要がありそうな気がして来ました。笑


さて、

こんな話をしている中で、話題はSDGsに。




タ「豊泉さん、SDGsの発信とかしてましたけど
  中小企業とSDGsって結びつかない気が
  するんですけど...」



と「うん、無理にやる必要無いと思う。
  2年前くらいは、ブランディングとして
  なんちゃってSDGsでもよかったけど、
  今は違うからね。」



※わたしのSDGsに関する解説動画はコチラ
https://youtu.be/1AmIxpsi10k

社会福祉法人向けに話してますが、
中小企業の方にも同じ事をお伝えしてます!

数年前に比べ、
SDGsの社会の理解度が高まり

それ違くね?

って思われるものは、
速攻で批判されます。


この理解度は、
大人より子供の方が高く
小学生から学校でSDGsを学びます。

それを教える先生の理解度は、、、
というのはまた別問題笑

みなさんのお子さんでも学校で
SDGsを勉強していると思います。


そこで絶対やるべきではないのが

自社を無理矢理SDGsにはめ込み
ブランディングすることです。

森林とは、全く関係のない、会社が
営業車は、プリウスだから
15番の森の豊さを守ろうに貢献してます!


こんなの最悪です。笑


そして、最近の傾向として


「ホンモノはバッチをつけない」
=自分たちでわざわざ過度のブランディングをしない

という現象がおきてます。

SDGsバッチをつけてる
丸の内サラリーマンが
平気でポイ捨てしたり、
女性差別発言を繰り返したり

もはや、そのバッチ何の意味あんの!?
よく見られたいだけでしょ?

となりつつあるということです。


私の知ってる活動家の若い子は、
誰一人バッチつけてません。

ただ、しっかり取組みをされて
バッチをつけてる方もいるので、
バッチをつけることを
否定してるわけではありません。


ホンモノは、当たり前のようにSDGsに取組み
うまく発信をしているということです。




タ「テレビの報道だと、環境系のムーブメント
  のような扱い方してますけど、
  違うんですよね?」




と「そう。環境、経済、企業統治=ESGの
  目標なんだよね。

単純に、環境に良いものが良い!
  ってわけじゃないのよ。」




そう、SDGs=環境保護
ではありません!

その辺りも↑の動画で解説してます。


こんな感じでタッキーとは長時間にわたり
語り明かしました。



【まとめ】


・飛行機の着陸時のあの恐ろしいドン!は
 むしろ安全を考えたプロの技

・SDGsの過度なブランディングは、逆効果

・テレビが報じるSDGsは環境一辺倒で、
 本質は違う。


・この動画にいいねとチャンネル登録を!笑
https://youtu.be/1AmIxpsi10k


それでは、また!

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